Wat Muen San ワット・ムエン・サン(チェンマイ第2の銀の寺院) 

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サワディーカー!パットです。 今日ご紹介するチェンマイの寺院、ワット・ムエン・サンはチェンマイ門の南のウアライ通りにあります。この寺院がいつ建てられたのか、その歴史ははっきりしていませんが、地元に伝わる説によると、13世紀後半にタイ北部チェンマイ盆地に建国されたマンラーイ王朝15代目の王 ウィモン・キッティがこの僧院を建立し、常にこの寺院を庇護してきたということです。そして、その王室の大臣の名前にちなんでワット・ムエン・サン(Wat Muen San)と名付けられたそうです。第二次世界大戦中は日本軍の物資と武器の貯蔵庫となり、負傷兵の避難所としても使われていた歴史があります。  スッタジット・アートギャラリーはランナー様式の建築物です。ウアライ村の銀製品の村としてのシンボルとなるよう銀色の建物が建てられました。ギャラリー内には3体の偉大な僧侶の像があり、寺院とムエン・サン村の歴史をあらわした銀色の金属を打ち出した浮き彫り細工の絵があります。建設は2002年から8年かかり、1,000 万バーツが費やされました。記念日の2月15~20日まで寺院でお祝い事が催されます。 チェンマイ第2の銀の寺と言われるゆえんです。ちなみに第1の銀の寺は近くにあるワット・シースパンという有名な寺院です。  青銅で作られた高僧スリ ウィチャイの等身大の像が祀られています。 2009 年にタイ王国国家芸術家、アジャーン ノンティワット チャンタナパリンによって建てられました。 建設には70万バーツが費やされ、2010年2月3日に仏教の祭典が行われました。タイ北部で最も有名な僧侶で、多くの寺院にスリ ウィチャイの像があります。 ワット・ムエン・サンの仏塔にも彼の遺骨の一部が納められています。  博物館の前には日本人戦没者の慰霊碑があります。 ムエン・サン寺院は第二次世界大戦中に野戦病院の一つとして使用されており、多くの方がここでお亡くなりになったそうです。毎年8月15日の終戦記念日には、この寺院でも日本での式典と同じように追悼式が行われます。博物館内には第二次世界大戦中の日本兵の資料や装備などの遺品が展示されています。  1922年から1927年にかけてタイ・ヤイ族(シャン/ミャンマー族)の熟練した職人たちによって再建されました。パゴダは、4面に獅子が置かれた特別なものです。塔の四隅すべての獅子の前足が持ち上げられており、仏塔を支えている様にみえます。パゴダへの階段は、特別な日にパゴダ上の仏舎利を清めるために使用されます。また、パゴダの各コーナーには4本の傘があり、これはタイ・ヤイを識別するためのものです。  ワット・ムエン・サンは日本人にもゆかりのある寺院でした。日本好きの私もとても親しみが持てました。ぜひ、皆さんもチェンマイを訪れた際には寄ってみてくださいね!  Address: 13Wualai Road, Tambon Haiya, Amphoe Mueang Chiang Mai, Chiang Mai 50100  Open everyday    6:00-17:00 

HUA TAKHE OLD MARKETフアタケー オールド マーケット

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フアタケー・オールド・マーケット。元々は「ルアン・フォト・トゥーン・リアム」という名前の木造の古い市場で、ラーマ 5 世の時代にクロン クロコダイル、クロン プラ ティウ、クロン プラウェットという 3 つの運河の交わるこの場所はバンコク郊外の中心地的な場所だったそうです。人々が手漕ぎボートを漕いで農産物や製品を取引し、人の往来も盛んな賑やかな市場でした。しかし、道路が整備されるとこの市場は廃れ始め、何十年もの間、手入れが行き届かないままでした。現在は、再び活気を取り戻し、開発するためにコミュニティが戻ってきており、この場所はバンコク郊外の最も魅力的な観光名所の 1 つとなっています。 昔は周辺にワニが多く生息していたことからフア(頭)タケ―(ワニ)でワニの頭という名前がついたそうです。 この市場では、村人たちの伝統的な生活様式を今でも見ることができます。バンコクにありながら、大都市のテクノロジーブームが入り込めない場所でもあります。週末に訪れると、とても静かです。ほとんどの家も店も閉まっています。土日は休みの店が多いので賑やかな雰囲気を観たいなら平日に来なさい。と地元の店員さんから教わりました。しかし、私が来たのは土曜日だったのですが、それほど寂しい雰囲気ではなかったです。でも、今まで行った他のマーケットほど賑やかではないかもしれませんね。 フアタケーコミュニティに足を踏み入れると、まるでタイムマシンに乗って昔に戻ったような気分になり、村人たちの素朴な暮らしぶりやゆっくりとした時間の流れの中、都会とは全く異なる生活を体験できます。コミュニティー内には、フアタケーオールドマーケット、学校、観光客向けのゲストハウス、そしてクラシックなスタイルが残るコミュニティーで暮らす人々の家々があります。 おもちゃや駄菓子のお店が目に留まりました。誰もが子供の頃、好きだったでしょう。もう一度子供に返ったような新鮮さです。今ではなかなか手に入らない、あるいは忘れてしまったかもしれない古いおもちゃやお菓子たち。このお店はほとんど何でも売っている大きなお店です。2バーツからのかわいいお値段。。 久しぶりに食べた子供の頃のお菓子。以前と変わらず美味しい。 レトロなドリンクショップです。この店では、10年以上前に販売していた清涼飲料水のボトルが飾ってありました。ところで、店主は何歳なんだろう?5555+ シックなコーヒーショップ。 落ち着いた雰囲気の店内には、お客様からのメッセージを書き込めるボードも設置されています。 安いデザート屋さんです。 このカップでわずか 35 バーツです。 美味しいです。 マーケットの端に、IJOI STUDIOというお店があります。ここは、絵を描いて遊べるドローイングスタジオです。お店のコンセプトは「一緒に絵を描く仲間を見つけること」店内はとても落ち着いた雰囲気で、リラックスできます。額縁の大きさによって、99〜199バーツ。すべて絵の具と筆代が含まれており、とてもリーズナブル。絵を描いたりぬり絵を楽しんだり 景色を眺めたり、涼しい風を感じたり。他のお店の飲み物、食べ物も持ち込みできます。お店のオーナーはとても親切です。時間の制限も無いので、自由に満足いく絵を制作してくださいね。ぜひ、旅の思い出に絵を描きましょう! 市場のほぼ終点まで歩いたら、フワタケー交差点のカフェ&ゲストハウスがあります。この辺りは観光客で賑わっています。このカフェの人気はそのスタイルにあります。木造2階建ての古民家です。下のエリアは運河の横でレストランとしてオープンしています。このエリアはかなり広いです。ご飯からデザートまでフードメニューも豊富です。値段も安く美味しいです。 ヤムウンセン(スパイシーミックスサラダ)50バーツ シーフードのバジル炒め、60バーツ 2階は小さなゲストハウス風の宿泊施設になっています。コミュニティで唯一の宿泊施設です。利用できる部屋は3つほどあり、すべてエアコン付き。室内のインテリアは綺麗で清潔感があります。このベッドは手作りの木でできているそうで、とてもシックな感じです。2人用のこの部屋の値段は800バーツです。とても安いと思います。静かで落ち着ける場所です。 各部屋にオーナーがゲストに書いてもらうためのゲストブックを用意しています。メッセージや 自分の気持ちを絵に描いたり、自由に使ってください。オーナーはそれを楽しませていただいて大切に保管しています。 とてもかわいいです。 このゲストハウスでは、宿泊客が無料で参加できるアクティビティも充実しています。ボートを漕いでゴミを集めたり景色を眺めるアクティビティ。ゲストハウスの5匹の猫:マリ、マカム、スアメク、トンイーブ、ソンパンと一緒にボートに乗って遊ぶこともできます。5555!もう一つおすすめのは朝の托鉢です。お坊さんがボートを漕いで来てくれます。私たちは食べ物などを渡して徳を積みます。しかし、私が行った日は仏教の聖なる日でした。そのため、托鉢はありませんでした。オーナーによると僧侶たちは毎日は寺院の外に托鉢に来ないそうです。お寺に功徳を積みに行く人がたくさんいるから、それほど外に出る必要はないそうです。宿泊しない場合でも有料のボートツアーをご利用いただけます。(宿泊客優先です。)他所でもボートツアーサービスがあります。猫ちゃんたちはついてこないけど。。555猫たちに会いたければぜひ泊まってみてくださいね! あなたもここに来たら平和な雰囲気を写真に撮りたくなると思います。運河のほとりに木造の家屋が立ち並び、時々村人が手漕ぎボートで移動しています。私はますます昔に戻ったような気分になりました。ゆっくりとした時間、穏やかな雰囲気をぜひ楽しんでくださいね! フワタケーオールドコミュニティへの行き方:自家用車を利用しない場合は、エアポートリンクをご利用ください。Lat Krabang駅下車。(40バーツ/1人)。その後、タクシー(100バーツ以下)またはミニバス(8バーツ/1人)に乗ってください。Soi Lat Krabang...
サムットプラカーンの展望タワー

SAMUT PRAKAN LEARNING PARK AND CITY TOWERサムットプラカーンの展望タワー『ラーニングパーク&シティタワー』

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サワディーカー!パットです。今日は"サムットプラカーン展望タワー" へやってきました。なんと! ここは元刑務所の跡地が、チャオプラヤー川河口を望むタイで唯一のランドマークへ生まれ変わったところです。 2012年9月から10年もの歳月をかけて建設され、2022年8月22日サムットプラカーン県行政機関は「サムットプラカーン ラーニングパークと展望台」の開所式を行いました。このエリアは以前は"サムットプラカーン中央刑務所 "でした。その刑務所は2001年にサムットプラカーン県バンボー郡クロンダン区に移転しています。 サムットプラカーン県行政組織と市の自治体が共同でプロジェクトを立ち上げ、5 億 9,373 万バーツの建設予算が使用され、 建設完了までに10年かかりました。壮大なプロジェクトですね! 敷地面積は13 ライ(20,800㎡)以上、 建物の高さは約179メートルです。サムットプラカーン県の情報センターとして、学びの場となるように作られ、一般の人々も訪れることができる新たな観光名所となりました。 チャオプラヤー川河口の美しいビューポイントであることに加えて、この公園には「パクナム市の100の物語」という展示シリーズもあり、観客が体験できるサムットプラカーン県の歴史、生活様式、物語などが 6つのゾーンに分かれて展示されています。さあ、建物に入って、何かおもしろいものがあるか見てみましょう!レッツゴー!!!!! 敷地内にはダイナソー広場があります。数体のリアルな恐竜たちがお出迎えしてくれます!なかなかの迫力です! 現在、タイ人も外国人も無料で入場できます。受付では、見学の前に必要な情報を教えてくれます。 こちらのカウンターで、来訪者は署名が必要です。複雑な手続きはなくサインをするだけです。 受付を済ませると、スタッフが見学ツアーの出発時間を案内してくれます。でも長く待つ必要はありません。見学ツアーは20分おきに行われます。見学は2時間ほどかかります。建物内はエアコンがとても寒いです。 タイのおもてなしです!5555、羽織るものを用意した方がいいですね。 普段はタイ語のみですが、毎週土曜日の12:00頃、外国人観光客のために1回だけ英語のナレーション付きツアーがあります。この特別回に参加したい場合は、電話か写真のQRコードをスキャンして、事前にツアー参加の予約をしてください。この特別回も無料です。(追記:現在無料ですが、変更される場合があるので、事前にご確認ください。) 私は1分遅れでツアーに参加できず、次の回を20分待つことになりました。5555そこでスタッフの方から、まずは25階と23階の360度見渡せる景色を見に上がってみてはどうかとアドバイスをいただきました。 さあ、サムットプラカーンの街周辺の景色を見に行ってみましょう! 25階に上がると、こんなに綺麗なチャオプラヤー川河口の景色が見えてきます。この階にはさまざまな展示室もあります。 この部屋では、地元の知恵や工夫を紹介しています。地元の植物やハーブを使いオリジナルの製品に加工しています。 マングローブに関する情報を紹介する部屋です。マングローブの木は中型の木で、海岸線が海流に浸食されるのを防ぐのに役立っています。 プーチャオサミンプライの歴史を紹介する部屋です。プーチャオサミンプライは聖人として崇められ、サムットプラカーンの市の名前にもなりました。サムットプラーカーンの人々の心を精神的に癒す存在でもあります。 この部屋は、サムットプラカーン県に有名なお寺や僧侶がたくさんいることを表しています。リアルな蝋人形や銅像が飾られています。 ラーマ9世(プーミポン・アドゥンヤデート前国王)の発案によりプミポン橋が建設されました。バンコクとその周辺の交通問題を解決し、バンコクのラットブラナ地区、ヤンナワ地区、サムロンタイ地区と工業地帯を結ぶ物流ルートとなり、サムットプラーカーン県は高速道路網や各種道路と接続できる産業環状道路ネットワークを介して結ばれています。 23階は球体のガラス張りの部屋です。タイで唯一、サムットプラカーンの360度のパノラマを見ることができます。広々とした展望台をゆっくり歩いて回ってみてください。1回10バーツの望遠鏡でエラワン象やプラ・サムットチェディなどサムットプラカーン県の重要なスポットも確認できることでしょう。そしてやはりチャオプラヤー川の眺めはすばらしいです。 いよいよ展示会見学ツアーの時間です。 私たちは急いで1階に降りてきました。 展示テーマは「パクナム市の100の物語」というサムットプラカーン県の歴史、生活様式、物語をユニークに紹介し、観客と対話できるようになっている体験型アクティビティーという感じです。展示は6つのゾーンに分かれています。 Zone 1.パクナム 思い出の出来事 要塞都市の過去の栄光を体験してください。時代によって役割は異なりますが、現代に至るまで長い間、このパクナム市はタイの辺境の町としての根幹を今も残しています。 ゾーン1の見学のためスタッフがドアを開けると、ボートの模型が置かれていました。仮想の船ですが、私たちは乗り込みました。そこで様々な場所へ航海している雰囲気を伝える映像が流れます。映像に合わせて船が動いて進んでいくのでとても楽しい! Zone 2. チェックポイントの前から街の港に入ります。 様々な商船が港にやってきて、商品を持ち込んで売ったり、タイから商品を受け取り外国へ運んだり。あの時代の貿易港の雰囲気を描いたものです。 サムットプラカーン県は海洋の前線基地であり、過去に外国人との交易に使用されていました。ここには交易で持ち込まれた製品などが展示されています。 Zone 3. 要塞としてラッタナーコーシン時代初期の新しい城塞都市の雰囲気を味わうことができます。周囲の敵から守る辺境都市として重要な役割を果たすようになった ナコーン・クエーンカーン市とサムットプラカーン市。市建設のための地域測量の起源から強力な要塞都市への統合まで見ることができます。 民族、宗教、文化、伝統の多様性があるかつての人々の生活や交易の雰囲気を体験してください。 この部屋にはプラ・サムットチェディのレプリカも展示されています。 Zone 4. 国土を守るためにーパークナム事件― 可動式の床で1893年ラッタナーコーシン時代にシャムを侵略したフランス軍艦との戦いを体験することができます。プラ・チュラチョムクラオ要塞にある実銃をモデルにしたタイガーガンを備えたダブルハイスクリーンで実戦の雰囲気を再現しました。パークナム事件はタイが新たな経済フロンティアとなる大きなターニングポイントとなりました。タイ国内初のパクナム鉄道をはじめ、交通機関などさまざまな公共事業を創設することとなったのです。 かつての駅の雰囲気 汽車の切符 電信もかつての通信手段の一つです。 昔の電話 プラットホーム Zone 5. 経済チェックポイント サムットプラカーンが強力な工業都市になるための重要な一歩を踏み出したストーリーを紹介しています。 経済成長を続けつつ、ユニークな特徴を持つ農業部門と文化的アイデンティティを併せ持つ観光部門。そんなストーリーを知ることができます。 さらに、サムットプラカーンの県花である「フォー・タレー」の大型スクリーンを通して、良好な緑地管理部門のストーリーも紹介されています。 また、物流ベルトゲームや、重要な輸送ルートを示す360°のプロジェクションマッピングで、国の経済を牽引する陸・海・空・貨物輸送システムのネットワークを示すFuture Logistics Lab(未来の物流ラボ)...
スアン・パッカード宮殿博物館

SUAN PAKKAD PALACE & MUSEUMスアン・パッカード宮殿博物館

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スアン・パッカード宮殿博物館はバンコク中心部の 6 ライ(9,600㎡)のエリアにあります。 BTS パヤタイ駅からわずか 400 メートル。 ここには 8 つの伝統的なタイの家屋(通称タイハウス)があり、上階が回廊でつながっています。タイハウスの他のエリアの散策も楽しいです。 スアン・パッカード宮殿&博物館を見学するルートは決まっていません。決まった道はありません。ここに来ると、美しく貴重なものをたくさん集めている祖父母の家を訪れたような、そんなリラックスした感覚を覚えます。私がタイ人だからでしょうか?日本人の皆さんはどう感じるのか?今日はこのスアン・パッカード宮殿に行ってみましょう。1952年から現在に至るまで、居住者が住みながら外部の人に家を開放して見学させるというスタイルをタイで最初に始めた場所とされています。 この土地は昔は中国人のキャベツ畑でした。タイ語で「スアン」は農園、「パッカード」はキャベツという意味です。 後にラーマ5世の孫であるチュムポット・ボンセ・パリバトラ殿下の住居となりました。1952 年以来、チュムポット殿下夫妻が住居として使っている場所で、一般の人が美術品や骨董品を見るために開放されています。1959年にチュムポット殿下が亡くなった後、妻のMRパンティップ・パリバトラはスアンパッカード宮殿をチュンポット・パンティップ財団に寄贈し、スアンパッカード宮殿博物館として開館しました。 美術史が好きな人なら、ここに来て失望することはないと思います。スアン パッカード宮殿は、ドヴァーラヴァティー、スリヴィチャイ、ロッブリー、チェンセーン、スコータイ、ウートン、アユタヤ、ラッタナーコーシンといった時代の美術品や、クメール美術などの古美術品を収集しています。 これらの美術品は、コレクターの個人的な好みや、当時の文化への関心を反映しています。壊れたり歪んだ食器も蒐集されています。つまり、作りそこなったり、壊れたりした作品も展示してあるので、創作の過程で起こる誤ったプロセスを垣間見ることができるのです。それは芸術であり美でもあり、この不完全さが完全さを生み出すのです。現代美術を思わせるような、歪んだ食器、ボウル、椀を見ることができます。 ただし、どの展示室も撮影禁止となっています。 展示室内で写真が取れるのは漆パビリオンだけ。とても残念です。 でも、雰囲気が伝わる写真を載せていきますのでぜひ見てくださいね。 バンチェンの部屋 バンチェン文化の骨董品を展示する部屋です。 先史時代 約1,800~5,600年前のもの。金属細工や絵付けの陶器で世界的に有名でよく知られている文化です。ラオス国境近くのウドーンターニー県にはバンチェン遺跡があります。 この部屋に展示されている骨董品は色絵陶器、 青銅製の武器や道具、 宝飾品の製造に使われた貴重な色石、ビーズ、ガラスなどです。ここに展示されている貴重な文化遺産によって、タイ東北部の先史時代の 農業、冶金技術の発展を窺い知ることができます。 バンチェンの部屋を出た後、タイハウスを見に歩きますが、このような緑豊かな整然とした庭園の中を歩いていきます。 素晴らしい雰囲気です。 チュラロンコン王(ラーマ5世)がボリパット王子に授けた船で、国王陛下に随行する船のパレードに使用されます。 ...
ワット・ラカンコシターラーム / 鐘の寺

Wat Rakhang Khositaram Woramahawihan(ワット・ラカンコシターラーム / 鐘の寺)

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ワット・ラカンコシターラームはもともとワット・バンワヤイと呼ばれていました。 アユタヤが首都だった時代の古い寺院です。 仏暦2312年 (1769年)タクシン大王が王位に就き、トンブリー王朝と呼ばれる新しい首都を設立した後、彼はこのバンワヤイ寺院を改修し、王立寺院としました。 その後、トンブリー王朝は滅亡し、ラーマ1世がバンコクを首都とするチャクリー王朝(別名:ラッタナーコーシン王朝)を築きました。ラーマ1世が即位前に住居としていた建物は今も寺院の中に残っています。ラーマ1世が即位後、大規模な改修工事を行った時、非常に美しい音色を奏でる鐘が土の中から発掘されたのです。その鐘はチャオプラヤー川を挟んだ対岸にあるワット・プラケオ(エメラルド寺院)に奉納され、発掘地のお寺には鐘楼を建て、5つの鐘を設置しました。修復が完成した時、このお寺は「ワット・ラカンコシターラーム」タイ語で”鐘の寺”と名付けられました。今では通称「ワット・ラカン」として人々に親しまれています。 瞑想の姿勢をとるブロンズ製の仏像は座禅の膝の幅が約2メートル。仏像の前には、仏陀の教えを受けているかのように手を合わせて座っている三人の弟子の像があります。 この仏像の黄金の輝きは非常に美しいと有名です。いつも多くの人が参拝に来ています。 仏塔(パゴダ)はタイ語で”プラプラーン“といいます。ラーマ 1 世が王室の慈善事業として妹のマハ・チャクリ・シリントーン王女殿下と共にこのパゴダを建立しました。このプラプラーンは寺院の正面に位置し初期のラッタナーコーシン様式の建築で、4方向に黄金の仏像がたたずんでいて、非常に美しい形をしています。ラーマ4世の息子であり歴史家で博学者、王室研究所所長でもあったナリサワ・ヌワッティウォン王子(ナリス王子)はこのプラプラーンはタイで最も正しい形式のプラプラーンであると賞賛しました。後世に建てられたプラプラーンのモデルとなったと言われています。 これはワット・ラカンに奉納されて植栽したチーク材で作られた後宮で、トンブリー王(タクシン大王)が瞑想をするための住居として使用していたと考えられています。前出のナリス王子がこの回廊を見たとき「これはクルン・トンブリー王の王宮だ。その証拠に、かつての宮殿内の部屋を仕切るために使われていた玄関の扉に様々な種類の文字や、瞑想に励む僧侶の姿が描かれており、タクシン大王の好みに合致している」と語られていました。現在は僧侶の住居として使用されています。 本堂の南には経典や写本などが納められている建物があります。3棟の建物からなり、南が就寝寮、真ん中がホール、北塔は応接室であることが分かっています。元々は茅葺き屋根で、現在は瓦屋根に替わっています。軒先にはThep Phanomという仏様が合唱した姿を模した模様のタイルが所々に並んでいます。チーク材でできた格子扉には水やりの模様、コウモリランという植物の模様などさまざまな絵が描かれています。3つの棟は仏教におけるティピタカ(経蔵・律蔵・論蔵)をあらわしています。ラーマ1世の即位前の住居であったとも言われています。 アユタヤ時代から現在に至るまで非常に有名な僧侶です。 多くの人は彼のことを、通称ワット・ラカン・コシターラームのソムデット・トーと呼んでいます。 ソムデット・プッタジャーン・トー・プロムラン師は(元の名前はトー)ラーマ1世の治世、1150年の申年の旧暦5月12日の木曜日(西暦1788年4月17日)に生まれました。彼の母親はヌグド・ケットという名前の普通の村人でした。父親については言及されていません。若い頃は華奢な体型だったと言われていますが、彼はタイの仏教史上、最強の霊力を持っていたとされ、ラッタナーコーシン時代から現代まで信仰厚い人々にタイで最も尊敬された高僧の一人です。ラマ1世によりこのワット・ラカンの住職の座を任ぜられました。1234年申年の旧暦8月2日の土曜日(1872年6月22日)に85歳で亡くなりました。 彼の作ったお守り「プラクルアン」も有名です。タイ全土で売っていますが、ワット・ラカンが発祥の地です。中にはとても高額なものもあり、レンタルする人もいるのです。人々は、ソムデット・トーのお守りを首から下げたり、車のミラーに下げたり、身に着けると所有者は良いことだけを経験し、幸運が訪れ、病気から解放されると信じています。 ただし、街中ではレプリカなども売っています。高額なものもありますし、ご利益があるかはあくまで個人的な見解ですので、慎重に判断してくださいね。  ワット・ラカンはチャオプラヤー川沿いにあります。お寺の中は神秘的な雰囲気です。いわゆる観光地として有名な寺院ではないようですが、このお寺のご利益を信じて多くのタイ人がお参りにきています。人々は涼しい夕方にこの寺院に来るのが好きです。皆さんもぜひ一度来てみてくださいね。 Location     :     Arun Amarin Road, Siriraj Subdistrict, Bangkok Noi District,...

Phuket Old Town プーケットオールドタウン

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「プーケット」といえば 誰もが思い浮かべるのは白砂のビーチ、美しい海。 プーケットの海は世界的に有名ですね。 しかしここ、プーケット オールド タウンもプーケットの有名なシンボルの一つです。ラマ 5 世の治世から 100 年以上の歴史を持つ古いコミュニティで、当時プーケットは錫を採掘する鉱山の町として栄えていました。そのため他の(マレー、ペナン、マラッカ、シンガポールなどの)港湾都市と同様に主に中国、インド、アラブ、ヨーロッパからの多くの外国人がビジネスのためプーケットに住んでいました。 さまざまな国籍の人々がやって来たことで、建築様式をはじめ、生活様式、芸術と文化、食べ物などが組み合わされました。 その時代にマレーシアで人気のあった "シノ・ポルトガル" 様式の建物が今も多く残されています。※"シノ・ポルトガル" とは中国とポルトガルの植民地だったマレーシアからのものが混ざり合ったとされています。  シノ・ポルトガル様式の建物がプーケットタウンに初めて建てられたのは1903年頃です。主に初期以降のこのスタイルのショップハウスは、アジア(中国)とヨーロッパの芸術が混ざり合ったもので、明確にポルトガルのものというわけではありません。しかし、全体的にはイギリスとオランダの両方の影響を受けているので、よりヨーロッパ的ではあります。(オランダの様式は後から混ざったようです。)プーケットタウンならではの歴史的価値のある建築様式です。 シノ・ポルトガル様式の建物がプーケットタウンに初めて建てられたのは1903年頃です。主に初期以降のこのスタイルのショップハウスは、アジア(中国)とヨーロッパの芸術が混ざり合ったもので、明確にポルトガルのものというわけではありません。しかし、全体的にはイギリスとオランダの両方の影響を受けているので、よりヨーロッパ的ではあります。(オランダの様式は後から混ざったようです。)プーケットタウンならではの歴史的価値のある建築様式です。  プーケットオールドタウンは、独特な建築様式の家が立ち並ぶ住宅街です。 街の中心部にありながら、ひっそりと佇むクラシカルな雰囲気の中で文化的な魅力に触れることができる観光名所です。海だけでなく、もうひとつ見逃せない観光スポットです。旧市街のメインストリート タラン通り、パンガー通り、ディブック通り、クラビ通りからなり、遊歩道がつながっています。築数100年以上の美しい色彩の建物を見物しながら徒歩で快適に移動することができます。 プーケット オールド タウン内は地元の伝統的な生活様式などノスタルジックなオーラも溢れていて朝から晩まで一日中楽しめます。しかし、この時期はとても暑いので、私は夜に来ることにしました。平日なので静かでしたが、休日は観光客で賑わいます。 とても素敵に装飾されたシックなカフェ。 店内も外もとてもきれいなお花が飾ってあります。外にはピンクの花で飾られた鏡があります。ここで写真を撮るのが観光客に人気です。 お土産に良さそうな可愛いバッグが人気です。もらった人は喜んでくれるかな。 最初、東京に来たのかと錯覚するお店?555ショップのスタイル、音楽、すべてよし。でも、天気は絶対日本じゃないね。暑すぎる!5555 オン オン ホテルは、プーケットで最初のホテルとして1929年に建てられました。「On On Hotel」と書かれた白いブースが3つ並んでいて、ひときわ目を引きます。プーケットが観光地になると、多くの新しいホテルが誕生しました。その中で オンオンホテルは、経年劣化し古い安宿になってしまいました。その後、The Treasury...

Wat Tham Suea (Tiger Cave Temple)ワット タム スア (虎の洞窟寺院)

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ワット・タムスアはカンチャナブリーで最も有名な歴史のある寺院です。タム=洞窟、スア=虎で、虎の洞窟がある寺院という意味ですね。どんな歴史があるのでしょうか?今日はこちらの個性的な寺院をご紹介しますね!ワット・タムスアはもともとは丘の中腹にある小さな僧院でした。村人たちが協力して建設と修復を行い、今のような大きな寺院になりました。とても精巧な造りになっています。 ワット・タムスアは1973年に建設のための礎石を築き始めました。この寺院に加護を与えるカンチャナブリ―で一番大きな黄金の座仏「ルアン ポー チン仏」の美しさは有名です。仏像は高さ18.22メートル、幅11.27メートルという大きさです。そしてまた境内には高さ 69 メートル、幅 29 メートルの八角形の9重の仏塔がそびえたっており、遠くからでも目立っています。仏塔内の左遷階段を上ることができ、最上階にはインドから運ばれた仏舎利が安置されています。 実は頂上に行くには手すりに三つ頭のナーガ(ブッタの守護をする蛇)が装飾された158段!の階段を登らなければなりません。体力に自信のあるあなたはぜひ階段を上ってみてください。途中の景色はとても素晴らしいし、登りきったら達成感もあるでしょう。でも私は奥の手を使います。555! それはこちらのケーブルカーです!料金は10バーツ(外国人は20バーツだそうです。ごめんなさい。) ただ、写真のとおり少し急でちょっと怖いです。 しかし、わずか 2 ~ 3 分で頂上に到着しました。頂上に着くとまず歓迎してくれるのは強い涼しい風と美しい景色です。 頂上に着いた後は仏陀に敬意を払い、虎の洞窟に入ることを忘れないでください。 😊 小さな洞窟ですが、中にはお誕生日の仏像などが祀られています。(タイには曜日ごとに決まった仏像があります。)しかし、この洞窟は本当に小さくて、少しかび臭いです。私はちょっと居たら息苦しくなって早々に出てきてしまいました。 この寺院は、カンチャナブリーで最も有名な寺院のひとつですので、この日もヨーロッパ、中国、日本からの観光客が多く来ていました。下の洞窟に向かう途中、私は二人のロシア人女性の後ろを歩いていました。すると彼女たちは振り返り、私に「虎はどこにいるの?」と聞いてきました。「洞窟の中にいるかもしれないよ」と私。すると彼女たちはすぐに階段を駆け下りていきました。5555!その後洞窟の中で再会した彼女は「ここに虎はいない、洞窟の入り口に虎の像があるだけだった。がっかりした。本物の虎を見たいんです。」と言っていました。私たちの話を聞いていたスタッフが「タイは他の観光地で虎に会える場所がありますよ」「しかし、この時期のトラは機嫌が悪く、制御が難しいため、観光客に見せることはありません。」と説明しました。昔この地域の洞窟には本当に野生の虎が生息していたのです。この寺院が小さな粗末な僧院だったころのお話。彼女たちは虎の像に会うためにまたここに来るべきですね。555!それではまた! Location     :     Tha Muang District, Kanchanaburi Province. Open         :     08:00 AM...

Anantariverhills Kanchanaburi(アナンタリバーヒルズ カンチャナブリー)

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サワディーカー!パットです!今日はタイの西部に位置する自然豊かなカンチャナブリー県でとても有名なリゾートに皆さんをお連れします。カンチャナブリーといえば、大きな川や滝が有名なエリア。 観光客が思い浮かべるアトラクションは川からの景色を見るためのラフティングでしょうか。クウェー川に架かるあの有名な橋もあります。 第二次世界大戦中に日本軍が敷設した泰緬鉄道に架けられたクウェー川鉄橋、その経緯を描いた映画『戦場にかける橋』でとても有名になりましたね。その他にも緑豊かな田園風景、美しい滝やエレファントライドなど見どころがたくさんあります。今回行くリゾートはダム湖に浮かんでいます。 “アナンタ リバー ヒルズ リゾート”は シーナカリン ダムの湖面に浮かぶ高級ヴィラ。 個性的な雰囲気の様々なスタイルの部屋があり、多くの人が宿泊する人気の宿です。  タイの中では圧倒的に涼やかな気候と緑豊かな山々と美しい川の景色の中、プライバシーが保たれています。のんびり座って夕日を眺めていると最高に満足できる雰囲気です。 ジェット スキー 、カヤック、川の真ん中にある大きなウォーター パークなど、さまざまなウォーター アクティビティが楽しめます。また、子供から大人まで遊べる遊具のあるプールもあります。 このリゾートでは岸辺か川の真ん中から選べる部屋があります。大きさも2人用、ファミリー向け、団体グループ向けなどさまざま。写真を撮るのに映える美しいスポットもあります。このリゾートはカンチャナブリーの重要な観光スポットになるよう国内外からの観光客をサポートしています。バンコクから車で3時間。週末などに旅行をして自然の新鮮な空気を味わい、充電し、仕事に復帰するタイ人も多いようです。さあ、その雰囲気を見に行きましょう! カンチャナブリーは、山々の自然がもたらす心地よさと、ターコイズブルーの水面がもたらす爽快感にあふれています。きっとあなたにも、新鮮な喜びを与えてくれるでしょう。どの季節に訪れても常に美しく、爽やかです。そしてその時々の雰囲気が、独自の魅力とユニークさを持っています。 ここには、さまざまなスタイルの部屋があります。お部屋選びは友達同士、家族、カップルなど人数によって違います。部屋の料金は、1人/1泊あたり約1,600バーツです。この料金には夕食・朝食ビュッフェとアクティビティが含まれています。非常にお得感がありますよね。 しかし、お祭りや祝日、週末は 一度値段を確かめる必要があります。ちょっと値段が高くなるかもしれません。私としては、それでも来るに値する価格だと思いますよ。 自由に無料で楽しめるアクティビティ ウォータースライダーやトランポリンやボートなどいろいろな遊具で水遊びが楽しめます。 あなたも挑戦してみてください。いい運動になりますよ!5555 私もこの乗り物は本当に楽しかったです。結構長い時間はまってやめられなくなりました!。 朝起きた時、私の足はアザや擦り傷だらけ。555! 午前 8 時から夕方6 時まで遊べるウォーター ライドです。 こちらのウォーターパークでは子供たちを遊ばせることができます。 とても可愛くて楽しそうな遊具ですね。水位があまり深くないので子供たちは安全に遊ぶことができます。お子さん連れのお客さんも安心ですね。...

オンアーン運河ウォーキングストリート Ong Ang Canal (クロンオングアン-คลองโอ่งอ่าง)

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オンアーン運河は、ラタナコーシン島を囲む運河の一部です。 ラーマ1世の治世中の仏歴2326年に掘削されました。マハナック運河の河口でバンランプー運河につながっています。 プラポッククラオ橋のふもとで終わり、その先はチャオプラヤー川へと広がっています。かつて、オンアーン運河は運河沿いの交易の場として、船が賑やかに行き交っていて、主にモン族と中国の陶器を交易していました。1976 年には美術省が国の史跡として登録しました。現在はプラナコーン区とサムパッタウォン区の境界線となっています。 1983年バンコク都は民間企業に10年間の商業地経営の管理を許可しました。このとき、"鉄橋市場"として運河を覆うように鉄骨の構造物が建てられ、おもちゃやゲームを売る店が500軒以上できました。しかし、その後契約が切れても、商人たちはずっとその地域で商売を続けて移転もしませんでした。 2000年までバンコク都は鉄橋市場を整理する政策をとり、鉄橋市場の商人に対して建物を取り壊すようにという手紙を出しました。しかし、いろいろな理由で行き詰まり遅れ、2015年までラタナコーシン委員会と旧市街委員会の決議に従って、オンアーン運河の建物や構造物を取り壊してきました。解体された店舗のほとんどはオンアーン運河の反対側、マハチャイロードにあるMega Plazaデパートでスペースを借りて商売を続けています。首相が議長を務めるこの委員会は、排水システムの改善も含め、歴史的な運河の景観を改善し人々に公共スペースを提供することを目的としています。「オンアーン運河景観改善プロジェクト」は2020年に優れた都市・地域開発プロジェクトを評価する「アジア都市景観賞(Asian Townscape Awards)」を受賞しました。 オンアーン運河の端では毎週金曜日から日曜日までナイトマーケットが開かれます。土曜は特に混むようです。今日はそのナイトマーケットの何が面白いか見に行ってみましょう! オンアーン運河の両岸にはさまざまな国籍のレストランが並んでいます。 タイ人もタイに定住している外国人も食事に来ています。この界隈にインド料理店が多いのは意外と知られていませんが、オンアーン運河近くにはパフラットというインド人街があり、多くのインド人が住んでいて、布など貿易品を扱っています。 ここは老舗の有名なインド料理店で、20年以上前から営業しています。 もちろんローカルフードのお店もたくさんあります。 タピオカティーは外国人観光客に大人気 ウォーキングストリートの中のホステルの入口もいい雰囲気です。 日本のお祭りにインスパイアされたんでしょうか。 バンコク都はUrai Paint Company、ATM Spray(塗料の会社)と共同で運河沿いの壁にストリートアートを描き、オンアーン運河の新しいランドマークを作る「ATM SPRAY X Ong Ang STREET ART」プロジェクトを開催しました。地域のアイデンティティや文化を反映したアート作品で、オンアーンコミュニティをより美しくします。写真を撮るもの楽しいエリアです。 オンアーン運河のもうひとつの見どころはカヤックです。運河の美しさを見るためのクルーズとしてバンコク都が無料でサービスを提供しています。16時から20時まで利用できます。 バンコクの新しいランドマークとなったオンアーン運河のナイトマーケット。近くにはチャイナタウンやインディアタウンなどもあり、散策するのも楽しいエリアです。地下鉄で気軽にこれるのもいいですね!たまには川沿いの風に吹かれて、こんなバンコクの夜をゆったりと楽しんでみてくださいね!それではまた! Location     :     22 Soi...

Mother Earth Squeezing Her Hair  (Phra Mae Thorani) 髪を絞る母なる大地(プラ・メートラニー)

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サワディーカー!パットです。今日はタイで有名な神様の一柱である大地の女神様をご紹介します。「プラ・メートラニー」は大地に豊穣をもたらす神様です。「母なる地球」、「母なる大地」または「髪を絞った母なる大地」とも呼ばれており世界のすべてのものの起源であり、世界を養う「母」のような存在です。タイ以外の東南アジアやインドなどでも知られている神様です。特に仏教徒には親しまれているでしょう。そこには有名なエピソードがあるからです。 ブッタが悟りを得るために熱心に修行をしていた頃のお話です。 ある日ブッタが菩提種の下で瞑想をしていて、悟りを開く直前になったとき、それを邪魔しようと悪魔の化身マーラがいろいろな形をした悪魔(戦士、野生動物、女性など)を解き放ち、あらゆる誘惑でブッタが悟りに到達するのを邪魔しようとします。たくさんの悪魔たちはブッタの霊力の前に逃げ出してしまいますが、マーラは残り戦いを挑みます。マーラが火を放つとすべての生き物、神々たちでさえ逃げ出す中、炎につつまれたブッタが大地を右手でふれ、プラ・メートラニーを召喚します。美しい女性の姿をした地神が菩提樹の下の玉座より現れ出て、長い髪をねじり絞り、そこから聖なる水が流れ出てやがて激流となり洪水を引き起こしました。洪水はマーラや悪いものたちを洗い流しブッタは悟りを開くことができたのです。その洪水は世界の人々の悪を善に変える、悪いことを縁起の良いことへ変えていく象徴と言われています。 母なる大地にひれ伏し、崇めるという信仰は少なくとも 3,000 年前から人類と共にありました。 古代のタイ人は、母なる大地がその土地の守護神であると信じていたので、平和で穏やかな土地を保つために母なる大地を崇拝していました。 この母なる大地の出てくる伝説は仏教徒に大自然は地球の象徴であり、豊かさであり、すべての生き物の始まりであると信じさせています。それは今でも言い伝えられ、習慣となり、交易、ビジネス、長距離の移動など何かを始めるときに母なる大地の女神に敬意を払ったり、参拝をする人がたくさんいます。 またタイの人々は農作物や穀物を豊富に収穫するのを助けてくれる母なる大地に感謝を表します。一年中食べ物があるように。地球上の人間を支え、苦しみを和らげてくれるように。 マザーアースは世界を支える女神とされ、豊穣のシンボルとされています。 プラ・メーラートニーの像や絵はタイ各地で見かけることが多いでしょう。今回紹介した写真はバンコクで有名なメーラートニー像です。王宮広場から徒歩10分の小さな公園の中にありますので、王宮周辺の観光の際にぜひ立ち寄ってみてくださいね!きっとご利益がありますよー!それでは、また! Location     :     Ratchadamnoen Road, Bangkok (corner of Ratchadamnoen Road, Sanam Luang) Time to open     : ...