ロン1919

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LHONG 1919 (ロン1919)は2017年にオープンしたチャオプラヤー川沿いの商業施設です。6800㎡の敷地に残されていた19世紀の華僑の邸宅や倉庫やオフィスを再利用したノスタルジックな建物があり、今では、トンブリー地区の新しい観光地として多くの外国人やタイ人のティーンエイジャー達が写真を撮りに訪れています。  話によると、この場所は167年前にWanglee(ワンリー)というタイ華僑の人物が開業した商船用船着場だったそうです。  元の名前はHoi Chug Long(ホイジュンロン)といいタイで中国人がより多くの自由な貿易ができるよう1850年に建てられました。その当時中国からの貨物船がたくさん入港し、ワンリー家を含む彼らはタイでビジネスを始めるために家族でこの地域に済み始めたのです。そして中国との交易の中心地となりました。  それから時は経ち、長い間使われていなかった商船用港の街がリニューアルされ、タイと中国の文化が融合した新しい観光スポットとして蘇りました。  古い建物に修復作業を施し耐久性のある建物に変えましたが、スタイルは変えずに古きよき時代のオリエンタルでノスタルジックな中国文化を感じさせる雰囲気そのままです。  今日、私たちはBTSでLHONG1919へ向かいます。BTSアソーク駅からサパーンタクシン駅までは44バーツです。  サイアム駅で降りたら下の階に降りて、シーロム線のバンワー行きの電車に乗り、サパーンタクシン駅で降ります。船着場は駅からすぐです。    白い屋根のある歩道を歩いて案内板を左に行くと船着場へ着きます。  この青い看板のチケット売り場でLHONG1919へ行くためのボートチケットを購入することができます。価格は60バーツです。  アイコンサイアムへは無料ボートが出ています。  ちょっと高いですが5分でLHONG1919に着けますのでこのエクスプレスボートのチケットを買いました。タクシーでも行けますが時間によっては渋滞があるのであまりお勧めしません。  ボートが到着すると、スタッフが呼びこんでくれますので乗船しましょう。私が購入したボートは青い旗が目印です。ちょっとお高めのエクスプレスボートなのであまり人がいなくて快適です。無料のボートはやはり人気があるのでいつも混んでいて座れないこともあります。  わずか5分でLHONG1919(シー・プラヤ船着き場)に到着しました。  ボートを降りて、桟橋を歩いていくとレストランが見えます。 このレストランの名前はRong si(ロンシー)。ここはシーフード料理が特に人気があり、夜は予約が埋まっていることもあるそう。大きなエビ料理が有名です。  その隣には古い倉庫のような建物が並んでいます。ここもインスタ映えするのでみんなが撮影していました。  そこから歩いて行くと正面一番奥に美しい寺院が見えてきました LHONG1919の中を散策する前にぜひこの寺院の神様に敬意を払いお参りしてみてください。 ここは媽祖神社という中国の航海の神様を祀る寺院で、インスタ映えももちろんですが、 その頃、タイの中国人の心の拠り所であり、タイでの富と繁栄を祈った場所でしたので、パワースポットでもあります。願い事がかなうパワーがあるかも?  さっそく私もお参りしてみました。  初めにお参りのためのお香とろうそくセットを買います。価格は40~100バーツです。 私は100バーツのスペシャルバージョンの長いお香を選びました。   中国式のお参り方法を説明します。  まず、2本のろうそくと3本の大きなお香に火をつけます。  これらの3本の長い線香は、天地に向けてお祈りすることを意味します。お祈りを唱えたら、線香を香炉に立てます。  次に、残りの香をすべて灯します。      お祈りを唱えたらお線香を3本ずつ、5つの香炉に入れます。  奥に向かって歩いていき、お線香を2本ずつ2つの小さな祭壇の前の香炉に立てます。    その後、2つの香炉に1本ずつお線香を立てておしまいです。  全部で21本のお線香をお供えしました。  最後に鐘と太鼓をならして幸運を祈ります。  このたくさんの線香をそれぞれに立て時間をかけてお祈りすることで穏やかな気持ちになりました。  お参りを終えた私はお腹がぺこぺこでしたのでこのクイッティアオ(タイラーメン)の店に入りました。  注文するときはこの紙に記入します。英語表記もあるので安心してくださいね。  バーミーナーム 55バーツでした。 美味しかったです。    ヌードルを食べたお店の中はタイスタイルのアンティークが飾られていました。  麺屋の他に、一般的なレストランもあります。  レストランは4店舗くらいありました。  タイレストラン  タイ料理のメニュー  インスタ映えしそうな建物でしょう?。  この1階に先ほどのレストランがあります。  そしてこの建物の2階にはいろいろなコンセプトのおもしろそうな部屋があります。  さっそく上がってみてみましょう!  タイ人が描いた女性の絵画の部屋  ラマ9世の銅像など飾られている部屋  昔ここで中国人が経営していた薬局を再現しています。漢方の量り売りのお店は今でもタイにあります。  ここからは古い中国スタイルの部屋が続きます。各部屋は立ち入り禁止になっていますが、  ドアから写真を撮ることができます。当時の面影が感じられますね。  昔の中国の軍隊の像やちょっと変わったオブジェがあります。  建物内の雰囲気。古きよき時代のノスタルジックな雰囲気です。  また1階に戻ってきました。レストランやカフェの他にタイ人デザイナーによるショップなどもあります。  ギフトショップ。タイ製のお土産物が売っています。  おしゃれなデザイナーズや雑貨のお店。ここでしか買えないお土産も見つかるかも。  昔の中国の港はこんな感じだったのでしょうか。この小さな路地を当時のタイ人と中国人が行き来していたのでしょうね。  少し壊れた廃墟のような建物も何故か懐かしく趣があって、いい雰囲気です。  ここからはLHONG1919の中でも大人気のインスタスポットです。昔本当にあった町の中の壁の絵を再現したそうです。ここで写真を撮ることをお忘れなく!  昔の人たちのお花見でしょうか?カードゲームに興じていますね。  窓を覗き込む当時の子供たちの姿。  失われた街の小道には当時の面影が。  帰りのボート乗り場  そろそろ家に帰る時間がやってきました。行きとは逆に今度はサトーン桟橋まで戻るチケットを60バーツで買いました。 電車(BTS)で戻るには便利です。  ここから※アイコンサイアムまでの無料ボートが出ているので、お時間のある方は足を伸ばしてみてもいいですね。※2018年11月にオープンした最先端のショッピングモールとレストランを楽しめるタイ最大の商業施設。  このLHONG1919はもし写真を撮ることが好きであればとてもお勧めの場所です。  私もこの他にたくさんの写真を撮りました。  フォトジェニックな建物や風景、オリエンタルな中国文化、ノスタルジックな当時の雰囲気、そして現代のタイのアートな空間をのんびりと散策して楽しんでいたらあっという間に3時間くらいたっていました。ぜひ皆さんもスマホ片手に行ってみて下さい。  バンコクからの行きかた  BTSサパーン・タクシン駅そばのサトーン桟橋から  水上バス「チャオプラヤーエキスプレス」で2つ目の「シー・プラヤ船着き場」下船。  乗船時間 約8分。50バーツ。  またはアイコンサイアムまでの無料ボートでアイコンサイアム下船。徒歩約15分。  またはBTSサパーン・タクシン駅かBTSクルン・トンブリー駅からタクシーで約12分。  住所:248 Chinag Mai Rd. Khwaeng Khling...

ワット・パクナム

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日本の皆さんお元気ですか?今日はワット・パクナム・パーシーチャロン(意味としてはパーシーチャロン河口のお寺)をご紹介します。この寺院はここ数年インスタ映えするスポットとして特に日本人の間で有名になった所で実は私も初めて来ました。場所は有名なワット・アルンの西側4~5Kmに位置しBTSスカイトレイン、シーロム線のタラートプルー駅又はウタカート駅からタクシーで来るのが便利かと思います。 日本の皆さんの間で有名になったのは2004年に建築が始まり2012年に完成した大仏塔が出来てからですがこのお寺の歴史は古く500年程前のアユタヤ朝時代に建立されたようです。では早速散策してみましょう!建物の中に食べ物とかは持って入れませんので気を付けてくださいね! この建物が大仏塔です。右の端にちょっと見えるのが1階の入り口、左側の外階段の上に見えるのが2階の入り口です。自由に拝観できるのでどちらから入っても構いません。 2階の入り口には靴を入れる袋が置いてありましたので紛失が心配な方はこれを利用することをお勧めします。 エレベーターの稼働土日のみですが階段の上り下りが困難な方は平日でも動かしてくれます。 ノースリーブ、ショートパンツなどの服装をして来てしまった場合羽織る物を借りてくださいね。1階の入り口付近に置いてあります。返すのを忘れて着たまま帰らないでください!? 先ずは一番有名な大仏塔に向かいます。所々に看板があり迷うことはなさそうです。「緑ガラス仏塔」と書いた日本語の看板もあります、でも、もう少し気の利いた日本語の名前はなかったのでしょうか(笑)大仏塔は白い大きな建物でお寺の敷地もそれほどは広くないので迷うことなく到着することが出来るかと思います。外観からだと分かりづらいですが中は5階建てになっていて1階は博物館、主にタイの文化や車や馬車、農機具から書物までアンティークな品々が並べられています。 2階はとても静かな広間になっていて瞑想をしたり会議や儀式を行う部屋になっています。3階も博物館で主にこのお寺にゆかりのある品々が展示されています。4階はルアンポーソッド高僧を初め黄金の仏像が安置されています。そして5階がエメラルドグリーン色のガラス仏塔があるフロアになっています。私たちは1階の入り口手前に置いてあった靴置き場で靴を脱いで外階段を上がり2階から中に入ることにします。っと!靴を脱いだ瞬間・・暑い!!靴を脱いだ所は未だ外で日がもろに当たり焼けた砂浜のようになっていてとても暑く目玉焼きが焼けそうです!?靴下を履いていれば問題ないと思いますが注意してくださいね。 外階段の2階のところに靴入れのビニール袋が置いてあったのでそこで靴を脱げば良かったかもです!もちろんここも寺院ですので他のお寺と同じく服装にはご注意ください。もし肌の露出の多い服装をしてきてしまった場合は1階で羽織るものを無料で貸してくれますのでお忘れなく。平日はエレベーターが動いてないのですがこの日は土曜日、楽をして5階に向かいました。(平日でも歩くのが困難とかお年寄りの方はお寺の人に頼めばエレベーターを動かしてもらえます) 5階に着くといきなり写真で見たとおりの光景が飛び込んできました!まるで異次元に迷い込んでしまった雰囲気を味わえます。人もそれほど多くないのでゆっくり写真を撮ることも出来そうです。このガラス仏塔は「プララタナチェディシーマハモンコル」と呼ばれているらしく一番上には尊敬するルアンポーソッド高僧が祀られています。ガラス仏塔の周りの装飾や黄金色の柱、天井画と幾ら見ていても飽きないと思います。 写真を撮るのが目的の人が多いとはいえここは神聖な場所、皆さん静かに心を落ち着かせ見学をしてくださいね。有名観光地などに比べると人はまだまだ少ないので落ち着いて写真撮影をするには良い環境だと思います。20分程5階にいたでしょうか?そろそろ階段で1階づつ下に下りながら各フロアを見学する事にします。 この寺院は日本の千葉県成田市にも分院が在るくらい日本とも関係が深くここ博物館でも日本の古いものを色々と見ることが出来ます。さて大仏塔を一通り見学し喉が渇いたので売店で一休みして次は本堂へ向かいます。そうそう売店の隣でタイの宝くじを売っていたのですが店のおばさんが「このお寺のご利益で当たるかもしれないから買っていったどうか?」みたいな事を言っていました。本当かな・・(笑)実はタイ人は宝くじとかロトとか賭け事が好きな人が多いです。本堂へは看板に従って歩いていけば直ぐ到着することが出来ます、これも多分迷うことはないと思います。 本堂に入り口に靴置き場がありますのでここで靴を脱いで中に入ります。 外は炎天下ですが床は大理石でひんやりしていますしちょっとほっとしますよ!そのまま真っ直ぐ進むとルアンポーソッド高僧に像があります。ここで座ってお祈りを捧げるとともに日本で言うおみくじをやってみました。昔香港に行った時に同じようなのを見たことがありますがタイでもこのおみくじは良く見かけます。やり方は難しくなく番号が書いてある木札の入った丸い入れ物をカシャカシャと降ると一本だけ浮いてきますのでそれが床に落ちるまで降り続け落ちた木札の番号のおみくじを棚から取って読みます。この紙は持って帰って良いですし多くの人はまた同じ棚に返したりします。タイ語の他に英語と中国語で書いてありますが残念ながら日本語はありませんでした。私の引いたのは可もなく不可もなくみたいな感じかな? おみくじを引いた直ぐ脇に2階に行く階段がありその上は人々が祈りを捧げたり儀式をしたり する場所です。階段を上ると直ぐ正面に仏壇がありその棺の中には約60年前に亡くなったルアンポーソッド高僧のご遺体が火葬されず安置されている事とのです。ちょうど行った時は何かの儀式をやっていて僧侶や信者の方たちが沢山いて厳粛な雰囲気でした。 1階に降りて先ほどおみくじを引いた場所を更に奥に進むと本堂を抜けて運河に突き当たります。この運河がパーシーチャロン運河ですね。昔今ほど道路が整備されていなかった時代は今以上に運河が果たす交通の役目は大きかったです。途中で魚のエサ(賞味期限切れで硬くなったパンみたいです)を10バーツで売っていたので買って運河に投げ入れてみたらびっくり!気持ち悪いくらい沢山に魚がエサに食らいつきます。この魚はナマズの仲間ですがタイ人はあまり食べることをしません。エサを持っていると鳩とかも狙ってくるので一応気を付けてくださいね! 本堂の中に犬や猫が寝ていたりのんびりした雰囲気と瞑想している人や祈りを捧げる人たちの厳粛な雰囲気が有名な観光地の寺院とはちょっと違っていて楽しかったです。日本人も多く来ていますし皆さんも機会があれば是非行ってみてください!では、また。 場所:Pak Khlong Phasi Charoen Supdistrict、Phasi Charoen District、バンコク10160営業日:毎日(パゴダは08:00-18:00)
red pork on rice

何度でも食べたい!タイのローカルめし。カオムーデーンとムーグローブ(紅焼き豚とカリカリ揚げ豚ご飯) 

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サワディーカー!パットです。 今日はまたまたタイの豚肉料理を紹介します。 カオムーデーン(紅焼き豚)とムーグローブ(カリカリ揚げ豚)のせご飯です。2種類の豚肉を使ったこの料理はどのようにしてタイに伝わったのでしょうか?香ばしいスパイスの香りが漂う柔らかい紅焼き豚、薄くパリッとした皮と柔らかい肉質のカリカリ豚、甘いクンチアン(中華ソーセージ)、ゆで卵、そして濃厚なソースが添えられています。まろやかな味わいです。どちらも中華料理の影響を受けた料理です。中華料理文化で人気のメニューである「紅豚」つまりチャーシューと「カリカリ豚」シューユック(広東料理)から影響を受けています。  ■カオムーデーンの起源 カオ(ご飯)ムー(豚肉)デーン(赤色)  紅焼き豚(チャーシュー)は、中国広東省発祥の焼き肉料理です。モモやロースの豚肉を醤油、蜂蜜、スパイスを混ぜ合わせた調味タレに漬け込み、光沢のある赤色になるまで焼き上げます。中国、香港、マカオで広く食べられており、華人社会にも広く浸透しています。  ■ムーグローブの起源 ムー(豚)グローブ(カリカリ)  カリカリ豚(シューユック)は、豚バラ肉を漬け込み、皮がパリパリになるまで焼いたものです。特に香港やマレーシアで人気があります。皮をパリパリに仕上げる技法は、中国南部の料理に特有のものです。  この料理はどのようにしてタイに伝わったのでしょうか? 初めはラタナコーシン時代(1782年~)初期からタイに移住した潮州華人グループが持ち込んだ多くの料理文化の一つでした。現在ではタイで最も人気のある料理の一つです。レストランや屋台で手軽に食べることができます。今日はカオムーデーンとムーグローブが人気の有名レストランをご紹介します。  1. Siriporn Phochana シリポーン・ポーチャナ  3世代以上に渡り美味しい料理を提供してきた老舗レストラン。マハノップ通り沿い、サオチンチャー(ジャイアントスイング)の近くにあります。ここの料理は最高峰と評判で、多くのお客が足を運んでいて、その満足感は間違いありません。特にランチタイムはどのテーブルも満席です。このレストランの特製ムーデーンとムーグローブ。柔らかいムーデーン、弾力がありながらもカリカリとした食感のムーグローブ。中華ソーセージと卵が添えられ、伝統的なレシピのソースで味付けされています。味はまろやかで、ちょうど良いです。この料理は80バーツ。私にとってはかなり高価ですけど。。。☹  住所:152 Mahanop Road, Sao Chingcha Subdistrict, Phra Nakhon District, Bangkok 10200  電話番号:097 002 9563  営業時間:月曜日~日曜日 7:00~18:00  交通: BTSでヴィクトリーモニュメント駅まで行き、12番のバスに乗ってバンコク市庁舎停留所まで行きます。  https://maps.app.goo.gl/zNGjCd1hP4GrERMw5 2. Xie Lao Yee Hor シエ・ラオ・イーホー   このレストランは70年以上営業しており、ヤワラート通りの中心部に位置しています。屋台スタイルのレストランです。一見、食欲をそそらないかもしれませんが、その古さの魅力があります。レストランの美しい外観に頼らなくても、お客の多さでその美味しさを保証されているようなものです。このレストランの特徴は、ハーブ入りのゆで卵です。濃い黒い殻のゆで卵。赤い豚肉、大きく切られた肉は柔らかい。カリカリの豚肉は一口大に切られ、皮がカリカリ、中華ソーセージは風味が良く、甘すぎず、小麦粉が少なく美味しいですが、ご飯は少し固めでした。😊黒いゆで卵の黄身は柔らかくジューシーで、固ゆでされた白身は歯ごたえがありソースと一緒に食べるととても美味しいです。このプレートは67バーツです。  住所:59 Plang Nam Road,...

CHAOPRAYA ANTIQUE CAFÉ (บ้านท่าน้ำนนท์) チャオプラヤー アンティーク カフェ

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みなさんお元気ですが?パットです!今日は変ったレストランを紹介しますよ!  今年の10月、台風やモンスーンによる大雨の影響でタイの川に隣接する地方では、川沿いにある多くの住宅やレストランが洪水の被害に遭いました。強く急激な水の流れによって、家が流されたり、壊れたり、家の中の家具や電化製品なども浸水により壊れたりと大きな被害をもたらしました。COVID-19の状況がようやく改善してきた矢先の洪水の被害に直面し、閉店を余儀なくされた店もありました。しかし、この困難な状況の中で、あるレストランのオーナーは新しい発想で営業を再開しました。オーナーにとって苦しい状況でしたがピンチをチャンスに変えることができたのです。  CHAOPRAYA ANTIQUE CAFÉ'は、この水害をお店の目玉となるセールスポイントにすることに成功しました。今では一風変った人気のレストランとなり、タイや海外のメディアが、危機をビジネスチャンスに変えたニュースとして紹介しています。 2月にオープンした当初は川辺でムーガタ(タイ式焼肉)を楽しめる極一般的なレストランでした。洪水が起こり、それはちょっとしたアトラクションとなりました。お客さんは浸水した床に足を浸しながら、そばを船が通った時に打ち寄せる波を避けながら、バーベキューを楽しみます。波が来るたびに笑いながら椅子の上に乗ったり、ちょっとしたスリルを味わえる「ホットポット・サーフィン」として口コミで知られるようになりました。ポジティブな発想ですよね。オーナーは障害が起きてもお店の再開をあきらめなかったのです!  私がそのレストランを訪れた日 はレストランの入り口に砂袋が重ねられ、中に水が流れ込まないようにしていました。しかし、洪水の状況は既に改善されていて川から来る波を避けながら食事をするという雰囲気は味わえませんでした。お店の売りのサーフィンはできなかったけど今日はチャオプラヤー川のそばで、美しい雰囲気の中で落ち着いて食事をすることができますよ。それでは、お店の雰囲気を見てみましょう。  テーブルについたら、まず前菜のメニューを頂きます。 ここは料理も素敵なんですよ。味も美味しかったし、普段食べない珍しいメニューもあって楽しめました。  前菜として出てくる料理をご紹介します。 いろいろな具材や薬味をチャップルーというハーブの葉っぱで包んで頂く一口サイズの伝統的なスナックです。 このメニューはなかなか手に入りません。市場やスーパーではめったに売られていません。ぜひ挑戦して頂きたいメニューです。中には、私のように食べる勇気がない人もいるかもしれません。555。味は、甘くて油っこいですね。でも様々なハーブを使用しているため身体に良い、 滋養のある食べ物ですよ。また、咳を和らげたり、風邪を治す効果もあります。   パイナップルに肉餡をトッピングしたタイの伝統的な前菜です。 こちらも珍しい料理です。タイの5つ星ホテルのレストランなどにこのメニューがあります。私自身は、映画でしか見たことがありませんでした!豚のひき肉とピーナッツをココナッツミルクで炒めて味付けしたものをパイナップルの上に乗せます。初めて食べましたが素晴らしかったです。味は、酸っぱくて、甘くて、ちょっと塩辛くて、とても美味しいです。  こちらは米粉とタピオカ粉に包まれた点心です。中の具は先程のマーホーの肉餡に似ています。これは屋台や普通のレストランでもよくある料理ですね。  グリーンカレーを素麺で頂きます。私はこの料理を4回も頼みました。5555 ここのグリーンカレーがとても美味しかったから!グリーンカレー自体はタイでおなじみ、どこでも食べられるメニューのひとつですが、このお店の味は絶対に他のお店とは違います。美味しかったー!もちろん前菜のおかわりもフリーです。  前菜の後はいよいよバーベキューです。お肉や野菜もおかわりフリーです。このタイ式バーベキュー(ムーガタ)は一般的にどこでも食べることができ、多くのお店があります。でも、今日は波に乗りながら食べる特別なバーベキューになると思って来たのに。しかし、自然には逆らえません。今日は波がなくても、綺麗な夕日の景色を見ることができました。。 バーベキューを食べながらゆるやかな流れのチャオプラヤーに沈む夕日。感動的なディナーでした。 また行く機会があったら次は波を避けながら食事ができるかも? またオーナーの新しいアイディアがあるかも? タイに来る際はぜひチェックしてみてくださいねー!  こちらは事前の予約をお勧めします。予約なしではおそらく席はないでしょう。もしくは、2階の席になり、きれいな景色が見えないかもしれません。 LINE ID : NON2468 でLINEに友達追加すると、スタッフから空いている時間帯と料金をお知らせしますので、お好きな時間をお選びください。レストランは平日2回、週末4回に分けて営業しています。時間帯と値段はこちらです。              -月〜金のランチタイム(11.00am〜14.00pm) 価格450バーツ/人              - 月~金 のディナー(17:00~20:00) 価格 650バーツ/人              - 土曜・日曜・祝日のブランチタイム(10:30~12:30)価格450バーツ/人              - 土曜・日曜・祝日の午後(13:00~15:00)価格450バーツ/人              - 土曜・日曜・祝日の夕方(16:00~18:00) 料金 650バーツ/人              - 土曜・日曜・祝日のディナー(18時30分~20時30分) 価格 650バーツ/人  そして、予約の際にレストランに50%のデポジットの振込みが必要です。予約をキャンセルした場合、返金はありませんのでご注意ください。  私は休日の夕方の時間で予約しました。やはりチャオプラヤー川は夕景が美しいので。 少し暑かったですが、綺麗な夕日を撮影することができたのでこの時間にして良かったです。  ここへの行き方。 タクシーで来るのが一番便利だと思います。 BTSの場合、パープルラインのヤエック・ノンタブリ1駅で降りて、タクシーに乗り、ドライバーにSoi Phibun Songkhram 15に行くように言ってください。  Location        :    370 Moo 5 Soi Phibun Songkhram 15, Suan Yai Subdistrict, Mueang District, Nonthaburi Province 11000 Nonthaburi Municipality  Contact          :    FB: ChaoprayaAntiqueCafe              Line : NON2468  Tell                :    093 112 4222  Time             ...

Prasat Nakhon Luang or Wat Nakhon Luang  [アユタヤ郊外の石城] プラサート ・ナコーン ルアン/ワット ・ナコーン ルアン 

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石の城といえば誰もがタイ東北地方のプラサート・ヒン・ピマイパノムルン(ブリラム県にあるクメール遺跡)やカンボジアのアンコールワットのような有名な石造りの城を思い浮かべるでしょうか。 しかしそれらの場所はバンコクからかなり遠いです。 今日はもっと近場でクメール様式の石造りの城を非常に忠実に再現したとされる「プラサート・ナコーンルアン」と「ワット・ナコーンルアン」をご紹介します。  プラサート ・ナコーン ルアンはプラサート トーン王 (アユタヤ王朝27代目) の治世中の1631 年に建てられました。  ナコーンルアン郡のパーサック川(ルーイ県、サラブリ―県などを流れてアユタヤ県で合流するチャオプラヤー川の支流の一つ)の東側に位置します。 ここはアユタヤ王たちがサラブリーの釈迦の足跡を訪れた際に滞在した宮殿であり、ロッブリーを訪れた際の住居としても使用されました。タイとクメールの芸術が見事に融合したアユタヤのもう一つの聖地です。カンボジアのプラサート・シラのクメール様式をモデルに建設されたと言われています。カンボジアを取り戻した王の名誉を祝うために建てた城ですが、何らかの理由で建設は未完のままになっています。 その後、1989 年にモンドップ(仏堂)が建設されました。アユタヤ王朝の王統は一つではなく4つの王家に分かれており、4つの仏陀の足跡が残されています。  プラサート ナコーン ルアンを訪れる人は、仏陀への敬意を忘れてはなりません。 ぜひ仏陀の足跡もお参りしましょう。最上階にあるマンダップに祀られている仏陀の足跡は、4つの仏陀の足が重なったような形をしており、石には深いくぼみがあります。最大の足跡は幅約 2.50 m長さ約 5.50 m です。  この城のもう一つの興味深いものは300年前の古代のガネーシャ。休暇中は1日に何万人もの観光客がやってくるという大変貴重な古代遺跡なので人混みで事故が起こらないように、寺院の管理者は参拝者を整理したり注意を払っています。しかし、私が訪れた日は平日だったので観光客はほとんどいませんでした。 管理者がナコーンルアン寺院のガネーシャの創造の歴史についても話してくれました。 現在80歳になる建立者の曾孫を通じて、ラーマ5世とラーマ6世の時代からこのガネーシャは現在地に安置されていたと伝えられています。プラナコーンの国立博物館に展示されているガネーシャはこのレプリカであると考えられています。 仕事運や財運についてお願いに訪れる人々がほとんどで、願いが叶った後またお礼に戻ってくる人も多いそうです。  いかがでしたか? アユタヤの旧市街は寺院や遺跡などが数多くある有名な観光地ですが、そこから20キロほど離れた訪れるべきもう一つの場所と言えるでしょう。 田園地帯に囲まれたひっそりとたたずむこの場所にくると時の流れについて考えさせられます。 いくつかの記憶はゆっくりと消えていきます。未完のまま放置された城。おそらく完成したプラサート...

バーンイーサンムアンヨット

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日本の皆さんこんにちは!今日のレポートは私チップが担当します。皆さんは毎日の食事を  どうされていますか?タイ人は意外に外食をすることが多いのですが毎日何を食べようかと  考えることは楽しい場合もありますが時に面倒に感じることも正直多いです。私はスクンビットエリアに住んでいますので周りには数多くのレストランや屋台が在ります。でも美味しくて  エアコンが効いていて雰囲気も良くて・・のようなお店は値段も高いのが一般的ですので本当にお気に入りのお店はそんなに多くはないかもしれません。私はタイの南東部の出身なのですがイーサン(タイ北東部)料理が大好きです!今日はスクンビットに在る私のお気に入りのイーサン料理の店「バーンイーサンムアンヨット」をご紹介します。場所はスクンビットのソイ  31にありスクンビット通りから歩いて10分弱の所に在ります。スクンビットのソイ31はBTSアソーク駅とプロンポン駅の調度中間くらいにあるので駅から行くには少し歩かなければいけません。(駅から歩くと20分くらいかかると思います)さて私は自宅からタクシーを  使いこのレストランにやって来ました(笑)夕方からの時間帯は本当にいつもお客さんが多いです。タイ人の他に日本人を初め欧米系や中華系の方も多く訪れリピーターがとても多いです。お店の人に聞いたら英語でも日本語でも予約を受け付けているらしいので出来れば予約をしておくことをお勧めします。(日本語がどの程度出来るのかはわかりませんが・・お店の人はOKと言っていました)  店内はこんな雰囲気です。日本人や欧米人がかなり多いです。 メニューは日本語でも書かれています。  ホワイトボードに書かれたお薦めはタイ語のみですが(笑)  バーンイーサンムアンヨットの料理は伝統的なイーサン料理です。タイの郷土料理は大雑把に分けるとチェンマイ料理などのタイ北部料理、バンコクを中心としたタイ中部料理、タイ南部の料理そしてタイ北東部のイーサン料理です。イーサン料理で代表的なものはタイ人のソウルフードとも言えるソムタム(青パパイヤのサラダ)、ラープ(肉などを使ったタイ風サラダ)、ガイヤーン(鶏の網焼き)などがあります。イーサンのソムタムなどはかなり辛い料理があるので日本の皆さんは注意しながら食べなければいけないかもしれませんが・・このお店の料理はどれも美味しく屋台で食べる程は安くないものの値段も非常に良心的で安心して注文  することが出来ると思います。ここのお店のスタッフはとてもフレンドリーで良い人達が多いですよ!一般的にタイの転職率は日本に比べるとかなり高いと思いますがお店のオーナー夫妻の人柄なのかここで働いている方は長年勤めている人がとても多いです。皆さんがもし来る機会があったとしたら「こんにちは」と気軽に話しかけてみてくださいね!ご自分で注文したビールやジュースを一緒に飲もうと言うと更に喜んでもらえるかもしれません!?(もちろんそんな事はしなくても問題ありません)メニューの種類は本当に多くて毎回どれを注文して良いか迷ってしまします。それでは今回私が頼んだメニューをご紹介しますね。  一番目にご紹介するのはソムタムです!多くのタイ人がそうするように私もこのメニューを最初に注文します。ソムタムはタイ人とって最も身近にある料理の一つでこれを食べない人はあまりいません。私がいつも注文するのは写真の(メニュー番号32番)のイーサン地方のソムタムです。でも日本の皆さんにはかなり辛くて癖もあり食べるのは難しいかもしれません。  食べる自信のない方はイーサンのソムタムとはちょっと違いますがメニュー番号29番の方を  お勧めします、それでも辛いかもしれませんが・・  カオニャオ(もち米)            カノムチン(素麺みたなものです)  主食に相当するのがカオニャオとカノムチンです。これを手でちぎってそのままソムタムなどに付けて食べたりするのがタイスタイルで一般的だと思います。カオニャオの方は私がしる限り日本の方のも大変好評ですよ!私は食べたことがないのですがカノムチンの方は食べ方が違いますが日本のソーメンに似ているそうです。  ガイヤーン(鶏の網焼き)NO.89  鶏のお尻の部分の肉を網焼きにしたものです。これはとても柔らかく癖もないので日本の皆さんにもとても食べやすいと思います。横についているタレは甘辛味ですがこれも全く辛くありません。香ばしくて美味しいですよ!メニューの日本語表記は焼き鳥になっています(笑)  ヤムプーマー NO.48  カニと酸味の強いマンゴーの和え物です。タイの料理らしく少し酸味が強いです。  ナントックムー NO.19  豚の肉を焼いたものを甘酸っぱいタレと野菜を和えた料理です。 ゲンノーマイソッド NO.111  きのこと野菜のイーサン風カレーです。カレーと言ってもいわゆるインドカレーやタイのグリーンカレーとは違って辛いというよりどちらかというと塩辛い味です  ノムムーヤン  この料理は豚のオッパイの肉を網焼きにしたものです。食感は牛タンのようなすこしコリコリとした感じがします。肉の味の味は少し独特です。 ジムジュム NO.7  肉と海鮮のタイ風しゃぶしゃぶです。今回は注文したものは豚肉、シーフード、えのき、  ヤウセン(春雨)、卵、タイの野菜がセットになっています。普通は最初に野菜を入れ豚肉、シーフードを入れ蓋を閉めて待ちます。日本の鍋料理と同じでしょうか?  日本の鍋料理とほぼ同じと思います  ナムジム(タレ)  タイしゃぶのタレです。これは甘酸っぱい味で辛くはないです。  メッドマムアンッヒムパーントーッド カシューナッツ煎り NO.99  これは見たまんまですね!そろそろお腹が一杯になってきたのでビールのおつまみとして頼みました(笑)タイではカシューナッツはコンビニやスーパーでも良く売っていますが香ばしくてとても美味しいです。  サラローイゲーオ  さて本当にお腹がいっぱいになったので最後はデザートです!?このタイデザートはサラという果物の実をシロップと氷に浸けたものでとってもさっぱりとしていて甘酸っぱい感じです。  スーパーではこのデザートの缶詰なんかも売っていたりもしますよ。サラという果物については別の機会に紹介しますね。  今日のお会計です  2時間半ほど友達とのお喋りや食事を楽しんだでしょうか?そろそろお会計をすることにします。この日は私の他に友達3人と来たのですがシンハービール大瓶8本(笑)と料理を7~8点ほど注文しました。代金は全部で2,230バーツでしたエアコンの効いたちゃんとしたレストランでお腹いっぱい食べた割にはリーズナブルだと私は思いますがいかがでしょう?伝票は普通のメモ用紙に手書き、しかも完全にタイ語なので皆さんが内容をチェックするのには苦労  するかもしれませんが・・  帰る間際にお店のオーナーの奥さんナンさんの話しを聞くことが出来ましたのでバーンイーサンムアンヨットのお店の生い立ちについて少し話したいと思います。約20年前オーナー夫妻はこの近くのスクンビットソイ33で屋台の料理店をやっていました。お客さんは夜間の労働者や建築関係の職人さんたちで料理の種類もナントックムーとかスープとか少しだけでタイの  レストランであれば大体どこでもあるソムタムも有りませんでした。約8年間屋台で仕事をしていましたがあるきっかけで現在のとなりの場所を借りてお店をオープンすることになりまし  た。元々料理が美味しかったこともあり徐々にお客さんも増え今から3年程前にエアコンが有り設備も新しい現在のメイン店舗を拡張しました。現在も隣の古い店舗も健在です、少々狭くて暑いですが。  こちらが隣の旧店舗です  向かって右側が従業員のノンさん中央が同じくトンディーさん  左側は近くにいた少し酔ったお客さんです(笑)  今日は私のお気に入りのイーサン料理店「バーンイーサンムアンヨット」をご紹介しました。  皆さんももしバンコクのスクンビットエリアに来る機会があれば是非立ち寄ってみてくださいね!それではまたお会いしましょう!  Address 19/3-5 Sukhumvit 31, Vadhana, Bangkok 10110  TEL 089-012-5750  OPEN 18:00-04:00  Every month 10th  25th closed.   
Thai Rice Noodle

第2弾!タイの麺(ก๋วยเตี๋ยวクイティアオ)の美味しい店をご紹介! 

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サワディーカー!パットです。 今日はタイを代表する食の文化、タイの麺料理「クイティアオ」の第2弾!レポートです。 どこでも気軽に食べられるクイティアオを皆さんに知ってもらいたいです。中でもタイ人の間で有名な美味しいヌードルショップを紹介するよ。どんな店があるか見てみましょう!  1.Long Leng Fish Ball Noodles.(ロンレン フィッシュボール ヌードル)  このお店がある賑やかなバンタットン通りといえばバンコクでも有名なグルメストリート。レストランがたくさんあります。この麺屋を見落としている人も多いかもしれません。しかし私にとって、バンタットン通りに来たら真っ先に思い浮かぶのがこの麺屋さんです。このお店は、50 年以上も続く伝統のあるお店です。6年連続でミシュランを獲得するなど、品質とおいしさはお墨付き。熱々のスープは味がよくしみていて、フィッシュボール(魚のつみれ)もとてもおいしいです。 価格: 1 杯 70 バーツ、スペシャル 80 バーツ。価格は他所と比べて高いように思いますが、品質、味にはそれだけの価値があります。  場所: Banthat Thong Road, opposite Soi Chula 22(ソイ・チュラ22の向かい)  営業時間: 17:00 - 23:00  https://maps.app.goo.gl/mRq7FbY5Wue5XvWR9 2....

モン チャム

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今日はモンチャムと呼ばれている場所にやって来ました!ここはチェンマイ市内から北のエリアに在る高原でとても素朴で景色が綺麗なことでタイ人の間では結構有名です。タイというと プーケットやパタヤ、サムイ島とか海のリゾートのイメージが強いかもしれませんが北の方は 高い山も多く高原の風景が楽しめるのも魅力です。日本の高原もかなり美しいと聞きますが ここモンチャムはどうでしょう?モンチャムにはチェンマイの市内から車を使って1時間弱で来ることが出来ます。市内を抜け暫く走るとだんだん山が近づいて来ます、更に進みモンチャム方面に道を曲がると急に道が狭くなり曲がりくねった道になります。日本の方は自分で運転して来られる方は少ないとは思いますが対向車に気を付けながらゆっくりと上り勾配を進みます! 暫く行くとモンチャムの中心地区である高台に到着です。やはりだいぶ涼しいですね、比較的風も強かったので私にはちょっと寒いくらいでした。 この高台にはトイレやコーヒーやお茶が飲めるちょっとした喫茶室や素朴且つ広いフラワーガーデンが在ります。周りに遮るものがあまりないのと、この日は天候にも恵まれたので本当に 景色が良いです!でもこの場所は日本のガイドブックとかにもあまり載っていないのでしょうか?日本の方も殆ど見かけませんでしたし観光に来ているのはタイ人が多いですね。 観光客と一緒に写真を撮ってくれるモン族の民族衣装を着た子供達も居ますが暇なのか単に眠いのかベンチで寝てしまっていますね・・もし彼女たちが起きていて(笑)良ければ一緒に写真を撮ってあげてください。チップは一人20バーツあれば十分と思います。 それでは、入場料(20バーツ)はかかりますがフラワーガーデンに入ってみましょう。詳しい花の種類は分からないのですが段々畑のような感じで紫、赤、白と色々な花が咲き誇っていてとても綺麗です! 写真好きの(特に自撮り)タイ人は写真撮りまくりですね。階段はちゃんと整備されていますが結構急な斜面にあるフラワーガーデンなので足元にはご注意を。前方にはテントが沢山見えてここもとても景色が綺麗です!実は今回チェンマイ市内に宿泊しないでこのテントを予約しようとしたのですが既に満室(?)で予約出来ませんでした。どうもこのテントは人気が 高いようで休日前は早めに予約しないとなかなか難しいようです。参考までにですがテントは 色々なタイプのものがあるようです。普通のキャンプらしく寝袋で寝ることも出来ますし 中にはベッド入れることができる大きなものもあります。 バーベキューの食材販売やそれを行う為の調理器具も充実しています。 夜は星が綺麗と思いますし時間は是非ここ泊まってみたいですね。 フラワーガーデンを一通り見学して次は駐車場の反対側にあるお土産屋さんを見に行きました。(そんなに大きな場所ではありませんし見晴らしもいいので直ぐに分かるかと思います)山岳民族の人たちが作っている洋服とかイチゴとかがメインでどの店も大体売っているものは同じです。たまたまなのか観光地だからなのかは分かりませんが値引きは難しいようでした。イチゴだけはしっかり食べてきましたけど(笑) このお土産屋さんが並んでいる場所に今回モンチャムに来た大きな目的の一つである「フォーミュラ・モン」が在ります!簡単に言ってしまうとエンジンの無い木製のゴーカートなのですがこれに乗って坂道から滑り降りてくるというアトラクションです。この木製ゴーカートには 一人乗りと二人乗りの2種類があってどちらかを選びます。料金は一人乗りが50バーツ、二人乗りが80バーツです。チケットを購入し暫く待っていると横で店の人たちがゴーカートをピックアップトラック(荷台のついた自動車)にロープで次々と繋げていきます。この作業が終わると待っていたお客さんがトラックの荷台に乗るように言われます。そうそう、日本では車の荷台に乗ることはあまり無いかもしれませんがタイでは都会でも荷台に乗って移動している人たちを本当によく見かけます。全員が乗り終わるとさあ出発!結構急な坂道をゴーカートを後ろに引っ張りながら登っていきます、危ない感じはしないのですが何だかドキドキしますね。 500メートルほど坂道を上った所が出発地点となりスタッフの指示に従って順番に木製ゴーカートに乗りこみます。真ん中のレバーがブレーキ、ハンドルはないので前の車輪を両足で 操作して舵を切ります。子供も乗っているので難しくはなさそうですがどうでしょう?? スタッフの人が軽く押してくれてスタートです。でも怖いのですぐにブレーキを掛けてしまうのか直ぐに止まってしまいました・・自分の足で再度動かそうとしましたが上手くいかず・・ もう一度スタッフの人が押してくれて今度は成功!坂道を滑り降りていきます!道は勿論舗装などされていなく石がゴロゴロして結構揺れます。子供が乗っても大人が乗ってもスピードはあまり変わらないようなので体重は関係ないみたいですね。後半になり少しコツが掴めて来た 気がしました。チケットを買った売り場のところがゴールです。多少違ったところにゴールしてもスタッフが助けてくれるので安心です。私はジェットコースタとか恐怖系の乗り物は苦手 ですがこれは面白かったです!もしこの場所にくる機会があれば皆さんも是非体験してみて ください! ここモンチャムの近くにはシリキット王妃植物園他見どころも沢山在りますし、途中の道沿いには自然に溶け込んだ山や川沿いのレストランや喫茶店も点在していて素朴な雰囲気が味わえます。有名な観光地を回るのも良いですが出来れば一日のんびり過ごしてみたい方にはお勧めです。皆さん機会があれば是非寄ってみてください。

Nonthaburi  Museum(ノンタブリー博物館) 

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サワディーカー!パットです。今日ご紹介するのはノンタブリー博物館です。 その歴史を遡ると法務省が敷地を用意したところから始まります。この敷地は元々、首都刑務所(バーンクワン中央刑務所)の建設準備のために購入された土地ですが、この一帯に法科大学院を建設する予定となりました。 しかし人材不足のため、代わりにロイヤル・カレッジ・スクール(王立学校)として使用されました。建物の建設予算は 559,868.69 バーツで、1910年に建物が完成し、1911 年に初めて授業が行われ、1925 年頃に閉校しました。1928 年から 1992 年まではノンタブリー県の市庁舎として使用されていました。その後、市庁舎はノンタブリー県庁舎に移転し、それから2008年まで歴史的建造物として保存されてきましたが、2009年にこのノンタブリー博物館になり、過去から現在までのノンタブリーの歴史と発展を示す「ノンタブリーの精神を保存する学習センター」としての役割が始まりました。  博物館の建物は熱帯気候に適応させた西洋建築です。 かつて主要な交通路であったチャオプラヤー川に面しています。 総面積は2ライ2ガン(51平米)です。 レンガとモルタルでできた2階建てで、7棟が長方形に配置されています。 広い四角形の中庭を取り囲むように、木製の歩道が延びています。 歴史的にも重要で価値のある建物です。1981 年にはこの建物を史跡として登録しました。  中には、興味深い歴史的な物語が展示されています。ノンタブリー県の過去の物語、生活様式や地元の知恵を紹介しています。粘土彫刻やクレット島での陶器貿易の黄金時代の映像を観ることができます。展示は 2 つのフロアと 8 つの部屋に分かれています。  1. レセプションルーム  この部屋ではノンタブリ県を簡単に紹介してます。  2. 建築構造  ここではノンタブリ市庁舎の建築要素を見学したり、過去 100 年にわたって撮影された貴重な歴史的写真のコレクションを見ることができます。  3.チャオプラヤー流域の果樹園の街  この部屋では、1549 年にまで遡るノンタブリー県の歴史が語られています。 ノンタブリー県は豊かな土地に恵まれ、多くの人々が移り住んできました。 ノンタブリーは、果樹園と陶器の街として知られていました。  4.ノンタブリーの芸術  見事な壁画の美しさを鑑賞してください。   ここではノンタブリーの最も有名な人々を知ることもできます。  5.土器:ノンタブリーのシンボル  ノンタブリーで最も優れた陶器の数々を鑑賞し、蓋付き水入れの精巧なデザインが どのようにしてノンタブリーの歴史的シンボルとなったのかを学びましょう。  6.バン・コ・クレットとバン・バン・タナオスリの陶器  モン族が作った精巧な陶器の起源をご覧ください。 バーン・コ・クレットとバン・バン・タナオスリの...

サンペン市場

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こんにちは。今日はヤワラート地区(チャイナタウン)にあるサンペン市場をご紹介します。 お土産物や雑貨、生活用品などの卸売り市場です。タイ全土の多くの小売店がここに仕入れに来ることで知られています。私や皆さんもここで買い物ができますが、 卸売りがメインとなりますので、お安く購入するためには最低3個以上の購入が必要となります。 こちらの市場は狭い路地にもお店が建ち並び、写真のように人が多く非常に混雑しています。スリ被害の恐れがありますので、散策する際はバッグには十分注意してくださいね。 小売店が販売する商品を仕入れに来る市場なので価格は大体普通のお店の半額くらいでしょうか。早朝はさらに安い価格で購入することができます。 サンペン市場は2つの時間帯で営業しています。 夜中の午前2時から早朝午前7時頃まで、また午前8時から午後5時まで営業します。 帽子やバッグを販売するお店です。 手頃な価格のため、製品の品質はあまり良くありません。 しかし、それほど粗悪品でもありませんよ。ただ耐久性はあまり良くなく長持ちしないことはあります。 ここでは、ヘアアクセサリーをたくさん売っていて、とても安く買えます。3つ以上購入する必要がありますが、それぞれ10~20バーツです。 手作りの商品も販売しています。たとえ一点しか買わなくて、卸売りの価格にならなくても他のお店より十分安く購入できます。 しかし、そんなに種類は多くないかもしれません。 保温・保冷用タンブラーもここではお安く買うことができます。最近タイでもプラゴミ削減の意識が高くなり、Myタンブラーをコーヒーショップに持参する人も増えました。お店では100~200バーツするものもありますが、ここではそれぞれわずか70バーツ。たくさんのデザインがあるので選ぶのが楽しくなります。 この店は生地をメートル単位で販売しています。洋裁用の生地を欲しい長さにカットして売っています。生地だけではなく、ビーズ、ボタン、ワッペン、リボンなど手芸用品も安く手に入ります。手作りや手芸好きの方は材料を安くたくさん買えますよ。 ここにはマスクがたくさん売っていることも言っておかなければいけませんね。ぶらぶら歩いていると道の両側に、マスクショップがありました。この場所はとても安く売っていたので私も購入しました。50枚入りのパックがなんと45バーツでした。最近やっとマスクも価格が安定してきましたが、バンコク街中のお店では安い物でも100バーツ以上はするようです。45バーツはかなりお得ですよ。 しかし、50~60バーツで売る店もたくさんあって値段も色々でしたので、よりお得な物を手に入れるためにゆっくり歩いてじっくり探して見てください。:) 日本でも同じような状況かわかりませんが、タイでは COVID 19の流行から外にいる間はいつもマスクを着用しています。 しかし、タイの人々は危機をビジネスチャンスに変えました。 たとえば、あなたがオフィスにいる時、または食事に行った時などマスクを外す必要がある場合です。外したマスクを置いておくのは衛生的に良くなかったり、マスクを外したまま忘れてしまったり無くしてしまったり。  そこで、彼らは美しいカラフルなビーズなどを何百個も使って、首にマスクを掛けられるストラップを作りました。眼鏡ストラップのマスク版ですね。 まあ、これで私たちはマスクを忘れなくなりますよね。 ここまで読んで下さったあなたはこの市場に興味がありますか?ここで買い物をしたいですか?タイに来る機会があれば是非サンペン市場に足を運んでみてください。 きっと、自分用の可愛い雑貨やあなたの友人や家族へのお土産を見つけることができますよ。最後にもう一度。買い物に夢中になりすぎて盗難にあわないよう、バッグはしっかりと持っていてくださいね。 MRT(地下鉄)で来ることができます。ワットマンコン駅で下車。スクンビット駅からだと料金は30バーツ。 到着したら、1番出口を出ます。駅からサンペンマーケットまでの距離はわずか400メートルです。 Location     :     Samphanthawong District, Bangkok, 10100 Time           :     Open Tuesday to...