バーンラック(愛の街)エリアにある 家族の愛と温かさを感じるBangkokian Museum(バンコキアン博物館)
サワディーカー!パットです。 本日は知る人ぞ知るマニアックな博物館Bangkokian Museumをご紹介しますね。
バンコキアン博物館ができた背景
この博物館は1992年2月25日にワラポーン・スラワディー教授がインサート・サアン財団の支援を受けて設立しました。元々彼女の母親であるサアン氏が所有していたこの土地と住居をバンコクの中流階級の人々の生活を紹介できる博物館として一般公開したのです。 ここではバーンラックの人々の物語を探索し、1937年頃のバンコクの人々の生活を体験することができます。博物館の創設のきっかけは、バンコクに緑地を作りたいというワラポーン教授の願いでした。彼女は木々を愛する人物であり、植樹家でもあります。そして彼女は当時の村人たちの物語を伝えたいとも思ったのです。その時代の社会史を映し出す小さな家族の物語。
300平方メートルの敷地に3つの建物があります。まずは最初の建物から見ていきましょう。今から80年以上前の1930年代。当時の生活はどんなものだったのでしょう。
1棟目の建物
最初の建物は、寄棟造りの赤い瓦屋根の2階建ての木造住宅でした。築60年以上の中国の職人技だが西洋の影響を受けた建築レイアウトになっています。ワラポーン教授の家族がかつて住んでいた建物です。この建物の内部は、次の部屋で構成されています。
1. 居間
このリビングルームは来客を迎えるために使われただけでなく、ワラポーン教授の母親のピアノルームでもありました。この部屋に展示されている古い品々の中にはピアノやワラポーン教授の義父であるフランシス・クリスチャン博士が所有していた1897年~1927年頃のヨーロッパ製のワインボトルや切り子ガラスのワイングラスなどが展示されています。
ワラポーン教授のお母さんの思い出のピアノ。
ボトルやカットグラスを収納するキャビネットもアンティークで素敵です。
2. ダイニングルーム
中央には6〜8人掛けのダイニングテーブルがあります。テーブルの上には、西洋風のディナーセットと中国風の磁器食器が飾られています。様々な形の緑色のホーローウェアもありました。
テーブルの上に並べられた洋食器と中国磁器の食器
ダイニングルームには古い白黒テレビが置かれていました。
3. 図書室
書斎または執筆室であるこの部屋にはサアン・スーラワディー女史(ワラポーン教授の母)の夫でインド人のフランシス博士の本が置かれています。(ワラポーン教授の義理の父にあたります。)フランシス博士はイギリスで外科の学位を取得しました。英語で書かれた様々な病気の治療に関する医学の教科書と、母親と子供向けの英語学習書です。この部屋に隣接してアンティークのバスルームとトイレがあります。
医学書などの展示
昔の学生用の机
本棚
昔の浴室とトイレ
それでは2階を見に行きましょう。
4. おばあちゃんの寝室
建物の2階にあります。おばあちゃんが亡くなった後にワラポーン教授が使った寝室です。おばあちゃんの寝室には、蚊帳付きのアンティークな洋風木製ベッドがあります。化粧台とキャビネット、化粧品を入れるガラス、さまざまな種類の香水瓶。これらはラーマ6世の時代のものです。アユタヤ後期からラタナコーシン時代のものと見られる礼拝用の仏像もあります。
化粧台
化粧品や香水用のガラス容器
昔の金庫
5. 先祖の部屋
先祖のお骨を祀っている専用の部屋がありました。
6. ヨーロピアン ドレッシングルーム
ヨーロッパ風に装飾されたドレッシングルームです。三面鏡になっているドレッシングテーブルがあります。男性のひげそり用の道具があります。
三面鏡の化粧台
髭を剃るための道具
7. 主寝室
この寝室はワラポーン教授の姉の寝室です。大きなワードローブがあり、化粧台と大きなベッドが置かれています。
バスルーム
2棟目の建物です。 この家はもともとトゥンマハーメック地区のソイ・ンガム・ドゥ・プリ(サトーン通りの西側)に建てられていたものです。オリジナルに近い形で再現された木造2階建ての家屋です。元々この家を建てた目的は、1階をフランシス・クリスチャン医師の診療所にするためでした。この家は医師が病気で亡くなるまでに完成しませんでした。その後、ワラポーン教授はトゥンマハーメックにあった家を取り壊しました。そして限られたスペースですが、こちらに再現されました。医療器具なども残っています。2階は寝室になります。
1階は展示会やアクティビティを開催するために使用されるオープンホールです。 2階には寝室が配置されており、患者の診察室を模した小さな小部屋もあります。
診察室
流し台
水道がなかった時代にこのような汲み置きの水を手を洗うために使われていました。
診療機器を保管するキャビネット
医師の寝室
診察室の向かい側にあります。
3 棟目の建物です。
1 階は生活用品が展示されています。 キッチン用品、文房具、工具、手工芸品などがあります。2階にはバンコクの概要が展示されています。バンコクの概要には次のものが含まれます。
昔のIDカード(身分証明書)
これはワラポーン教授の身分証明書です。
昔の家屋登記書
ガスコンロの無い昔のキッチン
調理には燃料として薪を使用していました。
キッチンの雰囲気
ドラゴンジャー
昔は、飲用や調理用に降った雨水を貯めなければなりませんでした。 そのため、このような大きな壺を置いていました。
アイロン
昔は電気がありませんでした。アイロンは木炭の熱を利用していました。 木製のハンドルが付いています。内部には加熱用の木炭や石炭を入れるスペースがあります。
なんだか懐かしいポラロイドカメラ
バンコク博物館は観光名所の一つです。 母親から受け継いだ家と資産を、次世代の若者たちが学ぶための博物館にアレンジしたいというワラポーン教授の意向で新しい視点の博物館ができました。この家はバンコクの財産になりました。第二次世界大戦前後の中流階級の人々の生活を物語る建物です。展示されている品物や家電のほとんどが家の持ち主が実際に使っていたものでした。 私はこの家の魅力に恋をしました。ワラポーン教授の家族の愛と温かさを感じます。😊
住所: Soi Charoen Krung 43, opposite the Central Post Office, Bang Rak District,...
[ラーマ6世の愛した都会の中の離宮] Phayathai Palaceパヤタイ宮殿
サワディーカー!パットです。 本日ご案内するタイの名所は「パヤタイパレス」です。 この宮殿がある「ラチャウィティ通り」は約100年前にチュラロンコーン国王陛下 (ラーマ 5 世)がサンヒー通り(現在ではサンギと呼ばれることが多いが、これは中国で 「とても喜ばしい 」という意味の縁起の良い言葉である)と名付けました。その後陛下の治世中に「ラチャウィティ通り」という新しい名前になり現在に至ります。 サンヒー通りの終点には刈りたての菜園や畑が広がり、そこをサムセン運河が流れているので開放的で空気も心地よい場所でした。
パヤタイパレスまたはワンパヤタイとも呼ばれるこの宮殿は穀物を植える実験場や、王室の戒律を守るための休憩所として使用するためにラーマ5世のご厚意により、田んぼだった100ライの土地を購入するよう命じられました。そして陛下がこの田んぼの丘を訪れた際に、過ごす場所として1909年に宮殿が建てられました。そこから陛下は頻繁にパヤタイ宮殿に滞在するようになりました。最後に訪問されたのは1910年10月16日で陛下が崩御される1週間前のことでした。ラーマ5世の崩御後、妻であるスリ・パチャリントラ王女殿下が、ラーマ5世の近親者や同世代の人々とともに、約10年間パヤタイ宮殿に滞在しました。
それはラーマ6世の治世まで続き、ラーマ6世は元の宮殿の一部を取り壊し改装するよう命じました。その後、ラーマ7世の治世に、ビジネスのためにサイアムを訪れる外国人に便宜を図るため、一部を「パヤタイ・パレス・ホテル」という一流ホテルに改装しました。高級ホテルに分類され、「東洋一」と称賛されていました。また後にラジオ放送局の所在地になったり、タイ王国陸軍の医療司令部が置かれたり(後のプラモンクットクラオ病院)現在に至るまでさまざまな用途として使われてきました。現在のパヤタイ宮殿は一般の人が訪れることができる博物館として整理されています。私たちは宮殿の内部を見に行きました。
見学前に見学チケットを購入します。 入場料: 大人60バーツ シニア(60歳以上)30バーツ 子供(10~14歳)10バーツ (追記:外国人観光客も同料金)
チケット購入後、待合室で宮殿見学のルールなどを説明されます。いざ出発。
元々パヤタイ宮殿の 3 つの王室公園のうちの 1 つで、王族の憩いの場であったと考えられています。景観は幾何学的でローマ建築様式を用いた庭園パビリオンです。中央の丸いパビリオンには、コリント式の柱に支えられたドーム型の屋根があります。その両側には、長方形で屋根のないパビリオンがあり、ドームと同じような柱が上部を横切る梁を支えています。ローマ風の大理石の置物で飾られています。正面とつながる階段エリアには大きなプールがあります。プールを囲む広い歩道がパビリオンとつながっています。このパビリオンは野外公演の舞台として使用されることもあります。
ピマーンチャクリー宮殿の西側に位置し、ラーマ6世が建設を命じた宮殿です。チーク材の2階建てで、屋根は粘土瓦で作られています。ラーマ6世が1920年8月22日から一時的に滞在し、仕事場として使われていました。宮殿の中にはラーマ6世が散髪をし、入浴する場所があるのも特徴的です。
ピマーンチャクリー宮殿の西側にあります。王族の接待に使われていました。天井と天井近くの壁には花柄のアールヌーボー様式の模様があしらわれており部屋の天井には西洋風の羊飼いの男女と羊の絵が描かれています。
パヤタイ宮殿で重要なもののひとつが、ラーマ6世の治世に建てられた民主主義都市のミニチュアであるデュシタニ(天国の都市)です。ラーマ 6 世は、1エーカーの土地に民主的な統治を試すためのモデル都市の建設を命じました。そして実際そこに人も住んでいました。しかし現在このミニチュア都市は残っておらず、その模型がこの部屋に展示されています。
パヤタイパレスの中央に位置し他の宮殿建物につながっています。退位された国王が過ごしたり、食事をする部屋があります。拝謁の為の部屋があり、ラーマ6世の肖像画と暖炉があつらえられています。南国タイで暖炉を設えたのはラーマ6世のヨーロッパ風装飾へのこだわりでしょうか。
浴室も完備し、内部は乾式石膏技法による美しい天井模様と絵画で飾られています。パヤタイ宮殿がパヤタイホテルに改装された後、ピマーンチャクリーホールの2階にあるこの国王の寝室は、ベッド2台、バスルーム1つ、扇風機や電話などのアメニティを備えた豪華なマスターベッドルームに改装されました。当時料金は1泊100バーツでした。現在の価値だと8万円くらいでしょうか。(価格は昔のお金の価値に基づいています。)当時としては豪華なホテルでしたね。
2階のドームの下の部屋です。金色の模様が入った白いキャビネットの本棚が上品で素敵です。
王の寝室(ロイヤル・スイートルーム)
ラーマ6世は、新しい寝室を造るため、ワイクン・テパヤサターン・ホールの3階を増築しました。彼は部屋の換気に特に気を配り、新鮮な空気が部屋に入るように特製の折りたたみ式のカーテンを設置させました。また天井の換気口は、夏の暑さをしのぐのに役立ちました。フレスコ・セッコの天井画には、楽器を演奏する4人の若い天使が円状に描かれています。後のパヤタイ・パレス・ホテルには4つのスイートがあり、このワイクン・テパヤサターン・ホールの3階にある部屋がロイヤル・スイートで最も豪華で、1泊120バーツでした。
この宮殿は正面にあります。特徴的なビザンチン建築の影響を受けておりドームがあります。中央は4つのフードを備えた湾曲した屋根で支えられています。壁の上には人物と植物の模様が描かれています。かつては王室の儀式の場でした。誕生日のお祝いや王室の慈善行事や宗教的な儀式、王室の来賓をもてなすために使われたり、時には劇場や映画館として使用していました。
カフェ・ド・ノラシン
ラーマ6世の治世末期に建てられた100年以上の歴史があるタイで最初のコーヒーショップです。当時は商人、外国人、王室衛兵の間で人気の店でした。甘いデザートや風味豊かな料理など王室の厨房レベルの美味しさでしたが、ラーマ7世の治世初期に廃業しました。その後、パヤタイ宮殿保存財団がラーマ6世の時代のカフェの雰囲気を再び体験できるように修復し、2010年8月1日に正式にオープンしました。装飾には初期のラッタナコーシン時代の建築と西洋文明を融合させています。家具はすべてクラシックなスタイルでラーマ6世時代のものを模倣しています。このレストランに来れば誰でも、まるで宮殿で食事をしているような、贅沢な気分を味わうことができます。
パヤタイパレスは古い宮殿で、思い出の場所であり、昔の文化を学ぶ場所でもあります。まだ見学用に一般公開されていない部屋もたくさんあるのですが、現在見ることができる部屋や庭だけでもいにしえの美しい芸術と当時の雰囲気や王室の品格を私たちに伝えてくれました。タイの王室や昔の文化に興味のある方はバンコク観光の際、ぜひ立ち寄ってみてくださいね!
パヤタイ宮殿はラチャウィティ通りのプラモンクットクラオ病院内にあります。電車で簡単かつ安価に移動できます。BTSスカイトレインに乗って、ビクトリーモニュメント駅で下車します。その後、ラチャウィティ通りに沿って病院まで少し歩きます。
毎週土曜日と日曜日に見学できます。午前9時30分と午後1時30分にガイドによるツアーがあります。1日2回見学できますが、1回のツアーは定員30人です。 ※ガイドなしの見学はございませんのでご注意ください。
Location : 315 Ratchawithi Road, Ratchathewi District, Bangkok
Open : Saturday...
Sai Yok Noi Waterfall カンチャナブリーの泰緬鉄道停車場近くの「サイ ヨークノイ滝」で心と体を癒されよう!
カンチャナブリー県サイヨーク郡国立公園内にあるサイヨークノイ滝。別名カオパン滝とも呼ばれています。カンチャナブリー県にはいくつかの国立公園があり、多くの滝がありますが、ここが一番アクセスが良く多くの観光客が訪れています。主要道路であるトンパープーム-サンクラールート沿いにあり道路から100メートルほど歩けば滝に到着です。古くからある有名な滝です。カオパン滝と呼ばれる理由は、カオ(タイ語で山)の麓にある石灰岩の崖がパン(崩れ落ち)、滝となったからです。その水源は、山から湧き出た水が小川となって流れています。約30メートルの高さの石灰岩の崖を流れ落ち、さまざまな種類の植物の木陰の斜面に沿って広がっています。滝の周辺は、特に雨季には日陰の多い美しい自然環境になります。7月から10月にかけては水量が多くなり、この頃がベストシーズンと言えるでしょう。しかし、私が訪れたのは6月でしたので未だ水量が十分ではなく滝の本来の美しさは見れませんでした。現地のお店の人に聞いたところ、雨が泥水を運んでくるため、この時期は水が澄んでいないそうです。
チュラロンコーン国王陛下(ラーマ5世)は1888年にこの滝を訪れました。そして1963年には、ラーマ9世陛下と王妃が列車でこの滝を訪れた歴史的な滝です。第二次世界大戦中にサイヨークノイ滝周辺を通ってビルマに向かうタイとミャンマーを結んだ泰緬鉄道(たいめんてつどう)は旧日本軍によって建設・運航されましたが、戦後英国軍が日本軍捕虜に命じて部分的に撤去させ、現在はサイ ヨークノイ滝の停車場で途切れています。その建設中の過酷な労働により大量の死者を出したので英語圏では「死の鉄道 (Death Railway) 」の名で知られています。この鉄道は映画『戦場にかける橋』のクウェー川鉄橋でも有名ですね。残っている部分はタイ国有鉄道南本線ナムトック支線として今も運行されています。自然の中を走る鉄道は風光明媚で見所も多いため、観光客に人気の路線となっています。滝の入口脇には、第二次世界大戦で日本軍が使用した蒸気機関車が展示されています。この蒸気機関車、C 56 No.702 は終戦後は1946 年から1976 年までタイ国鉄が旅客輸送用として使用して、現在はお役目を終えてこの駅の傍らで静かにたたずんでいます。
あまり大きくない一段滝です。崖から流れ落ちる滝の下には人が泳げる広さの滝つぼがあります。水が多いときはとても美しい滝が見られます。水が少ない時期には広々とした石庭を見ることができます。今回は水が少なかったのですが、水が少ないときでも別の美しさがあるので観光客が絶え間なく訪れます。
この滝は、カンチャナブリー市内に最も近い滝といえます。旅行に便利で、7月~10月がベストシーズンではありますが、ほぼ一年中楽しめるので、たくさんの観光客が訪れます。特に土曜日と日曜日には人が多いです。料金は無料で滝の観光を楽しむことができます。 日本では国立公園内の滝で泳ぐことはできますか?タイでは普通に滝で泳いだり水遊びを楽しめます。天然のマイナスイオンは森の中、そして特に水しぶきのあがるところに多く存在しています。マイナスイオンを多く取り入れると新陳代謝や自然治癒力が向上して細胞が活性化されます。そして自律神経の働きを高めてくれます。また、滝の落下で生じる衝撃波の波動も、精神の安定に大きく作用しています。心の安定や精神統一に効果的に作用するそうです。ぜひ皆さんも都会に疲れたら、大自然のもたらすエネルギーで心と体を癒しに来てくださいね。
Location : Along the Thong Pha Phum - Sangkhla road, Sai Yok District, Kanchanaburi Province, approximately...
Nonthaburi Museum(ノンタブリー博物館)
サワディーカー!パットです。今日ご紹介するのはノンタブリー博物館です。 その歴史を遡ると法務省が敷地を用意したところから始まります。この敷地は元々、首都刑務所(バーンクワン中央刑務所)の建設準備のために購入された土地ですが、この一帯に法科大学院を建設する予定となりました。 しかし人材不足のため、代わりにロイヤル・カレッジ・スクール(王立学校)として使用されました。建物の建設予算は 559,868.69 バーツで、1910年に建物が完成し、1911 年に初めて授業が行われ、1925 年頃に閉校しました。1928 年から 1992 年まではノンタブリー県の市庁舎として使用されていました。その後、市庁舎はノンタブリー県庁舎に移転し、それから2008年まで歴史的建造物として保存されてきましたが、2009年にこのノンタブリー博物館になり、過去から現在までのノンタブリーの歴史と発展を示す「ノンタブリーの精神を保存する学習センター」としての役割が始まりました。
博物館の建物は熱帯気候に適応させた西洋建築です。 かつて主要な交通路であったチャオプラヤー川に面しています。 総面積は2ライ2ガン(51平米)です。 レンガとモルタルでできた2階建てで、7棟が長方形に配置されています。 広い四角形の中庭を取り囲むように、木製の歩道が延びています。 歴史的にも重要で価値のある建物です。1981 年にはこの建物を史跡として登録しました。
中には、興味深い歴史的な物語が展示されています。ノンタブリー県の過去の物語、生活様式や地元の知恵を紹介しています。粘土彫刻やクレット島での陶器貿易の黄金時代の映像を観ることができます。展示は 2 つのフロアと 8 つの部屋に分かれています。
1. レセプションルーム
この部屋ではノンタブリ県を簡単に紹介してます。
2. 建築構造
ここではノンタブリ市庁舎の建築要素を見学したり、過去 100 年にわたって撮影された貴重な歴史的写真のコレクションを見ることができます。
3.チャオプラヤー流域の果樹園の街
この部屋では、1549 年にまで遡るノンタブリー県の歴史が語られています。 ノンタブリー県は豊かな土地に恵まれ、多くの人々が移り住んできました。 ノンタブリーは、果樹園と陶器の街として知られていました。
4.ノンタブリーの芸術
見事な壁画の美しさを鑑賞してください。
ここではノンタブリーの最も有名な人々を知ることもできます。
5.土器:ノンタブリーのシンボル
ノンタブリーで最も優れた陶器の数々を鑑賞し、蓋付き水入れの精巧なデザインが どのようにしてノンタブリーの歴史的シンボルとなったのかを学びましょう。
6.バン・コ・クレットとバン・バン・タナオスリの陶器
モン族が作った精巧な陶器の起源をご覧ください。 バーン・コ・クレットとバン・バン・タナオスリの...
Nonthaburi Pier – ノンタブリー桟橋 (ท่าน้ำนนท์)
サワディーカー!パットです。 今日はノンタブリー桟橋とその周辺の美味しい店をご紹介しますよ!
ノンタブリ桟橋(ターナムノン)はチャオプラヤー エクスプレス ボートの起点ともいえる船着き場です。 ノンタブリー側のすべてのボート路線の停泊地であるため、すぐそばに大きなコミュニティの市場、ノンタブリー市場があります。 有名店も多く、バスターミナルも近くにあるので、 ここはノンタブリーの人々の賑わいの中心であることがよくわかります。他の桟橋に比べて旅客数が多い桟橋なので海洋局による港湾開発のパイロットモデルの 1 つとなっています。
ノンタブリー桟橋はチャオプラヤー川沿いのウォーターフロントでチャオプラヤーエクスプレスとフェリー用の桟橋があります。桟橋を出ると旧ノンタブリー市庁舎とノンタブリー時計台が正面にあり、目の前のプラチャラート通り沿いにノンタブリー市場があります。
様々なレストランや有名な屋台のある市場で、食べ歩きや買い物を楽しむことができます。ノンタブリー県はタイ人の間でも食べ物の宝庫として有名で、立ち寄ってみる価値はあります。きっと美味しいものに出会えるはずです。
川沿いの眺めの良いカフェ。 店は3階まであり、食事もできます。 時計台とノンタブリー桟橋の隣にあります。 コーヒーがおいしく、何よりも値段が安いです。このアメリカーノはたったの45バーツです。店員もフレンドリーです。
いろんな野菜を使って7色もの種類がある有名なニラまんじゅうのお店。 しかし、店先で私が見た時は7色もありませんでした。 555!品切れかもしれません。 それだけ人気があるんですね。美味しくて安いターナムノンの名物。 1箱12個入りで35バーツ。
柔らかなパンが評判のパン屋さんです。 餡たっぷりで1斤38バーツから。 クリームやチョコレート、ドライフルーツや野菜などたくさんの詰め物やフレーバーから選べます。 毎日焼きたてのパンを買いにたくさんのお客さんが並んでいます。
こちらもターナムノンエリアの有名なお店。 ここにはたくさんの種類の食べ物がありますが、主なものはグリルチキン、フライドチキン、グリルポークネック、ラーブ、そしてパパイヤサラダなどのさまざまな種類のサラダです。シーフードもあります。かなり混んでいたので、この日は諦めました。 次回 は必ず試してみよう。
ノン・ベーカリーはデザートとベーカリーのお店。 こちらもノンタブリー市場で有名なお店です。店内は香ばしい香りに包まれています。 ケーキ、クッキー、ビスケット、焼きたてパン、タルト、人気メニューのエクレアやパイなど、豊富に取り揃えています。 手頃な価格とおいしさで、多くのお客さんで賑わっていました。
ほとんどのお店は毎日営業しています。開店と閉店時間は店毎に違うようです。 船やバスで訪れるとノンタブリー県のシンボルである時計台や旧市庁舎が見えるのですぐわかります。バンコクと変わらない賑わいの感じがしますが、やはりどことなくノスタルジックで庶民の街といった感じです。 移動手段も便利でちょっとした時間に観光気分を味わえるのもいいですね。皆さんも一度出かけてみてくださいね!それでは、また!
行き方
陸路 : バス路線 戦勝記念塔から 63、 97、 545番。 料金は8 ~...
Prasat Nakhon Luang or Wat Nakhon Luang [アユタヤ郊外の石城] プラサート ・ナコーン ルアン/ワット ・ナコーン ルアン
石の城といえば誰もがタイ東北地方のプラサート・ヒン・ピマイパノムルン(ブリラム県にあるクメール遺跡)やカンボジアのアンコールワットのような有名な石造りの城を思い浮かべるでしょうか。 しかしそれらの場所はバンコクからかなり遠いです。 今日はもっと近場でクメール様式の石造りの城を非常に忠実に再現したとされる「プラサート・ナコーンルアン」と「ワット・ナコーンルアン」をご紹介します。
プラサート ・ナコーン ルアンはプラサート トーン王 (アユタヤ王朝27代目) の治世中の1631 年に建てられました。
ナコーンルアン郡のパーサック川(ルーイ県、サラブリ―県などを流れてアユタヤ県で合流するチャオプラヤー川の支流の一つ)の東側に位置します。 ここはアユタヤ王たちがサラブリーの釈迦の足跡を訪れた際に滞在した宮殿であり、ロッブリーを訪れた際の住居としても使用されました。タイとクメールの芸術が見事に融合したアユタヤのもう一つの聖地です。カンボジアのプラサート・シラのクメール様式をモデルに建設されたと言われています。カンボジアを取り戻した王の名誉を祝うために建てた城ですが、何らかの理由で建設は未完のままになっています。 その後、1989 年にモンドップ(仏堂)が建設されました。アユタヤ王朝の王統は一つではなく4つの王家に分かれており、4つの仏陀の足跡が残されています。
プラサート ナコーン ルアンを訪れる人は、仏陀への敬意を忘れてはなりません。 ぜひ仏陀の足跡もお参りしましょう。最上階にあるマンダップに祀られている仏陀の足跡は、4つの仏陀の足が重なったような形をしており、石には深いくぼみがあります。最大の足跡は幅約 2.50 m長さ約 5.50 m です。
この城のもう一つの興味深いものは300年前の古代のガネーシャ。休暇中は1日に何万人もの観光客がやってくるという大変貴重な古代遺跡なので人混みで事故が起こらないように、寺院の管理者は参拝者を整理したり注意を払っています。しかし、私が訪れた日は平日だったので観光客はほとんどいませんでした。 管理者がナコーンルアン寺院のガネーシャの創造の歴史についても話してくれました。 現在80歳になる建立者の曾孫を通じて、ラーマ5世とラーマ6世の時代からこのガネーシャは現在地に安置されていたと伝えられています。プラナコーンの国立博物館に展示されているガネーシャはこのレプリカであると考えられています。 仕事運や財運についてお願いに訪れる人々がほとんどで、願いが叶った後またお礼に戻ってくる人も多いそうです。
いかがでしたか? アユタヤの旧市街は寺院や遺跡などが数多くある有名な観光地ですが、そこから20キロほど離れた訪れるべきもう一つの場所と言えるでしょう。 田園地帯に囲まれたひっそりとたたずむこの場所にくると時の流れについて考えさせられます。 いくつかの記憶はゆっくりと消えていきます。未完のまま放置された城。おそらく完成したプラサート...
Rancho Charnvee Resort & Country Club カオヤイの自然を感じるホテルとアクティビティー 「ランチョ チャーンヴィー リゾート & カントリー クラブ」
もしあなたが仕事で疲れて、都会の喧騒から逃れたいなら。 リラックスするために休みを取って他県へ旅行するのもタイでは人気の選択です。 タイ北東部に広がる森林地帯であるカオヤイはバンコクからほど近い観光地で、ナコーンナーヨック県、ナコーンラチャシマー県、プラチンブリー県、サラブリ―県の4つの県をまたいだ総面積2,168K㎡の国立公園があります。 「カオ・ヤイ」はタイ語で「大きな山」という意味でここにはドンパヤーイェン山脈の美しい自然と新鮮な空気に囲まれた雰囲気の良い宿泊施設がたくさんあります。
今日はその中でもお勧めの「ランチョ チャーンヴィー リゾート & カントリー クラブ」をご紹介します。リゾートの装飾はヨーロッパのカントリースタイルで、豪華さと快適さにあふれ、700ライ(約11.2K㎡)を超えるリゾートエリア内にはたくさんの自然とアクティビティがあり、どんな好みの方にも間違いなく満足していただけると思います。また宿泊施設は清潔でアメニティも充実しており都会の喧騒を離れてゆっくりとリラックスして過ごすのに最適です。さあホテルの美しさを堪能しましょう。
「ランチョ チャーンヴィー リゾート & カントリー クラブ」は滞在するだけでなく、おいしいレストラン、美しいカフェ、さまざまなアクティビティも備えています。一つの場所ですべてのエンターテイメントが揃っていると言えます。とはいえ、どれほど楽しく充実した1 日が過ごせるか見てみましょう。
Trot Café.
美しいカントリースタイルのカフェ。 店内はカジュアルな雰囲気です。 ほとんどの席はオープンエアで店内はかなり広く、席数も豊富です。 大きな木陰があり、自然が一望できます。
classic car driving.
ヴィンテージスタイルの美しい車でのんびりとドライブしながら、周囲の景色を眺めよう。 料金は車の大きさによって600~1200バーツ。30分ほど景色を楽しみながらドライブできます。リゾートエリア内でのドライブ です。色も大きさも様々な車があります。 景色を眺め、素敵な写真を撮ってSNSに投稿しよう。
ATV(バギー)
冒険好きな人は、クラシックカーの運転よりも少し難しい バギーの運転にぜひ挑戦してください。 バギーの為に作られた舗装されていない難しいルートを走りますが、同じように美しい自然を体験できます。 また、バギーはガイドが美しい黄金色のトウモロコシ畑まで案内するちょっとしたツアーがあります。料金は1台あたり600バーツ/30分です。
乗馬アクティビティ
初心者から上級者まで楽しめる乗馬のプログラムがあります。リード付きの馬で引いてもらったり、トレイルライディングやコースで本格的に講習を受けたい人向けなど様々です。初心者や経験の浅い方はリード付き乗馬をお勧めします。 いつでも近くに専門のスタッフがいてサポートしてくれるので安心して乗馬を楽しむことができます。 リード付き乗馬 500 バーツ/30...
バンコクのクルージングで夜景を堪能!Riverside Bangkok Cruise リバーサイド バンコク ・ディナークルーズ
サワディーカー!パットです。 本日ご紹介するのはリバーサイド・バンコクホテルのクルーズプランです。 チャオプラヤー川を遊覧しながら、アラカルトかビュッフェスタイルのディナーを楽しむアクティビティです。他にもいくつかのクルーズ船が運航していますが、こちらはチャオプラヤー川で最大のクルーズ船でもあります。 タイ人や外国人のお客さんがたくさん利用しています。もちろんホテルに宿泊しなくてもディナークルーズをご利用いただけます。バンコクに来たら一度は体験していただきたいです。 アラカルトとビュッフェスタイルの違いについても説明しますね。
ビュッフェディナークルーズの乗船時間は19:30~21:30 約2時間の行程です。現在、通常価格 1人2000バーツを999バーツに値下げしています。 (お祭りなどにより料金が変動する場合がありますので、ご利用前にお電話などでお問い合わせください。) このクルーズ船の名物はなんといっても料理のラインナップ。 インターナショナルビュッフェなので本格的なタイ料理の他、お刺身などの和食、西洋料理がそろっています。 新鮮なシーフード、フルーツ、デザート、アイスクリームなどもあり、その数は100種類以上。 そして、2時間のクルーズで無制限で食べ放題です! 席は1階(地上階)と2階(屋上階)のどちらかを選べます。 下はエアコンの効いた部屋で快適です。 上は屋上なので眺めが最高です。 上下両方にレクリエーション用ステージがあり、生演奏も行われています。 全体的に、ビュッフェクルーズの雰囲気はいつも明るくカジュアルな感じです。 歩き回って食べ物を選ぶことができます。 グループで楽しんだり、会社のパーティーや家族の集まりなどにも最適です。
アラカルトディナークルーズ乗船時間は19:45~21:45 こちらも約2時間の行程です。 今回、私はこのタイプのクルーズ船を利用することにしました。 クルーズ乗船料は 250バーツが割引され180バーツでした。※別途食事代がかかります。 価格は注文に応じて計算されます。 最大 1,200 名を収容できる容量があり、そして特筆すべきはリバーサイドで 30 年以上の経験を持つ最高のシェフのチームを擁する唯一のクルーズ船であることです。 船上であらゆる料理が作られ、テーブルでサーブされます。 アラカルトメニューのお料理はタイ・中華料理を中心としたメニューとなります。出港前の 18:30頃からお越しいただけます。利用者が多いので料理が提供されるまで時間がかかります。オーダーは早めにした方が良さそうです。このクルーズ船も2階建てです。...
Wat Bowonniwet Vihara.ワット・ボウォンニウェート・ヴィハーラ
ワット・ボウォンニウェート・ヴィハーラまたはワット・ボウォンニウェート・ヴィハーラ・ラーチャヴィハーンと呼ばれるこの寺院は第一級の王室僧院です。ラッタナーコーシン王朝の王に即位する王子が出家修行する寺院であり、以前はワット・マイ(新しい寺)として知られていました。モンクット王(ラーマ4世)、チュラロンコン王(ラーマ5世)モンクット・クラオ王(ラーマ6世)、プラジャディポック王(ラーマ7世)そして、プミポン・アドゥンヤデート王(ラーマ9世)など、代々のチャクリー王朝の王族が出家しています。そしてラーマ6世と9世の御遺骨はこの寺院に安置されています。さらに、ここは 4 人の最高総主教の住居でもあります。 今もラッタナーコーシン時代の仏教にとって非常に重要な寺院なのです。
ワット・ボウォンニウェート・ヴィハーラの興味深いアート
非常に美しい建築と芸術を持つ寺院のひとつです。 バーンランプーのクラシックな雰囲気と相まって、昔のプラナコーン地区にタイムスリップしたような気分にさせてくれます。
寺院の建築様式は、タイ、中国、ヨーロッパなど、さまざまな文化が融合されています。壮大で美しい寺院です。 本堂に鎮座する仏像の一体はピサヌローク県の北側にあるワット・プラ・シー・ラッタナー・マハタートから移されたチンナシー仏。チンナシー仏はとても貴重な仏像で、あらゆる王が参詣に訪れていました。ワット・プラ・シー・ラッタナー・マハタート寺院が荒廃したため、1831年からワット・ボーウォンニウェート・ヴィハーラに祀られています。
その重要性は、ここがラーマ4世が設立したタマユットニカーイ派の総本山であるということ。最高総主教であるソムデジ・プラ・ニャーナサンヴァラ法王の執務場所であるということです。 それで多くの人はここを"総主教の宮殿 "と呼んでいます。
1914 年にラッタナコーシンの第 10 代総主教を記念してラーマ6世国王陛下のご厚意で建てられた宮殿です。かつてはラーマ4世国王陛下が建設された祈りの言葉を印刷する印刷所があった場所です。 宮殿の特徴は、コンクリート造りの平屋建てで、釉薬瓦屋根(ゆうやくがわら) 屋根の棟は漆喰格子模様(スタッコ柄)で装飾されています。 大理石で覆われた床も重厚感があり荘厳な雰囲気です。 また、ペットパレスは 1996 年に王室後援のシャム建築家協会から優秀芸術建築保存賞も受賞しています。 ラーマ9世が眠っている場所ということもあり、多くのタイ人が参拝に訪れます。 日本人の方にも興味深い建築だと思います。 カオサン通りから徒歩5分なので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね!
Address: 248 Phra Sumen Road, Bowonniwet Subdistrict, Phra...
幸運のリボンとガラス橋 ワット・カオ・タベーク(スカイウォーク)Wat Khao Tabaek (Sky Walk)
サワディーカー!パットです。
本日ご紹介するのはチョンブリー県の観光名所、カオ・タベーク寺院。 山林の木陰と山頂寺院の静けさ、そして美しい景色。 頂上からはチョンブリーを360 度見渡すことができ、バンコク近郊で美しい写真を撮るのに見逃せないランドマークとなっています。
カオ・タベーク寺院には木陰のある静かな雰囲気の自然学習コースがあり、植物が豊富で、途中には美しい写真を撮るためのチェックポイントがあります。 森林公園内の橋や各所で幸運を高めるリボンを結ぶといったかわいいアクティビティもあります。
カオ・タベークという 寺院の名前は、山にタベークの木がたくさんあることに由来しています。タベークはタイ語ですので、調べてみたところ、日本でいうミソハギ科という被子植物の一種のようです。 功徳を積む場所を探している人なら誰でも一度は行ってみたい場所。景色を楽しんだり、リラックスしたり、ちょっとした冒険をすることができます。 ここに来たなら、特にスカイウォークには行かないと損だと言われていますよ。
お寺の駐車場は広いですが、日差しは少し暑いかもしれません。 時間無制限で無料で駐車できます。
お寺の中に入ると右手にリボンを売っている場所があります。 山の頂上で結ぶと願いが叶うリボンです。 リボンの色は全部で6色。色ごとに叶う願い事が異なります。
- 赤色 = 功徳と幸運
- 黄色 = 商売繁盛
- 青色 = お金が舞い込む 家庭円満
- 白色 = 仕事の成功 名声 無病息災
- オレンジ色 = すべてのあなたの願いを叶えます
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