世界初のアメージングな!銀の教会、ワット・シースパン (Wat Sri Suphan)

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ワット・シースパン
寺院の入口

サワディーカー!パットです。今日はチェンマイ県の「銀の寺」として有名な寺院をご紹介します。いろいろとアメージングなお寺なんです!さあ、行ってみましょう! 

 ワット・シースパンは500年以上の歴史を持つ寺院です。 チェンマイで最も古い寺院の 1 つとされています。 「ワット・シースパンの碑文」に寺院建設の歴史が記されています。 西暦1500年、ランナー王国マンラーイ朝(チェンマイ王朝)のプラ・ムアンケオ王とその母シリヤサヴァティ女王が、プラ・プッタパティハーンという仏像を安置するために「ワット・シースパン」と呼ばれる寺院を建立しました。 

本堂の入口
本堂の入口
外壁の銀細工も美しいです。
外壁の銀細工も美しいです。

 ワット・シースパンは「世界初の銀の寺院」と称される美しい建物で有名ですが、銀の寺に生まれ変わるのは少しあとの話なんです。寺院はチェンマイの有名な銀細工生産の中心地とされるウアライ通りの鋳物職人や銀器職人の集落の中にあります。2004年に老朽化した古い本堂に代わり建てられた新しいお堂が「世界初の銀のウボソット」というわけです。仏陀への供物として寺院の主僧の教えを参考にした基礎と建築方法で、職人たちが協力して建立し、ラーマ9世を讃え、ランナーの地に仏教美術品として奉納されました。地域の活性化のためにも地元の共同体がアイディアを出し合い、それは美しい銀の外観を作り上げました。石造りで、長さ17.5メートル、幅5メートル、高さ18メートルの本堂の外装と内装はすべて純銀細工で装飾されています。職人たちは精巧な美しさの作品を作り上げました。 

ここには黄金の仏像「プラチャオ・チェットトゥー」が安置されているのですが、こんなお話があります。第二次世界大戦中、日本軍がワット・シースパンを軍事拠点として接収していたということです。寺院の3つのホールを戦闘司令部として使用していて、修行僧は別の場所に逃げなければなりませんでした。多くの捕虜が捕らえられ、寺院内で拷問を受けていたとも言われています。連合軍がワット・シースパンの日本軍基地を攻撃するために航空部隊を送ったとき、宗教施設は破壊されました。しかし、不思議なことに、ウボソット(お堂)の中の仏像には損傷がなく、右肩と左膝に銃弾が跳ね返った痕だけが残っていました。村人たちは今もこの仏像を”奇跡の仏像”と呼んでいます。 

 
**残念ながら、この銀の布薩堂に女性が入ることは禁止されています。** 

1771 年に建てられた「ウィハーン」(本堂以外の仏堂)は古代ランナー建築です。  
1994年にこの寺院は修復され現代美術が加えられましたが、元の仏教美術はそのまま残されています。 

 この寺院には博物館もあり、私たちも見ることができます。 その名も「Sala Si Mu Lanna Wisdom Museum(ランナークラフト知恵博物館)」。ランナー王朝の独自の知恵と知識、職人たちの歴史をあらわした様々な銀細工の作品が展示されています。 
また銀細工工房の見学や体験が楽しめます。 

あなたが女性でしたら、残念ながら本堂の中の装飾や仏像を観ることができなくてごめんなさい!でも、入口や外壁の銀細工もとても素晴らしいものです!きっとその美しさと精巧さに感動していただけると思うので、ぜひ行ってみてくださいね!ではまた! 

  

   住所 : No. 100 Wua Lai Road、Hai Ya Subdistrict、Mueang Chiang Mai            チェンマイ県 

営業時間: 08.00-18.00 

入場料:外国人50バーツ、タイ人は無料。 

ランナークラフト知恵博物館

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