バンコクでちょっと知的なお散歩|タイ銀行ミュージアムでお金の歴史にふれる (Bank of Thailand Museum) 

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Bank of Thailand Museum
Bank of Thailand Museum

タイ銀行博物館は、1959年から1971年までタイ銀行総裁を務めたプアイ・ウンパコーン博士のアイデアから始まりました。もともとは1969年に「貨幣博物館」としてオープンしましたが、1977年に一度閉館しています。 

その後、1978年に新たに銀行博物館としての設立が検討され、バンコクにあるバンクンプロム宮殿を改装して、現在の形へと生まれ変わりました。 

そして1993年1月9日、シリキット王妃殿下をお迎えして「タイ銀行博物館」として正式にオープン。そこから現在まで、時代に合わせて展示内容もアップデートされ続けています。 

館内では、タイの経済や金融の歴史を“お金”という視点から学べるのが魅力。昔の貨幣から現代のお札まで、その移り変わりがとても分かりやすく展示されています。 

中でも注目なのが、ラーマ9世(プミポン国王)時代に発行された紙幣コレクション。ほぼすべてが揃っていて、見応えもたっぷりです。 

ちょっと難しそうに感じるかもしれませんが、実際に見てみると意外とおもしろくて、「へぇ〜!」がたくさん。 
バンコク観光の合間に、ゆったり知的なおでかけとして立ち寄るのもおすすめですよ。 

それでは、館内の見どころを一緒にチェックしていきましょう♪ 

紙幣印刷展示コーナー

このエリアでは、実際に使われていた紙幣の印刷機を見ることができます。 
展示されているのは、3台の紙幣印刷機。 

普段なかなか目にすることのない機械なので、「お札ってこうやって作られているんだ」と思わず見入ってしまいます。細かい技術や仕組みにも注目してみてくださいね。 

背景印刷(オフセット印刷) 

こちらは、紙幣の背景に使われている「オフセット印刷」という技術の紹介コーナーです。 

オフセット印刷は、版にのせたインクをそのまま紙に印刷するのではなく、一度ゴムのローラー(ブランケット)に転写してから紙に印刷する方法。直接刷らない“間接印刷”が特徴です。 

この方法は強い圧力をかける必要がないため、細かい線もとてもシャープに仕上がるのがポイント。紙幣の繊細な背景模様にぴったりなんです。 

さらに、この印刷機のすごいところは、複数の版にそれぞれ違う色のインクをのせることで、色が自然に混ざり合い、虹のような美しいグラデーションを作り出せること。専門的には「多色刷り」と呼ばれる技術です。 

また、1回の印刷で紙の表と裏をぴったり位置を合わせて同時に印刷できるという優れもの。精密さが求められる紙幣印刷ならではの技術ですね。 

この初代の印刷機は1965年製で、同年11月10日に設置されました。最大で1時間に6,000枚もの紙を印刷できたそうです。 

昔の機械とは思えないほど高性能で、じっくり見たくなる展示です。 

幾何学旋盤(ギロッシュ(彩文)彫刻機) 

こちらは、紙幣のあの繊細で美しい模様を生み出す「ギロッシュ彫刻機」です。 

仕組みは少しユニークで、先端の鋼の針の動きやスピードをコントロールしながら、ワックスを塗ったガラス板の表面を削っていくことで、細かく複雑な線模様を作り出します。 

針の動きやガラス板の回転は、電動モーターの力を使い、さまざまな大きさの歯車やカム、シャフトなどを組み合わせて制御されています。そのため、人の手では描けないような精密で美しい幾何学模様が生まれるんです。 

こうして模様が刻まれたガラス板は、その後、写真製版の工程で別のデザインと組み合わせられ、最終的な紙幣デザインの元になります。そして、それをもとに印刷用の版が作られていきます。 

紙幣をよく見ると、細かく重なり合ったラインがたくさんありますよね。 
その美しさの裏には、こんな精密な機械と技術があるんだなと、思わず見入ってしまう展示です。 

凹版印刷(インタリオ印刷) 

こちらは、紙幣づくりに欠かせない「凹版印刷(インタリオ印刷)」の紹介です。 

この印刷方法は、インクを版の溝に詰めて、強い圧力で紙に直接押し付けるのが特徴。オフセット印刷とは違い、しっかりと紙にインクを乗せるため、仕上がりに独特の立体感が生まれます。 

実際に紙幣を触ると、少しザラッとしたり、インク部分が盛り上がっているように感じたことはありませんか? 
あの“触ってわかる質感”は、この凹版印刷によるものなんです。 

さらにこの機械は、1回のプレスで紙幣の表と裏の模様を正確に位置合わせして印刷できるという高い精度も持っています。これも偽造防止の大事なポイント。 

最大で1時間に6,000枚の印刷が可能と、昔の機械とは思えないほどの高性能ぶりにも驚かされます。 

見た目だけでなく、「触ってわかるお札の秘密」にちょっと感動してしまう展示です✨ 

転写機 

こちらは、版の模様を別の金属に写し取るための「転写機」です。 

とても高い圧力をかけて、元となる金属版(彫刻やエッチングで作られたもの)の凹凸模様を、別の金属へ正確に転写していきます。こうして作られた大きな版は、実際の紙幣印刷に使われる重要なパーツになります。 

1回のプレスで複数の凹凸パターンを再現できるため、大量印刷にも対応できるのがポイント。まさに“元になる版を量産するための機械”という感じです。 

細かい工程ですが、紙幣の精密さを支える大事な役割を担っているんですね。 

紙幣印刷の展示を見終えると、スタッフの方が次のエリアへ案内してくれます。 
続いては1階へ移動して、さらに別の展示を見ていきます。 

金庫室(セキュリティルーム)

こちらは、紙幣を厳重に保管していた「現金保管室」です。強固なセキュリティシステムが整えられた、特別に制限されたエリアとして使われていました。 

紙幣の出し入れは1か所の入口に限定されており、厳重な管理のもとで運用されていたことがわかります。まさに“お金を守るための部屋”といった空間です。 

普段は見ることのない裏側の仕組みを知ると、紙幣の管理がいかに慎重に行われているかが伝わってきます。 

見学はここで一度終了し、次はスタッフの案内で地下2階の貨幣博物館エリアへと向かいます。 

お金の歴史 1 

ここからは「お金の起源」をたどる展示です。 

スタッフの案内で、まず向かったのは建物の最下層にあたる地下2階。ここはなんと、チャオプラヤー川の水面より約6メートルも低い場所に位置しています。 

まさに“地下へ潜っていく”ような感覚の中で、貨幣の進化とその歴史をたどる展示が始まります。 

世界各地の文明の歩みを振り返りながら、「お金」がどのように生まれ、形を変えてきたのかを学べる空間です。 

「ラーンナー時代」 

ラーンナーは、現在のタイ北部(チェンマイを中心とした地域)に栄えた古い王国で、独自の文化や言語、芸術が発展しました。 

この時代には、交易や経済活動の中で使われた初期の貨幣や交換の仕組みがあり、地域ごとの暮らしと密接に結びついていたことがわかります。 

「ラッタナコーシン初期時代」 

ここでは、硬貨から紙幣へと移り変わっていく時代の流れが紹介されています。 

スタッフの案内で、さらに地下1階へと進みます。ここも引き続き貨幣展示エリアで、主に紙幣が中心に展示されています。 

タイで紙幣が使われ始めた初期から現在に至るまで、その変遷を一望できる内容になっており、まさにこの博物館は“紙幣コレクションの集大成”ともいえる場所です。 

お金の歴史 2 

この展示では、紙幣は大きく2つのタイプに分けて紹介されています。 
ひとつは、実際にある時代で流通していた紙幣。もうひとつは、重要な記念の機会に発行された記念紙幣です。 

見どころのひとつは、「50万バーツ紙幣」。記念として発行された特別な紙幣で、コレクションとしても大変貴重なものです。なんと実売価格は100万バーツ!ちょっとした宝探しのような感覚で、「あれはどこだろう?」と探しながら見学するのも楽しい展示です。 

1905年 ロイヤル・シャム政府スターリング・ローン(英貨公債) 

こちらは1905年に発行された「ローン債券(国債)」の展示です。 

当時のシャム(現在のタイ)は、イギリスやフランスといった海外から資金を借り入れるために、1百万ポンド規模の債券を発行しました。これはラーマ5世(チュラロンコン王)の治世にあたります。 

この借入金は、鉄道の建設(バンコク〜ナコーンラーチャシーマー間の路線)や道路整備、灌漑事業、公共衛生の改善など、国の近代化とインフラ整備のために活用されました。 

まさに、当時のタイが近代国家へと発展していくための重要な資金調達の一つであり、歴史的にも大きな意味を持つ資料です。 

5バーツ紙幣(初期紙幣) 

こちらは、タイで最初期に発行された紙幣のひとつ「5バーツ紙幣」の展示です。 

これはタイ初の紙幣(第1タイプ)で、「片面印刷紙幣(シングルサイド・バンクノート)」とも呼ばれています。1902年4月、ラーマ5世(チュラロンコン王)の時代に初めて発行されました。 

紙幣には「Government of Siam(シャム政府)」の文字と、中央に国章が描かれているのが特徴です。 

これはタイで公式に発行された最初の紙幣であり、それまで使われていた「ポードゥアン(銅製の曲がった銀貨)」から、紙幣制度へと移行していく大きな転換点となりました。 

旧シャム紙幣(Old Siam Banknotes) 

こちらは、ラーマ8世(アーナンタ・マヒドン国王)の治世初期に発行された「旧シャム紙幣」の展示です。 

当時の紙幣は、まだ「シャム(Siam)」という国名が使われていた時代のもので、現在のタイ紙幣のデザインへと移り変わる前の姿を見ることができます。 

ラーマ8世の時代は、歴史的にも大きな転換期にあたり、紙幣のデザインや表記にもその時代背景が反映されています。 

ラーマ8世時代の流通紙幣と特別紙幣(1000バーツ紙幣) 

こちらは、ラーマ8世(アーナンタ・マヒドン国王)の時代に流通していた紙幣の展示です。 

中でも特別な存在として紹介されているのが「1000バーツ紙幣」です。 

これは戦時期の社会的な影響を背景に発行された特別な紙幣で、当時の状況に対応するために作られました。紙幣の流通量が増えたことにより、低額紙幣の消耗が早くなっていきました。 

そのため政府は、より高額な1000バーツ紙幣を発行し、タイ陸軍測量局の印刷所で印刷を行うことで、紙幣の不足や劣化といった問題に対応しました。 

当時の社会状況に合わせて柔軟に制度が変化していったことがよく分かる、歴史的にも興味深い紙幣です。 

 
喪に服す紙幣 

展示の中でも、ひときわ印象に残ったのが「モーニング(mourning)紙幣」と呼ばれる特別な50バーツ紙幣です。 

これは第二次世界大戦末期、物資不足や紙幣不足といった厳しい状況の中で生まれた、いわば“応急処置”としての紙幣。新しく紙幣を十分に作れない中で、すでにあった紙幣に手を加え、再利用する形で発行されました。 

特に印象的なのが、「なぜ“モーニング(喪)の紙幣”と呼ばれているのか」という点です。 

その理由は見た目にあります。もともとの紙幣のデザインを隠すために、黒い帯やインクで上から覆われているのですが、その姿がまるで“喪に服している”かのように見えることから、この名前が付けられました。 

正式な名称ではなく、あくまでコレクターの間で自然と広まった呼び名ですが、実物を見るとどこか静かで重たい雰囲気があり、戦時下という時代背景とも重なって、より印象的に感じられます。 

そしてこの紙幣は、“きれいに作る余裕がなかった時代のお金”でもあります。 
整ったデザインや美しさよりも、「とにかく流通させること」が優先された結果、生まれた一枚。 

だからこそ、ただの紙幣ではなく、その時代の現実や空気まで伝わってくるような、不思議な存在感があります。 

特別な50サタン紙幣(タイ・ティーブ紙幣) 

こちらは、ラーマ8世の時代、第二次世界大戦中に発行された特別な50サタン紙幣です。 

この紙幣は「タイ・ティーブ紙幣」とも呼ばれており、戦時下という特殊な状況の中で製造・輸送されたことに由来しています。 

当時タイ政府は、日本の影響下にあった地域(ジャワ島)の印刷所に紙幣の製造を依頼しました。戦争の影響で国内での印刷が難しかったため、海外での印刷という異例の対応が取られたのです。 

こうして作られた紙幣は、戦時中の混乱や制約の中で生まれたものであり、通常の紙幣とは異なる背景を持っています。 

そのためコレクターの間でも特別な存在とされており、当時の時代状況を色濃く映し出す貴重な一枚となっています。 

ラーマ8世時代の流通紙幣(第8シリーズ) 

こちらは、ラーマ8世の時代に発行された「第8シリーズ紙幣」の展示です。 

第二次世界大戦が終わった1945年頃、タイでは偽造紙幣が大きな問題となっていました。特に20バーツ紙幣と50バーツ紙幣の偽造が多く出回り、社会的にも深刻な状況になっていたといいます。 

そこで政府は対策として、これらの紙幣を回収・廃止する方針を検討。しかし一気に回収してしまうと、市場に出回るお金が不足してしまうという問題もありました。 

そのため事前に新しい紙幣を準備する必要があり、イギリスの Thomas De La Rue 社に印刷を依頼します。 

ところが当時は戦後直後で、同社もまだ十分に復旧しておらず、対応が難しい状況でした。そこでタイ政府は、アメリカの Tudoor Press Inc. に改めて依頼し、新たな紙幣の製造を進めることになります。 

戦後の混乱の中で、通貨の信頼を守るためにさまざまな対応が取られていたことが分かる、興味深い展示です。 

ラーマ8世時代の流通紙幣(第5シリーズ) 

こちらは、ラーマ8世の時代に発行された「第5シリーズ紙幣」です。 

第二次世界大戦中、タイ政府はそれまで紙幣の印刷を依頼していたイギリスの Thomas De La Rue 社に発注することができなくなってしまいます。イギリスは連合国側であり、当時の国際関係の影響を受けたためです。 

その結果、タイでは紙幣不足という深刻な問題に直面します。 

そこで政府は日本に協力を求め、三井物産 を窓口として、日本の紙幣印刷機関に製造を依頼しました。 

こうして生まれた紙幣は、戦時中ならではの国際関係や事情が色濃く反映されたものとなっています。 

100バーツ紙幣のデザイン変更(1968年) 

こちらは、100バーツ紙幣のデザインが大きく変更された際の展示です。 

当時、100バーツ紙幣は約20年以上にわたって同じデザインが使われ続けていたため、偽造が増加するという問題が起きていました。 

そこで政府は対策として、紙幣のデザインを刷新。新たに赤い1本の凹版ライン(盛り上がった線)を加えたり、多色印刷を採用し、さらに青い凹版ラインを追加するなど、偽造防止のための工夫が施されました。 

このシリーズは100バーツの1種類のみが発行され、印刷はイギリスの Thomas De La Rue 社が担当。1968年から実際に流通が始まりました。 

デザインの変化からも、「偽造とのいたちごっこ」の歴史が見えてくる、興味深い展示です。 

60バーツ記念紙幣 

こちらは、ラーマ9世(プミポン・アドゥンヤデート国王)を記念して発行された「60バーツ記念紙幣」です。 

1987年、国王の60歳の誕生日(還暦)を祝して特別に発行されたもので、通常の流通紙幣とは異なる記念紙幣となっています。 

節目となる年を祝うために作られたこの紙幣は、デザインや発行の背景にも特別な意味が込められており、コレクターの間でも人気の高い一枚です。 

王太后記念紙幣(2004年) 

こちらは、王太后陛下を記念して発行された特別な記念紙幣です。 
2004年8月12日、王太后の生誕6周(72歳)を祝う節目にあわせて発行されました。タイでは12年をひとつの区切りとする「干支の周期(サイクル)」が重視されており、6周=72歳はとてもおめでたい年とされています。 

この紙幣の大きな特徴は、タイ銀行として初めて縦型デザインが採用された点です。従来の横向きとは異なり、より印象的な仕上がりになっています。 

さらに、表と裏で色のトーンが異なり、裏面は青を基調としたデザイン。青は王太后の誕生日(曜日)を象徴する色でもあり、細かな部分にも意味が込められています。 

見た目の美しさだけでなく、タイの文化や価値観が反映された、とても特別な一枚です。 

ラーマ9世 即位70周年記念紙幣(2016年) 

こちらは、ラーマ9世(プミポン・アドゥンヤデート)の即位70周年を記念して、2016年6月9日に発行された特別な紙幣です。 
長い在位期間を祝う節目として発行されたこの紙幣は、デザインにも特別な工夫が施されています。 

特徴的なのは、縦型デザインが採用されている点。さらに、数字の「70」の部分には、光の当たり方によって色が変わって見える特殊な技術(オパール調加工や可変インク)が使われており、偽造防止の役割も担っています。 

プミポン国王は 2016年10月13日 に崩御されました。 
在位期間は1946年〜2016年で、約70年にわたりタイを治めた、とても長い在位の国王でした。 

この記念紙幣は崩御のわずか約4か月前に発行されたものになります。このタイミングもあって、より特別な意味を持つ紙幣として知られています。 

ラーマ10世 即位記念紙幣(2019年) 

こちらは、ラーマ10世(ワチラーロンコーン)の戴冠式を記念して発行された特別な紙幣です。 

この記念紙幣は、印刷技術やデザインの美しさが高く評価され、「ベスト・ニュー・バンクノート賞」を受賞しています。 

額面は1,000バーツで、タイ銀行により1,000万枚が発行され、2020年12月12日から流通が開始されました。 

最新の技術が詰め込まれた紙幣は、見た目の美しさだけでなく偽造防止の面でも優れており、現代の紙幣づくりの進化を感じられる一枚です。 

見学の最後は、いよいよ1階へ。 

地下2階・地下1階で通貨の歴史をじっくり学んだあと、再びチャオプラヤー川沿いのエリアへと戻ってきます。 

ここで紹介されているのが、タイ銀行 の「役割と使命」に関する展示。白を基調とした明るい展示室で、これまで見てきた歴史から一転し、現代の金融や経済の仕組みへとつながっていきます。 

過去から現在へと流れをたどることで、「お金」という存在がどのように社会と関わってきたのかを、あらためて実感できる構成になっていました。 

ツアーの締めくくりとして、とても印象に残る空間です。✨ 

タイ銀行の役割と使命 

最後に訪れたのは、タイ銀行 の役割と使命を紹介する「Bank of Thailand Experience」の展示です。 

ここでは、第二次世界大戦のさなかに設立された中央銀行としての歩みと、その後およそ75年にわたって、タイ経済や世界経済の変化とともにどのように役割を進化させてきたのかが紹介されています。 

展示室は、これまで見てきた歴史の総まとめのような内容になっており、 

  • なぜ国に中央銀行が必要なのか  
  • もし中央銀行がなかったら社会はどうなるのか  

といった、少し視点を変えた問いかけも印象的でした。 

お金の歴史を見てきたあとに改めて考えると、「当たり前にある存在」の意味が少し違って見えてくる、そんな展示です。 

ミュージアムショップ 

最後の展示室を出ると、ミュージアムショップがあります。 

ここでは、展示に関連したグッズやお土産が販売されていて、見学の余韻にひたりながらゆっくりと楽しむことができます。 

タイ銀行 が運営していることもあり、紙幣や通貨にちなんだアイテムなど、ここならではのユニークなお土産が並んでいるのも魅力のひとつ。 

見学の締めくくりに、ちょっと立ち寄ってみるのもおすすめです。✨ 

A Cup Café 

A Cup Café は、タイ銀行 の敷地内、博物館見学の最後に立ち寄れる1階のカフェ。 

店内ではドリンクやデザート、軽食などが楽しめて、ちょっとひと息つくのにぴったりの空間です。 

席に座ってのんびりコーヒーを飲みながら、読書をしたり、作業をしたりするのにも良さそう。そして窓の外にはチャオプラヤー川と、ラーマ8世橋 の景色が広がります。 

観光の合間に立ち寄るのはもちろん、「ここでゆっくり過ごすために来る」のもアリかもと思えるくらい、落ち着いた雰囲気の“ちょっと大人な癒しスポット”でした。☕✨ 

このミュージアムは、経済の歴史や通貨について学べるとても貴重な場所です。 

タイ銀行 によって運営されており、古代から現代に至るまでのタイの通貨の変遷を、分かりやすく学ぶことができます。 

展示は最新の技術を取り入れた分かりやすい内容になっていて、単なる歴史紹介にとどまらず、「お金」や「経済」との向き合い方についても考えさせられる構成になっています。 

またここは、金融リテラシーを学ぶための「金融学習センター」としての役割も担っており、人々が経済的なリスクから身を守る力を身につける場としても機能しています。 

観光として楽しみながら、しっかり学びにもつながる、そんな価値のあるミュージアムでした。✨ 

📍所在地 
バーンクンプロム宮殿 内(タイ銀行 敷地内) 
サムセン通り/プラナコーン地区 

🕒開館時間 
月〜金 9:30〜16:00 
※土日・祝日・銀行休業日は休館 

📞電話番号 
0-2544-3858 

💰入場料 
無料 

アクセス 

🚇MRT利用の場合 
MRTでサナームチャイ駅 下車。 
ミュージアム・サイアム 前まで進み、 
そこから3番バスに乗車し「タイ銀行」で下車。 

https://maps.app.goo.gl/E3gLU9hWxHSmR9x28

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