ワット・ボウォンニウェート・ヴィハーラ

Wat Bowonniwet Vihara.ワット・ボウォンニウェート・ヴィハーラ 

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ワット・ボウォンニウェート・ヴィハーラまたはワット・ボウォンニウェート・ヴィハーラ・ラーチャヴィハーンと呼ばれるこの寺院は第一級の王室僧院です。ラッタナーコーシン王朝の王に即位する王子が出家修行する寺院であり、以前はワット・マイ(新しい寺)として知られていました。モンクット王(ラーマ4世)、チュラロンコン王(ラーマ5世)モンクット・クラオ王(ラーマ6世)、プラジャディポック王(ラーマ7世)そして、プミポン・アドゥンヤデート王(ラーマ9世)など、代々のチャクリー王朝の王族が出家しています。そしてラーマ6世と9世の御遺骨はこの寺院に安置されています。さらに、ここは 4 人の最高総主教の住居でもあります。 今もラッタナーコーシン時代の仏教にとって非常に重要な寺院なのです。  ワット・ボウォンニウェート・ヴィハーラの興味深いアート  非常に美しい建築と芸術を持つ寺院のひとつです。 バーンランプーのクラシックな雰囲気と相まって、昔のプラナコーン地区にタイムスリップしたような気分にさせてくれます。  寺院の建築様式は、タイ、中国、ヨーロッパなど、さまざまな文化が融合されています。壮大で美しい寺院です。 本堂に鎮座する仏像の一体はピサヌローク県の北側にあるワット・プラ・シー・ラッタナー・マハタートから移されたチンナシー仏。チンナシー仏はとても貴重な仏像で、あらゆる王が参詣に訪れていました。ワット・プラ・シー・ラッタナー・マハタート寺院が荒廃したため、1831年からワット・ボーウォンニウェート・ヴィハーラに祀られています。  その重要性は、ここがラーマ4世が設立したタマユットニカーイ派の総本山であるということ。最高総主教であるソムデジ・プラ・ニャーナサンヴァラ法王の執務場所であるということです。 それで多くの人はここを"総主教の宮殿 "と呼んでいます。  1914 年にラッタナコーシンの第 10 代総主教を記念してラーマ6世国王陛下のご厚意で建てられた宮殿です。かつてはラーマ4世国王陛下が建設された祈りの言葉を印刷する印刷所があった場所です。 宮殿の特徴は、コンクリート造りの平屋建てで、釉薬瓦屋根(ゆうやくがわら) 屋根の棟は漆喰格子模様(スタッコ柄)で装飾されています。 大理石で覆われた床も重厚感があり荘厳な雰囲気です。 また、ペットパレスは 1996 年に王室後援のシャム建築家協会から優秀芸術建築保存賞も受賞しています。  ラーマ9世が眠っている場所ということもあり、多くのタイ人が参拝に訪れます。 日本人の方にも興味深い建築だと思います。 カオサン通りから徒歩5分なので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね!  Address: 248 Phra Sumen Road, Bowonniwet Subdistrict, Phra...
Wat Khao Tabaek (Sky Walk)

幸運のリボンとガラス橋 ワット・カオ・タベーク(スカイウォーク)Wat Khao Tabaek (Sky Walk)  

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サワディーカー!パットです。  本日ご紹介するのはチョンブリー県の観光名所、カオ・タベーク寺院。 山林の木陰と山頂寺院の静けさ、そして美しい景色。 頂上からはチョンブリーを360 度見渡すことができ、バンコク近郊で美しい写真を撮るのに見逃せないランドマークとなっています。  カオ・タベーク寺院には木陰のある静かな雰囲気の自然学習コースがあり、植物が豊富で、途中には美しい写真を撮るためのチェックポイントがあります。 森林公園内の橋や各所で幸運を高めるリボンを結ぶといったかわいいアクティビティもあります。  カオ・タベークという 寺院の名前は、山にタベークの木がたくさんあることに由来しています。タベークはタイ語ですので、調べてみたところ、日本でいうミソハギ科という被子植物の一種のようです。  功徳を積む場所を探している人なら誰でも一度は行ってみたい場所。景色を楽しんだり、リラックスしたり、ちょっとした冒険をすることができます。 ここに来たなら、特にスカイウォークには行かないと損だと言われていますよ。  お寺の駐車場は広いですが、日差しは少し暑いかもしれません。 時間無制限で無料で駐車できます。  お寺の中に入ると右手にリボンを売っている場所があります。  山の頂上で結ぶと願いが叶うリボンです。 リボンの色は全部で6色。色ごとに叶う願い事が異なります。  - 赤色 = 功徳と幸運  - 黄色 = 商売繁盛  - 青色 = お金が舞い込む 家庭円満  - 白色 = 仕事の成功 名声 無病息災  - オレンジ色 = すべてのあなたの願いを叶えます  -...

ロンドンストリート London Street

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ロンドン ストリートは、2015年にオープンしたタイ初のコミュニティ フード モールです。 「ロンドンシック」をコンセプトにデザインされ、バンコクの郊外、パタナカーン通りに英国風のランドマークを築きました。 MK Suki、Yayoi軒、Miyazaki鉄板焼き、Le Petit Cafe、Le Siam Thai Restaurantの5つのMKグループのブランドレストランで構成されています。 MK グループは、初めてタイの顧客に新しいタイプの体験を生み出すために 3 億バーツ以上を投資しました。 「ロンドンストリート」プロジェクトの総面積は1.8ライ(2,880㎡)。 ここでは、ロンドンという街のユニークさが生き生きと表現されています。 外観も内装もロンドンスタイルの雰囲気が漂います。  「ロンドンストリート」に到着したら、まず写真を撮りたくなっちゃいます。ロンドンと言えば赤い二階建てバスのダブルデッカー、ロンドンタクシー、電話ボックスなど。 そして最も目を引くのはビッグベンの時計塔です。時計はリアルタイムのタイ時間で動いており1時間ごとに鐘が鳴ります。  MKグループの会長兼 CEO であるリット・ティーラコメン氏はこのプロジェクトのモデルとしてロンドンを模した理由をこう述べて居ます。 「英国の貴族の印象に好感を持っていたため、自身の子供たちもすべてイギリスの学校に通わせました。信仰、国籍、文化の多様性が好きなんです。多様性とダイナミックさを併せ持つ都市です。このプロジェクトはMKの所有地に建設します。そのメリットは、自社の食品売り場を作るだけでなく、ここをショールームとして使えることです。海外のパートナー企業が見に来るとき、ここに一堂に会して、各レストランの料理やサービスのスタイルを理解することができます。また新しいメニューを試す場合に、まずこのブランチから始めるのです。」 そのため、一般の支店にはないここだけの特別なメニューもあります。  タイの人々に古くから親しまれているタイスキの老舗レストラン。  言わずと知れた日本料理のレストランやよい軒のタイ支店のひとつ。 全く新しいやよい軒としてリニューアルしました。 これまで以上に国際レベルの味とサービスを高めてロンドンストリート限定の新メニューを発表しました。  シェフの技が光る鉄板焼き料理と、イギリスから輸入した良質な牛肉を秘伝のディップソースでいただくおすすめメニュー「アンガスビーフ」。  モダンな本格タイ料理をロンドンスタイルの雰囲気の中で味わえます。  白を基調とした可愛らしい雰囲気のお店で、スパゲッティ好きにはたまらないメニューがたくさんあります。 食後のデザートにはスイーツメニューとぴったりの香り高く味わい深い高品質なグアテマラブレンドコーヒーをどうそ。  お子さんがおもちゃで遊べるお部屋もあります。...
ワット・ラチャボピット・サティマハシマラーム

ワット・ラチャボピット・サティマハシマラーム Wat Ratchabophit Sathitmahasimaram

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バンコクにはラタナコーシン王朝の歴史にとって重要なだけでなく、美しい寺院が数多くあります。 その建築物の美しさは訪れて勉強する価値が大いにあります。 そのうちの 1 つは、このエリアにある美しい寺院、ラーマ 5 世とラーマ 7 世の王室寺院であるワット・ラチャボピット・サティット・マハ・シマラームです。 バンコク唯一の王室墓地がある寺院です。 ここにラーマ 9 世(プミポン国王)のご遺体も安置されています。そしてこの寺院の大きな特徴は、西洋の世界を東洋の世界と最も完璧に融合させた寺院であることです。  ワット・ラチャボピット は、ラタナコーシン王(ラーマ 5 世)の治世に建てられました。この寺院の建設は、ラーマ5世の個人的な寺院として1869年に始まりました。建設の理由は、国王が寺院を建てるという古代王室の伝統に従うためでした。また、彼の偉大な信仰心を示すためのものでもありました。  この寺院は中央にあるプラ・マハ・チェディ(仏塔)が円形の回廊に囲まれています。手前には儀式殿があり、奥には本堂があります。この円形の回廊のスタイルは、タイで一番高く、世界最大ともいわれているナコーンパトム県のワット・プラ・パトム・チェディ以前の統治時代に開発された新しいスタイルと考えられています。 この礼拝堂はタイの伝統的な建物です。 屋根の破風は2本あります。 ポーチの切妻はガルーダの上に乗るナーラーヤナ(ヴィシュヌ神)の形で作られています。 これは通常、によって建てられた王室僧院で見られるもので、この寺院が第一級王室認定寺院であることがわかります。 本堂の外観はタイ風。内装はキリスト教の教会風。ゴシック様式の内装を採用していて、天井にはシャンデリアが吊り下げられています。寺院内の本尊は「プラ・ブッダ・アンギラス」と呼ばれる仏像で、リアルなしわのある衣を身にまとい、瞑想のポーズをとっています。ラーマ4世の治世に伝わった西洋の概念を取り入れ、ラーマ4世の治世とラーマ5世の初期に鋳造されたという歴史があります。 もう一つ、語るべきことはこの仏像の玉座の下には、チャクリー王朝の4人の王の遺骨が納められているということです。プッタルートラーナパーライ王(ラーマ2世)、ナンクラオ・チャオユア王(ラーマ3世)、モンクット王(ラーマ4世)とチュラロンコーン王(ラーマ5世)の4人でした。そして2017年、プミポン・アドゥンヤデート国王陛下(ラーマ9世)の火葬式の後、ワチラロンコン国王はラーマ9世の御遺骨もこの大理石の台座に安置するよう招請しました。  王家の墓地もワット・ラチャボピットの見どころのひとつです。この王家の墓は、王家の遺骨と遺体を納めるために建てられました。死後も残された者たちが共に大切にできるようにとの思いが込められています。王家の墓地の中には、大小さまざまな34の記念碑やモニュメントがあります。形式も様々で西洋風のものもあれば、東洋風のものもあります。実在の場所をモデルにしたものもあります。すべてを紹介するのは難しいので今日は中でも重要な4つの記念碑を紹介します。タイ様式の建物です。パゴダの上部は4つの黄金のモザイクで装飾されています。これらはすべて、互いに韻を踏んだ名前を持っています。名前と安置されている人物を紹介します。      1. 「スナンダ記念碑」にはラーマ4世(モンクット王)の娘であり、ラーマ5世の王妃でもある、スナンダ・クマリラタナ女王陛下のご遺体が納められています。 2.「ランシ ワッタナ」には、ラーマ4世の娘でラーマ5世の妹であるマハ チャクリ シリントーン王女殿下と息子や娘たちの遺骨が納められています。 3. 「サオヴァバ・ブッダ」には、千年に一度の王母と言われるスリ・パッチャリントラ・ボロンマリンタ王女殿下と息子の遺骨が納められています。...

ラーマ3世記念公園 Royal Pavillion Mahajetsadabadin 

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  サワディーカー!パットです。 今日もバンコク旧市街、王宮周辺の名所をご案内します。   この公園はプミポン前国王(ラーマ9世)がラーマ3世を称えるために1990年に作られました。その時に、トリ―ムック宮殿とラーマ3世の像も据えられました。  この中庭は改修工事をされてから、広々としてとても美しい空間になりました。 そこにラーマ3世の銅像がどっしりと鎮座していらっしゃいます。椅子に腰かけた姿の銅像の大きさは実物の1.5倍ほどだそうです。   この中庭の名前Lan plubpla Maha Jetsada Bodin(ลานพลับพลามหาเจษฎาบดินทร์)の由来は、ラマ3世の名前であるチェーサダーボーディンから付けられています。外国人にはラマ3世記念公園の方が馴染みがあるかも知れません。    トリ―ムック宮殿は大きな東屋のような建物で、要人を迎え入れる迎賓館のような場所でもあります。内部は一般人は立ち入り禁止ですが、吹き抜けなので中を観ることはできます。床は大理石で屋根や柱には金と赤の模様で豪奢な雰囲気が成されています。    タイ様式の建築で、屋根は色付きの釉薬瓦(ゆうやくがわら)で葺かれています。ラチャダムヌン・クラン通りを通る時、 美しい手入れの行き届いた中庭にそびえ立つタイ建築の建物が一際目に留まります。  ワット・サケット(別名、黄金の山)近くのこの場所を訪れるとラチャダムヌン通りの雰囲気も味わえます。夕方の5時〜6時頃に来るととても良い雰囲気です。 この場所だけを観光地として訪れるのにはそれほどスケールが大きいものではないのですが、大通りに面しており広々としたスペースになっています。タイの美しい建築物を鑑賞して一息つくにもぴったりな場所です。周辺には多くの観光スポットが集まっているので、そのついでに一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか?それでは、また!  ラーマ3世記念公園への行き方  場所:戦勝記念塔から6キロ、車で約20分。 509番、59番、2番、15番、44番、47番、60番、70番、79番、157番、171番、183番、201番、503番、511番、556番など多くの路線を通るバスがあります。  営業時間 : 24時間営業。  **この場所はオープンな庭園なので、いつでも訪れることができます。 ただし夜間はライトアップされないので、あまり綺麗ではありません。 国王や王妃の誕生日などの特別な行事のときにのみ夜間ライトアップされます。** 
サンティ チャイ プラカーン公園

サンティ チャイ プラカーン公園 Santi Chai Prakan Park

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サンティチャイプラカーン公園の名前はタイ語で、"平和の勝利のしるし"という意味です。 市民が自由に憩える都市型コミュニティパークです。 ラーマ1世の治世、バンコク遷都の時代に築かれたプラスメン砦の周囲約8ライ(12,800㎡)のエリアに建てられています。 バーンランプー運河の河口、チャオプラヤー川沿いのプラ・アティット通りのつきあたりに位置しています。 この公園は 1999 年 12 月 5 日、当時のプミポン アドゥンヤデート国王陛下 (ラーマ 9 世) の72周年のお誕生日を記念して建てられました。 公園からはチャオプラヤー川がとても美しく見えます。 バンコクでも数少ない川沿いの公園であり、人々の憩いの場、運動の場として、また様々な重要な文化行事の会場としても利用されています。歴史や遺跡が息づく古都の風情の中で、のんびり散歩してみてください。外国人に人気のカオサン通りからも非常に近いです。  この公園はちょうど河口にあることから、チャオプラヤー川とそこへ流れ込む運河の両方の美しさや風情を鑑賞できるよう設計されています。公園内の建築物もオリエンタルな魅力があります。また、バンコクに2つしかないウォーターフロントパークスタイルの公共公園の1つでもあります。特に人口密度の高いバーンランプー地区にあらゆる人々のための公園を建設するという目的から、車いす用のスロープなどバリアフリーに配慮した設計がされています。 ~公園内の見どころ~ サンティチャイプラカーン玉座ホール サンティチャイプラカーンパビリオンは幅4.7メートル、長さ14.2メートルのタイの伝統的な建築様式でタキアン材を使用して建てられています。王室の様式にならって、チーク材に茶を塗った彫刻が施され、美しいタイの文様で飾られています。 この玉座ホールは、さまざまな王室の伝統行事に使われています。王室御座船に乗り降りするための桟橋には人々が王族を一目見ようと集まることもあります。 美しく魅力的なチャオプラヤー川の景色 この川沿いの景色はとても美しいです。ここからは美しいラマ8世橋がよく見えます。このエリアは運動のための広場にもなっていて、朝や夕方エアロビクスを楽しむ人々が集まります。 プラスメン要塞  これはラタナコーシン時代に城壁とともに築かれた14の要塞の内のひとつです。当時は都市を守る要塞として重要で、現在も残る2つの砦のうちの1つです。3階建ての正八角形の砦はレンガとモルタルでできており、各辺の長さは3メートル、高さは19メートルです。夕焼けに浮かぶ白い要塞も美しく、当時の歴史を感じさせます。  今ではサンティチャイプラカーン公園は、単なる史跡や公園であるだけではなく、バーンランプーのコミュニティにとって重要な文化的エリアでもあります。僧侶への供養やその年の功徳を積むなど、さまざまな文化活動をみんなで行うコミュニティの中心地です。ソンクラーン祭りではバーンランプ―のブッタ像に一般市民も参加して水をかけます。 政府や民間機関もこの地域を利用して、さまざまな観光促進活動を行っています。エリア内にはたくさんの観光スポットがあり、カオサンロードもすぐそこです。サンティチャイプラカーン公園はタイ人や外国人が訪れるバーンランプ―地域のランドマークとなっています。タイに来たらぜひ一度このエリアを訪れてみてくださいね! サンティチャイプラカーン公園の行き方 住所: Phra Athit Road Chanasongkram Subdistrict,...
チャオプラヤー スカイ パーク夜の眺め

チャオプラヤー スカイ パーク Chao Phraya Sky Park

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チャオプラヤ スカイパークは都会の真ん中の「空中庭園」と言われている新名所です。 2020年6月24日にオープンしたチャオプラヤー川を一望できる公園で、タイ初、そして世界初の川をまたぐ空中庭園として注目されています。    このエリアは元々、30 年以上放棄されていたラヴァリン高架鉄道プロジェクトの建設現場でした。 建設が頓挫した後、バンコク都はチャオプラヤー川に架かる橋の交通景観を改善するプロジェクトを実施しました。トンブリー区側とプラナコーン区側を繋ぐプラポックラオ橋の真ん中にあります。  長さ約280メートル、幅8.5メートル、高さ2~3メートルの位置にあった廃線跡に遊歩道やサイクリングロードを備えて、さらに障害者や高齢者の利用者向けにエレベーターを設置するなど徹底しました。 設計を手掛けたデザインチームはダブルスペースのコンセプトで、この場所にスカイガーデンを誘致しました。 これにより、道路と道路の間の重なり合う空間が高くなり、バンコクの 360 度の眺望が広がります。 川の真ん中からのビューポイント、まるで円形劇場のように異なる風景を同時に見渡すことができます。 チャオプラヤー川に浮かぶこの公園はビューポイントを3点に分けることで、チャオプラヤー川周辺の景観の美しさを堪能することができます。チャオプラヤー川の両岸にある旧市街はタイ人だけでなく外国人観光客も魅了する活気あるバンコクの新たなランドマークとして賑わいを見せています。涼しい時間にはここに来てウォーキングや運動をしたり、階段状になった歩道で人々が座ってリラックスしたりする情景が見られます。また、ワット・アルン、プラ・ボロンマタート・チェディの仏塔、ワット・プラヨーン、プッタパーン橋などを観ることができ、バンコクの主要な観光スポットをがたくさんあるチャオプラヤー川の美しい景色や雰囲気を楽しめます。  このスカイガーデンに加えて、散歩道やサイクリングロードも整備されており、その通路沿いに作られた緑地もあります。そこにはバンコクの気候に適した様々な植物が植えられています。主な多年草としてウォーターオリーブの木、その他にも、コイ茶、様々なコイン、ラブグラス、ネコノヒゲ、夾竹桃、プルプレア、トイティン(ムラサキルエリア)、蘭など。このように都市の植物や昆虫、生態系全体にも恩恵をもたらしています。  ここは座ってくつろぐのにちょうど良い場所です。たまに音楽を演奏するミュージシャンや学生も現れます。バンコクの雑踏や車の排気ガスなどによる空気汚染も深刻な中、みんなが心身ともに休めるような場所になるといいですね。ここはバンコク人のもうひとつの肺だと思います。美味しい空気を思い切り吸ってリラックスしましょう。日を遮るものはほとんどないので、昼間は熱中症にご注意を!長居をするなら早朝や夕方の涼しい時間に来てくださいね! チャオプラヤースカイパークの行き方 - バス:サイアム駅のバス停からプッタパーン南行きの73番バスに乗りサパーン・プット駅下車 -  船:サパーンタクシン桟橋からチャオプラヤー エクスプレス ボートに乗り、サパーンプット桟橋で下船。 (オレンジ色の旗が目印) - 電車:MRTサナームチャイ駅5番出口から出て、約2km 徒歩10分ほど。
ワット・シースパン

世界初のアメージングな!銀の教会、ワット・シースパン (Wat Sri Suphan)

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サワディーカー!パットです。今日はチェンマイ県の「銀の寺」として有名な寺院をご紹介します。いろいろとアメージングなお寺なんです!さあ、行ってみましょう!   ワット・シースパンは500年以上の歴史を持つ寺院です。 チェンマイで最も古い寺院の 1 つとされています。 「ワット・シースパンの碑文」に寺院建設の歴史が記されています。 西暦1500年、ランナー王国マンラーイ朝(チェンマイ王朝)のプラ・ムアンケオ王とその母シリヤサヴァティ女王が、プラ・プッタパティハーンという仏像を安置するために「ワット・シースパン」と呼ばれる寺院を建立しました。   ワット・シースパンは「世界初の銀の寺院」と称される美しい建物で有名ですが、銀の寺に生まれ変わるのは少しあとの話なんです。寺院はチェンマイの有名な銀細工生産の中心地とされるウアライ通りの鋳物職人や銀器職人の集落の中にあります。2004年に老朽化した古い本堂に代わり建てられた新しいお堂が「世界初の銀のウボソット」というわけです。仏陀への供物として寺院の主僧の教えを参考にした基礎と建築方法で、職人たちが協力して建立し、ラーマ9世を讃え、ランナーの地に仏教美術品として奉納されました。地域の活性化のためにも地元の共同体がアイディアを出し合い、それは美しい銀の外観を作り上げました。石造りで、長さ17.5メートル、幅5メートル、高さ18メートルの本堂の外装と内装はすべて純銀細工で装飾されています。職人たちは精巧な美しさの作品を作り上げました。  ここには黄金の仏像「プラチャオ・チェットトゥー」が安置されているのですが、こんなお話があります。第二次世界大戦中、日本軍がワット・シースパンを軍事拠点として接収していたということです。寺院の3つのホールを戦闘司令部として使用していて、修行僧は別の場所に逃げなければなりませんでした。多くの捕虜が捕らえられ、寺院内で拷問を受けていたとも言われています。連合軍がワット・シースパンの日本軍基地を攻撃するために航空部隊を送ったとき、宗教施設は破壊されました。しかし、不思議なことに、ウボソット(お堂)の中の仏像には損傷がなく、右肩と左膝に銃弾が跳ね返った痕だけが残っていました。村人たちは今もこの仏像を"奇跡の仏像"と呼んでいます。   **残念ながら、この銀の布薩堂に女性が入ることは禁止されています。**  1771 年に建てられた「ウィハーン」(本堂以外の仏堂)は古代ランナー建築です。  1994年にこの寺院は修復され現代美術が加えられましたが、元の仏教美術はそのまま残されています。   この寺院には博物館もあり、私たちも見ることができます。 その名も「Sala Si Mu Lanna Wisdom Museum(ランナークラフト知恵博物館)」。ランナー王朝の独自の知恵と知識、職人たちの歴史をあらわした様々な銀細工の作品が展示されています。 また銀細工工房の見学や体験が楽しめます。  あなたが女性でしたら、残念ながら本堂の中の装飾や仏像を観ることができなくてごめんなさい!でも、入口や外壁の銀細工もとても素晴らしいものです!きっとその美しさと精巧さに感動していただけると思うので、ぜひ行ってみてくださいね!ではまた!        住所 : No. 100 Wua Lai Road、Hai Ya Subdistrict、Mueang Chiang Mai...

Wat Pa Dara Phirom Phra Aram Luang, Chiang Mai, Thailand ワット・パーダーラーピロム プラアラムルアン(チェンマイ)

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チェンマイ県は観光名所がたくさんある県です。 おすすめの美しい寺院がたくさんあります。 私自身、チェンマイには何度も旅行に行きました。 しかしまだ行っていない名所がたくさんあって、チェンマイの旅は終わっていません。今回またチェンマイに遊びに来ることができました。みなさんを美しく貴重な歴史のある寺院を巡るツアーにご案内します。 さあ、見に行きましょう!  今日ご紹介するワット・パーダーラーピロムは美しいランナー建築で建てられた古い寺院です。 多くのタイ人観光客がお参りをして功徳を積むために訪れる人気の場所で、訪れる価値のある建物です。ぜひ寺院内の建物の美しさを探索してください。  ワット・パーダーラーピロムはメーリム郡のリムタイという地区にあり、百年以上の歴史があります。 この寺院の名前はチュラロンコーン王(ラーマ5世)の第8王妃であったチャオ ダラ ラサミー妃にちなんで名付けられました。 元々このエリアは、王妃の宮殿のあるチャオ サバイ公園の近くの廃墟になった墓地でした。 高僧のルアン プー マン プリタットが北部へ巡礼に出たとき、この墓地の廃墟で寝泊まりをしていました。このあたりはのどかな所で、よく瞑想の修行に来る僧侶がいました。通りすがりの村人たちはその様子を見て信仰心を抱き、力を合わせてワット・パ・ウィウェック・チッタラームまたはワット・パ・ラエライと呼ばれる寺院を建立し、僧院として使用しました。 その後、1941 年にチャオ ダラ ラサミー妃の後継者であるチャオ ラダカム ナー チェンマイが宮殿一帯の土地を寺院に与え、その名前をワット・パーダーラーピロムとし、現在に至っています。  プラ ウィハン ルアンは幅 12...

Wat Muen San ワット・ムエン・サン(チェンマイ第2の銀の寺院) 

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サワディーカー!パットです。 今日ご紹介するチェンマイの寺院、ワット・ムエン・サンはチェンマイ門の南のウアライ通りにあります。この寺院がいつ建てられたのか、その歴史ははっきりしていませんが、地元に伝わる説によると、13世紀後半にタイ北部チェンマイ盆地に建国されたマンラーイ王朝15代目の王 ウィモン・キッティがこの僧院を建立し、常にこの寺院を庇護してきたということです。そして、その王室の大臣の名前にちなんでワット・ムエン・サン(Wat Muen San)と名付けられたそうです。第二次世界大戦中は日本軍の物資と武器の貯蔵庫となり、負傷兵の避難所としても使われていた歴史があります。  スッタジット・アートギャラリーはランナー様式の建築物です。ウアライ村の銀製品の村としてのシンボルとなるよう銀色の建物が建てられました。ギャラリー内には3体の偉大な僧侶の像があり、寺院とムエン・サン村の歴史をあらわした銀色の金属を打ち出した浮き彫り細工の絵があります。建設は2002年から8年かかり、1,000 万バーツが費やされました。記念日の2月15~20日まで寺院でお祝い事が催されます。 チェンマイ第2の銀の寺と言われるゆえんです。ちなみに第1の銀の寺は近くにあるワット・シースパンという有名な寺院です。  青銅で作られた高僧スリ ウィチャイの等身大の像が祀られています。 2009 年にタイ王国国家芸術家、アジャーン ノンティワット チャンタナパリンによって建てられました。 建設には70万バーツが費やされ、2010年2月3日に仏教の祭典が行われました。タイ北部で最も有名な僧侶で、多くの寺院にスリ ウィチャイの像があります。 ワット・ムエン・サンの仏塔にも彼の遺骨の一部が納められています。  博物館の前には日本人戦没者の慰霊碑があります。 ムエン・サン寺院は第二次世界大戦中に野戦病院の一つとして使用されており、多くの方がここでお亡くなりになったそうです。毎年8月15日の終戦記念日には、この寺院でも日本での式典と同じように追悼式が行われます。博物館内には第二次世界大戦中の日本兵の資料や装備などの遺品が展示されています。  1922年から1927年にかけてタイ・ヤイ族(シャン/ミャンマー族)の熟練した職人たちによって再建されました。パゴダは、4面に獅子が置かれた特別なものです。塔の四隅すべての獅子の前足が持ち上げられており、仏塔を支えている様にみえます。パゴダへの階段は、特別な日にパゴダ上の仏舎利を清めるために使用されます。また、パゴダの各コーナーには4本の傘があり、これはタイ・ヤイを識別するためのものです。  ワット・ムエン・サンは日本人にもゆかりのある寺院でした。日本好きの私もとても親しみが持てました。ぜひ、皆さんもチェンマイを訪れた際には寄ってみてくださいね!  Address: 13Wualai Road, Tambon Haiya, Amphoe Mueang Chiang Mai, Chiang Mai 50100  Open everyday    6:00-17:00