サンティ チャイ プラカーン公園 Santi Chai Prakan Park

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サンティ チャイ プラカーン公園

サンティチャイプラカーン公園の名前はタイ語で、”平和の勝利のしるし”という意味です。 市民が自由に憩える都市型コミュニティパークです。 ラーマ1世の治世、バンコク遷都の時代に築かれたプラスメン砦の周囲約8ライ(12,800㎡)のエリアに建てられています。 バーンランプー運河の河口、チャオプラヤー川沿いのプラ・アティット通りのつきあたりに位置しています。 この公園は 1999 年 12 月 5 日、当時のプミポン アドゥンヤデート国王陛下 (ラーマ 9 世) の72周年のお誕生日を記念して建てられました。

公園からはチャオプラヤー川がとても美しく見えます。 バンコクでも数少ない川沿いの公園であり、人々の憩いの場、運動の場として、また様々な重要な文化行事の会場としても利用されています。歴史や遺跡が息づく古都の風情の中で、のんびり散歩してみてください。
外国人に人気のカオサン通りからも非常に近いです。

 この公園はちょうど河口にあることから、チャオプラヤー川とそこへ流れ込む運河の両方の美しさや風情を鑑賞できるよう設計されています。公園内の建築物もオリエンタルな魅力があります。また、バンコクに2つしかないウォーターフロントパークスタイルの公共公園の1つでもあります。特に人口密度の高いバーンランプー地区にあらゆる人々のための公園を建設するという目的から、車いす用のスロープなどバリアフリーに配慮した設計がされています。

~公園内の見どころ~

サンティチャイプラカーン玉座ホール

サンティチャイプラカーンパビリオンは幅4.7メートル、長さ14.2メートルのタイの伝統的な建築様式でタキアン材を使用して建てられています。王室の様式にならって、チーク材に茶を塗った彫刻が施され、美しいタイの文様で飾られています。 この玉座ホールは、さまざまな王室の伝統行事に使われています。王室御座船に乗り降りするための桟橋には人々が王族を一目見ようと集まることもあります。

美しく魅力的なチャオプラヤー川の景色

この川沿いの景色はとても美しいです。ここからは美しいラマ8世橋がよく見えます。このエリアは運動のための広場にもなっていて、朝や夕方エアロビクスを楽しむ人々が集まります。

プラスメン要塞

 これはラタナコーシン時代に城壁とともに築かれた14の要塞の内のひとつです。当時は都市を守る要塞として重要で、現在も残る2つの砦のうちの1つです。3階建ての正八角形の砦はレンガとモルタルでできており、各辺の長さは3メートル、高さは19メートルです。夕焼けに浮かぶ白い要塞も美しく、当時の歴史を感じさせます。

 今ではサンティチャイプラカーン公園は、単なる史跡や公園であるだけではなく、バーンランプーのコミュニティにとって重要な文化的エリアでもあります。
僧侶への供養やその年の功徳を積むなど、さまざまな文化活動をみんなで行うコミュニティの中心地です。ソンクラーン祭りではバーンランプ―のブッタ像に一般市民も参加して水をかけます。 政府や民間機関もこの地域を利用して、さまざまな観光促進活動を行っています。エリア内にはたくさんの観光スポットがあり、カオサンロードもすぐそこです。サンティチャイプラカーン公園はタイ人や外国人が訪れるバーンランプ―地域のランドマークとなっています。タイに来たらぜひ一度このエリアを訪れてみてくださいね!

サンティチャイプラカーン公園の行き方

住所: Phra Athit Road Chanasongkram Subdistrict, Phra Nakhon District, Bangkok.

開園時間:5:00 – 21:00

– BTSでビクトリー・モニュメント(Victory Monument)駅下車。その後、バスまたはタクシーで。

– バス:ドンムアンエアポートから出ている32番(AC)56番(AC)516番(AC) のバスに乗る。

ビクトリーモニュメントから68番(AC)バスに乗る。

※(AC)の表記のあるバスに乗る必要があります。
-MRTでサムヨット(Sam Yot)駅またはサナム・チャイ(Sanam Chai)駅下車。その後タクシーかトゥクトゥクで。-セーンセーブ運河の船。ファンファー桟橋(Phan Fah Bridge Pier)下船。その後タクシーかトゥクトゥクで。
-カオサンロードから歩いて約10分。

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