ロンドンストリート London Street
ロンドン ストリートは、2015年にオープンしたタイ初のコミュニティ フード モールです。 「ロンドンシック」をコンセプトにデザインされ、バンコクの郊外、パタナカーン通りに英国風のランドマークを築きました。 MK Suki、Yayoi軒、Miyazaki鉄板焼き、Le Petit Cafe、Le Siam Thai Restaurantの5つのMKグループのブランドレストランで構成されています。 MK グループは、初めてタイの顧客に新しいタイプの体験を生み出すために 3 億バーツ以上を投資しました。 「ロンドンストリート」プロジェクトの総面積は1.8ライ(2,880㎡)。 ここでは、ロンドンという街のユニークさが生き生きと表現されています。 外観も内装もロンドンスタイルの雰囲気が漂います。
「ロンドンストリート」に到着したら、まず写真を撮りたくなっちゃいます。ロンドンと言えば赤い二階建てバスのダブルデッカー、ロンドンタクシー、電話ボックスなど。 そして最も目を引くのはビッグベンの時計塔です。時計はリアルタイムのタイ時間で動いており1時間ごとに鐘が鳴ります。
MKグループの会長兼 CEO であるリット・ティーラコメン氏はこのプロジェクトのモデルとしてロンドンを模した理由をこう述べて居ます。 「英国の貴族の印象に好感を持っていたため、自身の子供たちもすべてイギリスの学校に通わせました。信仰、国籍、文化の多様性が好きなんです。多様性とダイナミックさを併せ持つ都市です。このプロジェクトはMKの所有地に建設します。そのメリットは、自社の食品売り場を作るだけでなく、ここをショールームとして使えることです。海外のパートナー企業が見に来るとき、ここに一堂に会して、各レストランの料理やサービスのスタイルを理解することができます。また新しいメニューを試す場合に、まずこのブランチから始めるのです。」 そのため、一般の支店にはないここだけの特別なメニューもあります。
タイの人々に古くから親しまれているタイスキの老舗レストラン。
言わずと知れた日本料理のレストランやよい軒のタイ支店のひとつ。 全く新しいやよい軒としてリニューアルしました。 これまで以上に国際レベルの味とサービスを高めてロンドンストリート限定の新メニューを発表しました。
シェフの技が光る鉄板焼き料理と、イギリスから輸入した良質な牛肉を秘伝のディップソースでいただくおすすめメニュー「アンガスビーフ」。
モダンな本格タイ料理をロンドンスタイルの雰囲気の中で味わえます。
白を基調とした可愛らしい雰囲気のお店で、スパゲッティ好きにはたまらないメニューがたくさんあります。 食後のデザートにはスイーツメニューとぴったりの香り高く味わい深い高品質なグアテマラブレンドコーヒーをどうそ。
お子さんがおもちゃで遊べるお部屋もあります。...
ワット・ラチャボピット・サティマハシマラーム Wat Ratchabophit Sathitmahasimaram
バンコクにはラタナコーシン王朝の歴史にとって重要なだけでなく、美しい寺院が数多くあります。 その建築物の美しさは訪れて勉強する価値が大いにあります。 そのうちの 1 つは、このエリアにある美しい寺院、ラーマ 5 世とラーマ 7 世の王室寺院であるワット・ラチャボピット・サティット・マハ・シマラームです。 バンコク唯一の王室墓地がある寺院です。 ここにラーマ 9 世(プミポン国王)のご遺体も安置されています。そしてこの寺院の大きな特徴は、西洋の世界を東洋の世界と最も完璧に融合させた寺院であることです。
ワット・ラチャボピット は、ラタナコーシン王(ラーマ 5 世)の治世に建てられました。この寺院の建設は、ラーマ5世の個人的な寺院として1869年に始まりました。建設の理由は、国王が寺院を建てるという古代王室の伝統に従うためでした。また、彼の偉大な信仰心を示すためのものでもありました。
この寺院は中央にあるプラ・マハ・チェディ(仏塔)が円形の回廊に囲まれています。手前には儀式殿があり、奥には本堂があります。この円形の回廊のスタイルは、タイで一番高く、世界最大ともいわれているナコーンパトム県のワット・プラ・パトム・チェディ以前の統治時代に開発された新しいスタイルと考えられています。
この礼拝堂はタイの伝統的な建物です。 屋根の破風は2本あります。 ポーチの切妻はガルーダの上に乗るナーラーヤナ(ヴィシュヌ神)の形で作られています。 これは通常、によって建てられた王室僧院で見られるもので、この寺院が第一級王室認定寺院であることがわかります。
本堂の外観はタイ風。内装はキリスト教の教会風。ゴシック様式の内装を採用していて、天井にはシャンデリアが吊り下げられています。寺院内の本尊は「プラ・ブッダ・アンギラス」と呼ばれる仏像で、リアルなしわのある衣を身にまとい、瞑想のポーズをとっています。ラーマ4世の治世に伝わった西洋の概念を取り入れ、ラーマ4世の治世とラーマ5世の初期に鋳造されたという歴史があります。 もう一つ、語るべきことはこの仏像の玉座の下には、チャクリー王朝の4人の王の遺骨が納められているということです。プッタルートラーナパーライ王(ラーマ2世)、ナンクラオ・チャオユア王(ラーマ3世)、モンクット王(ラーマ4世)とチュラロンコーン王(ラーマ5世)の4人でした。そして2017年、プミポン・アドゥンヤデート国王陛下(ラーマ9世)の火葬式の後、ワチラロンコン国王はラーマ9世の御遺骨もこの大理石の台座に安置するよう招請しました。
王家の墓地もワット・ラチャボピットの見どころのひとつです。この王家の墓は、王家の遺骨と遺体を納めるために建てられました。死後も残された者たちが共に大切にできるようにとの思いが込められています。王家の墓地の中には、大小さまざまな34の記念碑やモニュメントがあります。形式も様々で西洋風のものもあれば、東洋風のものもあります。実在の場所をモデルにしたものもあります。すべてを紹介するのは難しいので今日は中でも重要な4つの記念碑を紹介します。タイ様式の建物です。パゴダの上部は4つの黄金のモザイクで装飾されています。これらはすべて、互いに韻を踏んだ名前を持っています。名前と安置されている人物を紹介します。
1. 「スナンダ記念碑」にはラーマ4世(モンクット王)の娘であり、ラーマ5世の王妃でもある、スナンダ・クマリラタナ女王陛下のご遺体が納められています。
2.「ランシ ワッタナ」には、ラーマ4世の娘でラーマ5世の妹であるマハ チャクリ シリントーン王女殿下と息子や娘たちの遺骨が納められています。
3. 「サオヴァバ・ブッダ」には、千年に一度の王母と言われるスリ・パッチャリントラ・ボロンマリンタ王女殿下と息子の遺骨が納められています。...
食べ歩き屋台の市場 タラート・プルー Talat Phlu Market
今日紹介するのは美味しい屋台が集う楽しいエリア「タラート・プルー」。古い歴史ある街並みとコミュニティの雰囲気、人々の生活、そして美味しい食べ物を体験しよう!
タラート・プルーはトンブリー地区トイタイ通りにあります。 クロン・バン・ルアン運河やバンコク・ヤーイ運河の周辺に古くからあるコミュニティのひとつです。 トンブリー時代からラタナコーシン時代初期まで長い間、華人コミュニティが定住していました。遷都してバンコクに吸収されトンブリー区となった後、その地域に住んでいた中国人をターティエン、サンペン地域に移住させ、タラートプルーの中国人もサンペン地域に移り住み、新たに中国人移民の居住区が形成されました。
タラート・プルー地区は中国人が多く住む運河沿いの住宅地でもあり、ラタナコーシン時代の初期にはこの地域に住む人々はビンロウ(檳榔子)を栽培し始め、やがてそれが広く行われる職業になりました。 当時は都市の人々によく知られた大規模なビンロウ市場でした。しかし褌を締めてビンロウを食べる文化をルールで禁止されてから、需要は徐々に衰えつつあります。しかし、実際は今もこの界隈ではこの文化は根強いようです。この地域も含め、いわゆるチャイナタウンのあるヤワラートやサンペン市場などに中国人移民が多く住んでいます。
かつて彼らの主な生業であったビンロウの売買が衰退したため、他の商売を始めました。いろいろな物の売買を始め、成功したのです。今ではタラート・プルーはトンブリー区の人々にとって、貿易の中心地のような場所です。職業では中国の広東省潮州市で食べられている潮州料理やデザートの販売も人気があります。というのもタイの華人は潮州や汕頭市出身がほとんどで、タイの中華料理は潮州料理が基本だそうです。そうしてグルメでも有名なエリアになったのです。
"タラートプルー駅"
今でも重要な駅であると言えます。 歴史あるタイ国有鉄道メークロン線の駅の一つだからです。 1905年に開通したこの駅は今でも毎日、人や物を運ぶ列車が発着していて、いつも賑わっている様子が見られます。 駅からも近い沿道にも美味しい飲食店がたくさんあります。
Sunee Red Pork Rice.
スニー・カオムーデーン
創業60年以上の ”焼き豚のせご飯“ の有名店
トンレン・ヌードル
Tong Leng Noodle.
トンレン・ヌードル
このお店の麺は自家製。とても香ばしく柔らかい。
デザート屋さんタイの昔ながらのデザートも売っています。
中国餃子のお店
タラート・プルーは古い時代のコミュニティだと考えられていますが、実は今でも魅力がある場所なんです。私はその暮らしぶりを見てそう思いました。重要なのは、このエリアは美味しいものしかないエリアだということです。。今回ご紹介したお店はほんの一部です。 皆さんにもぜひ行ってみてほしいお店がもっとあります。そしてタラート・プルーを訪れた際は、今でもクラシックなスタイルが残る駅での記念撮影をお忘れなく!
タラート・プルーへの行き方BTS スカイトレインを利用してタラートプルー駅で下車します。 その後、4、9、43、111、175 番のバスまたはタクシーに乗ります。BTSタラートプルー駅とメーククロン線のタラート・プルー駅は徒歩15分ほどの距離があります。
ラーマ3世記念公園 Royal Pavillion Mahajetsadabadin
サワディーカー!パットです。 今日もバンコク旧市街、王宮周辺の名所をご案内します。
この公園はプミポン前国王(ラーマ9世)がラーマ3世を称えるために1990年に作られました。その時に、トリ―ムック宮殿とラーマ3世の像も据えられました。
この中庭は改修工事をされてから、広々としてとても美しい空間になりました。 そこにラーマ3世の銅像がどっしりと鎮座していらっしゃいます。椅子に腰かけた姿の銅像の大きさは実物の1.5倍ほどだそうです。
この中庭の名前Lan plubpla Maha Jetsada Bodin(ลานพลับพลามหาเจษฎาบดินทร์)の由来は、ラマ3世の名前であるチェーサダーボーディンから付けられています。外国人にはラマ3世記念公園の方が馴染みがあるかも知れません。
トリ―ムック宮殿は大きな東屋のような建物で、要人を迎え入れる迎賓館のような場所でもあります。内部は一般人は立ち入り禁止ですが、吹き抜けなので中を観ることはできます。床は大理石で屋根や柱には金と赤の模様で豪奢な雰囲気が成されています。
タイ様式の建築で、屋根は色付きの釉薬瓦(ゆうやくがわら)で葺かれています。ラチャダムヌン・クラン通りを通る時、 美しい手入れの行き届いた中庭にそびえ立つタイ建築の建物が一際目に留まります。
ワット・サケット(別名、黄金の山)近くのこの場所を訪れるとラチャダムヌン通りの雰囲気も味わえます。夕方の5時〜6時頃に来るととても良い雰囲気です。 この場所だけを観光地として訪れるのにはそれほどスケールが大きいものではないのですが、大通りに面しており広々としたスペースになっています。タイの美しい建築物を鑑賞して一息つくにもぴったりな場所です。周辺には多くの観光スポットが集まっているので、そのついでに一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか?それでは、また!
ラーマ3世記念公園への行き方
場所:戦勝記念塔から6キロ、車で約20分。 509番、59番、2番、15番、44番、47番、60番、70番、79番、157番、171番、183番、201番、503番、511番、556番など多くの路線を通るバスがあります。
営業時間 : 24時間営業。 **この場所はオープンな庭園なので、いつでも訪れることができます。 ただし夜間はライトアップされないので、あまり綺麗ではありません。 国王や王妃の誕生日などの特別な行事のときにのみ夜間ライトアップされます。**
サンティ チャイ プラカーン公園 Santi Chai Prakan Park
サンティチャイプラカーン公園の名前はタイ語で、"平和の勝利のしるし"という意味です。 市民が自由に憩える都市型コミュニティパークです。 ラーマ1世の治世、バンコク遷都の時代に築かれたプラスメン砦の周囲約8ライ(12,800㎡)のエリアに建てられています。 バーンランプー運河の河口、チャオプラヤー川沿いのプラ・アティット通りのつきあたりに位置しています。 この公園は 1999 年 12 月 5 日、当時のプミポン アドゥンヤデート国王陛下 (ラーマ 9 世) の72周年のお誕生日を記念して建てられました。
公園からはチャオプラヤー川がとても美しく見えます。 バンコクでも数少ない川沿いの公園であり、人々の憩いの場、運動の場として、また様々な重要な文化行事の会場としても利用されています。歴史や遺跡が息づく古都の風情の中で、のんびり散歩してみてください。外国人に人気のカオサン通りからも非常に近いです。
この公園はちょうど河口にあることから、チャオプラヤー川とそこへ流れ込む運河の両方の美しさや風情を鑑賞できるよう設計されています。公園内の建築物もオリエンタルな魅力があります。また、バンコクに2つしかないウォーターフロントパークスタイルの公共公園の1つでもあります。特に人口密度の高いバーンランプー地区にあらゆる人々のための公園を建設するという目的から、車いす用のスロープなどバリアフリーに配慮した設計がされています。
~公園内の見どころ~
サンティチャイプラカーン玉座ホール
サンティチャイプラカーンパビリオンは幅4.7メートル、長さ14.2メートルのタイの伝統的な建築様式でタキアン材を使用して建てられています。王室の様式にならって、チーク材に茶を塗った彫刻が施され、美しいタイの文様で飾られています。 この玉座ホールは、さまざまな王室の伝統行事に使われています。王室御座船に乗り降りするための桟橋には人々が王族を一目見ようと集まることもあります。
美しく魅力的なチャオプラヤー川の景色
この川沿いの景色はとても美しいです。ここからは美しいラマ8世橋がよく見えます。このエリアは運動のための広場にもなっていて、朝や夕方エアロビクスを楽しむ人々が集まります。
プラスメン要塞
これはラタナコーシン時代に城壁とともに築かれた14の要塞の内のひとつです。当時は都市を守る要塞として重要で、現在も残る2つの砦のうちの1つです。3階建ての正八角形の砦はレンガとモルタルでできており、各辺の長さは3メートル、高さは19メートルです。夕焼けに浮かぶ白い要塞も美しく、当時の歴史を感じさせます。
今ではサンティチャイプラカーン公園は、単なる史跡や公園であるだけではなく、バーンランプーのコミュニティにとって重要な文化的エリアでもあります。僧侶への供養やその年の功徳を積むなど、さまざまな文化活動をみんなで行うコミュニティの中心地です。ソンクラーン祭りではバーンランプ―のブッタ像に一般市民も参加して水をかけます。 政府や民間機関もこの地域を利用して、さまざまな観光促進活動を行っています。エリア内にはたくさんの観光スポットがあり、カオサンロードもすぐそこです。サンティチャイプラカーン公園はタイ人や外国人が訪れるバーンランプ―地域のランドマークとなっています。タイに来たらぜひ一度このエリアを訪れてみてくださいね!
サンティチャイプラカーン公園の行き方
住所: Phra Athit Road Chanasongkram Subdistrict,...
チャオプラヤー スカイ パーク Chao Phraya Sky Park
チャオプラヤ スカイパークは都会の真ん中の「空中庭園」と言われている新名所です。 2020年6月24日にオープンしたチャオプラヤー川を一望できる公園で、タイ初、そして世界初の川をまたぐ空中庭園として注目されています。
このエリアは元々、30 年以上放棄されていたラヴァリン高架鉄道プロジェクトの建設現場でした。 建設が頓挫した後、バンコク都はチャオプラヤー川に架かる橋の交通景観を改善するプロジェクトを実施しました。トンブリー区側とプラナコーン区側を繋ぐプラポックラオ橋の真ん中にあります。
長さ約280メートル、幅8.5メートル、高さ2~3メートルの位置にあった廃線跡に遊歩道やサイクリングロードを備えて、さらに障害者や高齢者の利用者向けにエレベーターを設置するなど徹底しました。
設計を手掛けたデザインチームはダブルスペースのコンセプトで、この場所にスカイガーデンを誘致しました。 これにより、道路と道路の間の重なり合う空間が高くなり、バンコクの 360 度の眺望が広がります。 川の真ん中からのビューポイント、まるで円形劇場のように異なる風景を同時に見渡すことができます。
チャオプラヤー川に浮かぶこの公園はビューポイントを3点に分けることで、チャオプラヤー川周辺の景観の美しさを堪能することができます。チャオプラヤー川の両岸にある旧市街はタイ人だけでなく外国人観光客も魅了する活気あるバンコクの新たなランドマークとして賑わいを見せています。涼しい時間にはここに来てウォーキングや運動をしたり、階段状になった歩道で人々が座ってリラックスしたりする情景が見られます。また、ワット・アルン、プラ・ボロンマタート・チェディの仏塔、ワット・プラヨーン、プッタパーン橋などを観ることができ、バンコクの主要な観光スポットをがたくさんあるチャオプラヤー川の美しい景色や雰囲気を楽しめます。
このスカイガーデンに加えて、散歩道やサイクリングロードも整備されており、その通路沿いに作られた緑地もあります。そこにはバンコクの気候に適した様々な植物が植えられています。主な多年草としてウォーターオリーブの木、その他にも、コイ茶、様々なコイン、ラブグラス、ネコノヒゲ、夾竹桃、プルプレア、トイティン(ムラサキルエリア)、蘭など。このように都市の植物や昆虫、生態系全体にも恩恵をもたらしています。
ここは座ってくつろぐのにちょうど良い場所です。たまに音楽を演奏するミュージシャンや学生も現れます。バンコクの雑踏や車の排気ガスなどによる空気汚染も深刻な中、みんなが心身ともに休めるような場所になるといいですね。ここはバンコク人のもうひとつの肺だと思います。美味しい空気を思い切り吸ってリラックスしましょう。日を遮るものはほとんどないので、昼間は熱中症にご注意を!長居をするなら早朝や夕方の涼しい時間に来てくださいね!
チャオプラヤースカイパークの行き方
- バス:サイアム駅のバス停からプッタパーン南行きの73番バスに乗りサパーン・プット駅下車
- 船:サパーンタクシン桟橋からチャオプラヤー エクスプレス ボートに乗り、サパーンプット桟橋で下船。 (オレンジ色の旗が目印)
- 電車:MRTサナームチャイ駅5番出口から出て、約2km 徒歩10分ほど。
世界初のアメージングな!銀の教会、ワット・シースパン (Wat Sri Suphan)
サワディーカー!パットです。今日はチェンマイ県の「銀の寺」として有名な寺院をご紹介します。いろいろとアメージングなお寺なんです!さあ、行ってみましょう!
ワット・シースパンは500年以上の歴史を持つ寺院です。 チェンマイで最も古い寺院の 1 つとされています。 「ワット・シースパンの碑文」に寺院建設の歴史が記されています。 西暦1500年、ランナー王国マンラーイ朝(チェンマイ王朝)のプラ・ムアンケオ王とその母シリヤサヴァティ女王が、プラ・プッタパティハーンという仏像を安置するために「ワット・シースパン」と呼ばれる寺院を建立しました。
ワット・シースパンは「世界初の銀の寺院」と称される美しい建物で有名ですが、銀の寺に生まれ変わるのは少しあとの話なんです。寺院はチェンマイの有名な銀細工生産の中心地とされるウアライ通りの鋳物職人や銀器職人の集落の中にあります。2004年に老朽化した古い本堂に代わり建てられた新しいお堂が「世界初の銀のウボソット」というわけです。仏陀への供物として寺院の主僧の教えを参考にした基礎と建築方法で、職人たちが協力して建立し、ラーマ9世を讃え、ランナーの地に仏教美術品として奉納されました。地域の活性化のためにも地元の共同体がアイディアを出し合い、それは美しい銀の外観を作り上げました。石造りで、長さ17.5メートル、幅5メートル、高さ18メートルの本堂の外装と内装はすべて純銀細工で装飾されています。職人たちは精巧な美しさの作品を作り上げました。
ここには黄金の仏像「プラチャオ・チェットトゥー」が安置されているのですが、こんなお話があります。第二次世界大戦中、日本軍がワット・シースパンを軍事拠点として接収していたということです。寺院の3つのホールを戦闘司令部として使用していて、修行僧は別の場所に逃げなければなりませんでした。多くの捕虜が捕らえられ、寺院内で拷問を受けていたとも言われています。連合軍がワット・シースパンの日本軍基地を攻撃するために航空部隊を送ったとき、宗教施設は破壊されました。しかし、不思議なことに、ウボソット(お堂)の中の仏像には損傷がなく、右肩と左膝に銃弾が跳ね返った痕だけが残っていました。村人たちは今もこの仏像を"奇跡の仏像"と呼んでいます。
**残念ながら、この銀の布薩堂に女性が入ることは禁止されています。**
1771 年に建てられた「ウィハーン」(本堂以外の仏堂)は古代ランナー建築です。 1994年にこの寺院は修復され現代美術が加えられましたが、元の仏教美術はそのまま残されています。
この寺院には博物館もあり、私たちも見ることができます。 その名も「Sala Si Mu Lanna Wisdom Museum(ランナークラフト知恵博物館)」。ランナー王朝の独自の知恵と知識、職人たちの歴史をあらわした様々な銀細工の作品が展示されています。 また銀細工工房の見学や体験が楽しめます。
あなたが女性でしたら、残念ながら本堂の中の装飾や仏像を観ることができなくてごめんなさい!でも、入口や外壁の銀細工もとても素晴らしいものです!きっとその美しさと精巧さに感動していただけると思うので、ぜひ行ってみてくださいね!ではまた!
住所 : No. 100 Wua Lai Road、Hai Ya Subdistrict、Mueang Chiang Mai...
HUA TAKHE OLD MARKETフアタケー オールド マーケット
フアタケー・オールド・マーケット。元々は「ルアン・フォト・トゥーン・リアム」という名前の木造の古い市場で、ラーマ 5 世の時代にクロン クロコダイル、クロン プラ ティウ、クロン プラウェットという 3 つの運河の交わるこの場所はバンコク郊外の中心地的な場所だったそうです。人々が手漕ぎボートを漕いで農産物や製品を取引し、人の往来も盛んな賑やかな市場でした。しかし、道路が整備されるとこの市場は廃れ始め、何十年もの間、手入れが行き届かないままでした。現在は、再び活気を取り戻し、開発するためにコミュニティが戻ってきており、この場所はバンコク郊外の最も魅力的な観光名所の 1 つとなっています。
昔は周辺にワニが多く生息していたことからフア(頭)タケ―(ワニ)でワニの頭という名前がついたそうです。
この市場では、村人たちの伝統的な生活様式を今でも見ることができます。バンコクにありながら、大都市のテクノロジーブームが入り込めない場所でもあります。週末に訪れると、とても静かです。ほとんどの家も店も閉まっています。土日は休みの店が多いので賑やかな雰囲気を観たいなら平日に来なさい。と地元の店員さんから教わりました。しかし、私が来たのは土曜日だったのですが、それほど寂しい雰囲気ではなかったです。でも、今まで行った他のマーケットほど賑やかではないかもしれませんね。
フアタケーコミュニティに足を踏み入れると、まるでタイムマシンに乗って昔に戻ったような気分になり、村人たちの素朴な暮らしぶりやゆっくりとした時間の流れの中、都会とは全く異なる生活を体験できます。コミュニティー内には、フアタケーオールドマーケット、学校、観光客向けのゲストハウス、そしてクラシックなスタイルが残るコミュニティーで暮らす人々の家々があります。
おもちゃや駄菓子のお店が目に留まりました。誰もが子供の頃、好きだったでしょう。もう一度子供に返ったような新鮮さです。今ではなかなか手に入らない、あるいは忘れてしまったかもしれない古いおもちゃやお菓子たち。このお店はほとんど何でも売っている大きなお店です。2バーツからのかわいいお値段。。 久しぶりに食べた子供の頃のお菓子。以前と変わらず美味しい。
レトロなドリンクショップです。この店では、10年以上前に販売していた清涼飲料水のボトルが飾ってありました。ところで、店主は何歳なんだろう?5555+
シックなコーヒーショップ。 落ち着いた雰囲気の店内には、お客様からのメッセージを書き込めるボードも設置されています。
安いデザート屋さんです。 このカップでわずか 35 バーツです。 美味しいです。
マーケットの端に、IJOI STUDIOというお店があります。ここは、絵を描いて遊べるドローイングスタジオです。お店のコンセプトは「一緒に絵を描く仲間を見つけること」店内はとても落ち着いた雰囲気で、リラックスできます。額縁の大きさによって、99〜199バーツ。すべて絵の具と筆代が含まれており、とてもリーズナブル。絵を描いたりぬり絵を楽しんだり 景色を眺めたり、涼しい風を感じたり。他のお店の飲み物、食べ物も持ち込みできます。お店のオーナーはとても親切です。時間の制限も無いので、自由に満足いく絵を制作してくださいね。ぜひ、旅の思い出に絵を描きましょう!
市場のほぼ終点まで歩いたら、フワタケー交差点のカフェ&ゲストハウスがあります。この辺りは観光客で賑わっています。このカフェの人気はそのスタイルにあります。木造2階建ての古民家です。下のエリアは運河の横でレストランとしてオープンしています。このエリアはかなり広いです。ご飯からデザートまでフードメニューも豊富です。値段も安く美味しいです。
ヤムウンセン(スパイシーミックスサラダ)50バーツ
シーフードのバジル炒め、60バーツ
2階は小さなゲストハウス風の宿泊施設になっています。コミュニティで唯一の宿泊施設です。利用できる部屋は3つほどあり、すべてエアコン付き。室内のインテリアは綺麗で清潔感があります。このベッドは手作りの木でできているそうで、とてもシックな感じです。2人用のこの部屋の値段は800バーツです。とても安いと思います。静かで落ち着ける場所です。
各部屋にオーナーがゲストに書いてもらうためのゲストブックを用意しています。メッセージや 自分の気持ちを絵に描いたり、自由に使ってください。オーナーはそれを楽しませていただいて大切に保管しています。 とてもかわいいです。
このゲストハウスでは、宿泊客が無料で参加できるアクティビティも充実しています。ボートを漕いでゴミを集めたり景色を眺めるアクティビティ。ゲストハウスの5匹の猫:マリ、マカム、スアメク、トンイーブ、ソンパンと一緒にボートに乗って遊ぶこともできます。5555!もう一つおすすめのは朝の托鉢です。お坊さんがボートを漕いで来てくれます。私たちは食べ物などを渡して徳を積みます。しかし、私が行った日は仏教の聖なる日でした。そのため、托鉢はありませんでした。オーナーによると僧侶たちは毎日は寺院の外に托鉢に来ないそうです。お寺に功徳を積みに行く人がたくさんいるから、それほど外に出る必要はないそうです。宿泊しない場合でも有料のボートツアーをご利用いただけます。(宿泊客優先です。)他所でもボートツアーサービスがあります。猫ちゃんたちはついてこないけど。。555猫たちに会いたければぜひ泊まってみてくださいね!
あなたもここに来たら平和な雰囲気を写真に撮りたくなると思います。運河のほとりに木造の家屋が立ち並び、時々村人が手漕ぎボートで移動しています。私はますます昔に戻ったような気分になりました。ゆっくりとした時間、穏やかな雰囲気をぜひ楽しんでくださいね!
フワタケーオールドコミュニティへの行き方:自家用車を利用しない場合は、エアポートリンクをご利用ください。Lat Krabang駅下車。(40バーツ/1人)。その後、タクシー(100バーツ以下)またはミニバス(8バーツ/1人)に乗ってください。Soi Lat Krabang...
SAMUT PRAKAN LEARNING PARK AND CITY TOWERサムットプラカーンの展望タワー『ラーニングパーク&シティタワー』
サワディーカー!パットです。今日は"サムットプラカーン展望タワー" へやってきました。なんと! ここは元刑務所の跡地が、チャオプラヤー川河口を望むタイで唯一のランドマークへ生まれ変わったところです。
2012年9月から10年もの歳月をかけて建設され、2022年8月22日サムットプラカーン県行政機関は「サムットプラカーン ラーニングパークと展望台」の開所式を行いました。このエリアは以前は"サムットプラカーン中央刑務所 "でした。その刑務所は2001年にサムットプラカーン県バンボー郡クロンダン区に移転しています。
サムットプラカーン県行政組織と市の自治体が共同でプロジェクトを立ち上げ、5 億 9,373 万バーツの建設予算が使用され、 建設完了までに10年かかりました。壮大なプロジェクトですね!
敷地面積は13 ライ(20,800㎡)以上、 建物の高さは約179メートルです。サムットプラカーン県の情報センターとして、学びの場となるように作られ、一般の人々も訪れることができる新たな観光名所となりました。
チャオプラヤー川河口の美しいビューポイントであることに加えて、この公園には「パクナム市の100の物語」という展示シリーズもあり、観客が体験できるサムットプラカーン県の歴史、生活様式、物語などが 6つのゾーンに分かれて展示されています。さあ、建物に入って、何かおもしろいものがあるか見てみましょう!レッツゴー!!!!!
敷地内にはダイナソー広場があります。数体のリアルな恐竜たちがお出迎えしてくれます!なかなかの迫力です!
現在、タイ人も外国人も無料で入場できます。受付では、見学の前に必要な情報を教えてくれます。
こちらのカウンターで、来訪者は署名が必要です。複雑な手続きはなくサインをするだけです。
受付を済ませると、スタッフが見学ツアーの出発時間を案内してくれます。でも長く待つ必要はありません。見学ツアーは20分おきに行われます。見学は2時間ほどかかります。建物内はエアコンがとても寒いです。 タイのおもてなしです!5555、羽織るものを用意した方がいいですね。
普段はタイ語のみですが、毎週土曜日の12:00頃、外国人観光客のために1回だけ英語のナレーション付きツアーがあります。この特別回に参加したい場合は、電話か写真のQRコードをスキャンして、事前にツアー参加の予約をしてください。この特別回も無料です。(追記:現在無料ですが、変更される場合があるので、事前にご確認ください。)
私は1分遅れでツアーに参加できず、次の回を20分待つことになりました。5555そこでスタッフの方から、まずは25階と23階の360度見渡せる景色を見に上がってみてはどうかとアドバイスをいただきました。
さあ、サムットプラカーンの街周辺の景色を見に行ってみましょう!
25階に上がると、こんなに綺麗なチャオプラヤー川河口の景色が見えてきます。この階にはさまざまな展示室もあります。
この部屋では、地元の知恵や工夫を紹介しています。地元の植物やハーブを使いオリジナルの製品に加工しています。
マングローブに関する情報を紹介する部屋です。マングローブの木は中型の木で、海岸線が海流に浸食されるのを防ぐのに役立っています。
プーチャオサミンプライの歴史を紹介する部屋です。プーチャオサミンプライは聖人として崇められ、サムットプラカーンの市の名前にもなりました。サムットプラーカーンの人々の心を精神的に癒す存在でもあります。
この部屋は、サムットプラカーン県に有名なお寺や僧侶がたくさんいることを表しています。リアルな蝋人形や銅像が飾られています。
ラーマ9世(プーミポン・アドゥンヤデート前国王)の発案によりプミポン橋が建設されました。バンコクとその周辺の交通問題を解決し、バンコクのラットブラナ地区、ヤンナワ地区、サムロンタイ地区と工業地帯を結ぶ物流ルートとなり、サムットプラーカーン県は高速道路網や各種道路と接続できる産業環状道路ネットワークを介して結ばれています。
23階は球体のガラス張りの部屋です。タイで唯一、サムットプラカーンの360度のパノラマを見ることができます。広々とした展望台をゆっくり歩いて回ってみてください。1回10バーツの望遠鏡でエラワン象やプラ・サムットチェディなどサムットプラカーン県の重要なスポットも確認できることでしょう。そしてやはりチャオプラヤー川の眺めはすばらしいです。
いよいよ展示会見学ツアーの時間です。 私たちは急いで1階に降りてきました。 展示テーマは「パクナム市の100の物語」というサムットプラカーン県の歴史、生活様式、物語をユニークに紹介し、観客と対話できるようになっている体験型アクティビティーという感じです。展示は6つのゾーンに分かれています。
Zone 1.パクナム 思い出の出来事
要塞都市の過去の栄光を体験してください。時代によって役割は異なりますが、現代に至るまで長い間、このパクナム市はタイの辺境の町としての根幹を今も残しています。
ゾーン1の見学のためスタッフがドアを開けると、ボートの模型が置かれていました。仮想の船ですが、私たちは乗り込みました。そこで様々な場所へ航海している雰囲気を伝える映像が流れます。映像に合わせて船が動いて進んでいくのでとても楽しい!
Zone 2.
チェックポイントの前から街の港に入ります。
様々な商船が港にやってきて、商品を持ち込んで売ったり、タイから商品を受け取り外国へ運んだり。あの時代の貿易港の雰囲気を描いたものです。
サムットプラカーン県は海洋の前線基地であり、過去に外国人との交易に使用されていました。ここには交易で持ち込まれた製品などが展示されています。
Zone 3.
要塞としてラッタナーコーシン時代初期の新しい城塞都市の雰囲気を味わうことができます。周囲の敵から守る辺境都市として重要な役割を果たすようになった ナコーン・クエーンカーン市とサムットプラカーン市。市建設のための地域測量の起源から強力な要塞都市への統合まで見ることができます。
民族、宗教、文化、伝統の多様性があるかつての人々の生活や交易の雰囲気を体験してください。
この部屋にはプラ・サムットチェディのレプリカも展示されています。
Zone 4.
国土を守るためにーパークナム事件―
可動式の床で1893年ラッタナーコーシン時代にシャムを侵略したフランス軍艦との戦いを体験することができます。プラ・チュラチョムクラオ要塞にある実銃をモデルにしたタイガーガンを備えたダブルハイスクリーンで実戦の雰囲気を再現しました。パークナム事件はタイが新たな経済フロンティアとなる大きなターニングポイントとなりました。タイ国内初のパクナム鉄道をはじめ、交通機関などさまざまな公共事業を創設することとなったのです。
かつての駅の雰囲気
汽車の切符
電信もかつての通信手段の一つです。
昔の電話
プラットホーム
Zone 5.
経済チェックポイント
サムットプラカーンが強力な工業都市になるための重要な一歩を踏み出したストーリーを紹介しています。 経済成長を続けつつ、ユニークな特徴を持つ農業部門と文化的アイデンティティを併せ持つ観光部門。そんなストーリーを知ることができます。
さらに、サムットプラカーンの県花である「フォー・タレー」の大型スクリーンを通して、良好な緑地管理部門のストーリーも紹介されています。
また、物流ベルトゲームや、重要な輸送ルートを示す360°のプロジェクションマッピングで、国の経済を牽引する陸・海・空・貨物輸送システムのネットワークを示すFuture Logistics Lab(未来の物流ラボ)...
SUAN PAKKAD PALACE & MUSEUMスアン・パッカード宮殿博物館
スアン・パッカード宮殿博物館はバンコク中心部の 6 ライ(9,600㎡)のエリアにあります。 BTS パヤタイ駅からわずか 400 メートル。 ここには 8 つの伝統的なタイの家屋(通称タイハウス)があり、上階が回廊でつながっています。タイハウスの他のエリアの散策も楽しいです。 スアン・パッカード宮殿&博物館を見学するルートは決まっていません。決まった道はありません。ここに来ると、美しく貴重なものをたくさん集めている祖父母の家を訪れたような、そんなリラックスした感覚を覚えます。私がタイ人だからでしょうか?日本人の皆さんはどう感じるのか?今日はこのスアン・パッカード宮殿に行ってみましょう。1952年から現在に至るまで、居住者が住みながら外部の人に家を開放して見学させるというスタイルをタイで最初に始めた場所とされています。
この土地は昔は中国人のキャベツ畑でした。タイ語で「スアン」は農園、「パッカード」はキャベツという意味です。 後にラーマ5世の孫であるチュムポット・ボンセ・パリバトラ殿下の住居となりました。1952 年以来、チュムポット殿下夫妻が住居として使っている場所で、一般の人が美術品や骨董品を見るために開放されています。1959年にチュムポット殿下が亡くなった後、妻のMRパンティップ・パリバトラはスアンパッカード宮殿をチュンポット・パンティップ財団に寄贈し、スアンパッカード宮殿博物館として開館しました。
美術史が好きな人なら、ここに来て失望することはないと思います。スアン パッカード宮殿は、ドヴァーラヴァティー、スリヴィチャイ、ロッブリー、チェンセーン、スコータイ、ウートン、アユタヤ、ラッタナーコーシンといった時代の美術品や、クメール美術などの古美術品を収集しています。 これらの美術品は、コレクターの個人的な好みや、当時の文化への関心を反映しています。壊れたり歪んだ食器も蒐集されています。つまり、作りそこなったり、壊れたりした作品も展示してあるので、創作の過程で起こる誤ったプロセスを垣間見ることができるのです。それは芸術であり美でもあり、この不完全さが完全さを生み出すのです。現代美術を思わせるような、歪んだ食器、ボウル、椀を見ることができます。 ただし、どの展示室も撮影禁止となっています。 展示室内で写真が取れるのは漆パビリオンだけ。とても残念です。 でも、雰囲気が伝わる写真を載せていきますのでぜひ見てくださいね。
バンチェンの部屋
バンチェン文化の骨董品を展示する部屋です。 先史時代 約1,800~5,600年前のもの。金属細工や絵付けの陶器で世界的に有名でよく知られている文化です。ラオス国境近くのウドーンターニー県にはバンチェン遺跡があります。 この部屋に展示されている骨董品は色絵陶器、 青銅製の武器や道具、 宝飾品の製造に使われた貴重な色石、ビーズ、ガラスなどです。ここに展示されている貴重な文化遺産によって、タイ東北部の先史時代の 農業、冶金技術の発展を窺い知ることができます。
バンチェンの部屋を出た後、タイハウスを見に歩きますが、このような緑豊かな整然とした庭園の中を歩いていきます。 素晴らしい雰囲気です。
チュラロンコン王(ラーマ5世)がボリパット王子に授けた船で、国王陛下に随行する船のパレードに使用されます。 ...