ワットソートーンワララムウォラウィハン

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 Wat Sothon Wararam Worawihan (ワットソートーンワララムウォラウィハン )はかつてはワットホンという名前で知られていた、貴重な仏像が祀られている寺院です。チャチェンサオ県という地方にありながら、 多くのタイの人々が信仰し、誰もが知っているとても有名な仏像がルアンポーソートーン(ソートーン大仏)です。 この寺院はナライ王の治世中のアユタヤ王朝後期の1764年に建立されました。本尊のソートーン大仏は高さ1.48幅1.65メートルの座像で瞑想のポーズをしています。伝説によるとこの仏像はバーンパコン川を漂流してこの地方にやってきました。水に浮かんだその美しい姿に人々は驚き、手を合わせ祈りました。すると疫病退散などの様々な奇跡をおこし、陸に引き上げられこの神殿に祀られることになったそうです。 その言い伝えもあってかたくさんの人が願いを叶えてもらいに訪れるようになり週末や祝日は一日中混雑します。 そしてこのお寺の最大の特徴はお供え物がゆで玉子ということです!なぜなのか、始まりは何だったのか、それは私にもわかりませんが、ソートーン大仏はゆで玉子が大好物ということなのです。5555! そして玉子の数が多いほど大きな願い事が叶う、御利益があると信じられていまして100個くらいの玉子は普通で、中には3000個以上もお供えする強者もいます。 ゆで卵をお供えした後、 彼らは座って時間が経つのを待ちます。蝋燭の炎が燃え尽きるまで、大体30分くらい。なんとこの時間、仏像が玉子を食べる時間なんです。ゆっくり玉子を味わって頂き願いを叶えてもらおうとしています。タイ人はのんびり待つことができますが、あなたはどうでしょうか? 新しい本堂は1996年にラマ9世の命により建てられました。 広くきれいになった本堂に祀られた奇跡の仏像ルアンポーソートーン を多くのタイの人々がお参りに訪れます。 人々は、ルアンポーソートーンを尊敬し、信じています。 お祈りの前に、まず花、お香、ろうそくを買いましょう。 大体1セット20バーツからです。そのお金は寺院の光熱費などの維持費に使用されます。 この後、寺院の屋内に入ります。ここであなたやあなたの家族の幸運のためにすることがあります。 ルアンポーソートーンに金箔を貼り付けます。身体の悪い部分や気になる箇所に貼ると具合が良くなると信じられています。また黄色い布を購入して仏像に掛けてあげます。  日本のお寺はどうでしょうか?このような募金箱がありますか?タイの多くのお寺はこのように寄付をするためのボックスがあります。この寺院のように有名な大きな寺院はこんな風に募金ボックスがたくさん置かれていることがあります。それぞれの箱には何のための募金か書いてあります。 参拝に来られた人々にこの神殿やルアンポーソートーンの逸話や歴史などを楽しく教えてくれます。たまに冗談をいうこともあります。ただし残念ながらタイ語のみです。555!きちんと正装していますね。 仏像にお祈りを唱えてから黄色い布を落ちないように着せかけます。 さて、冒頭でお供えしたゆで玉子ですが、もちろん持ち帰っておうちで頂くことも出来ますが、たくさんのゆで玉子ですので持ち帰りたくない場合はこちらで寄付することができます。そしてそれらの玉子は貧しい人々に与えられます。そしてゆで玉子の他にタイ舞踊を奉納することもできます。 こちらでタイ舞踊のダンサーの人数を選ぶ事が出来ます。 タイ舞踊は外に出て神殿の反対側で見ることができます。 ここまでご紹介した神殿は1996年に新しく建てられたものです。残されている古い寺院にもぜひ足を運びましょう。 ここにはオイルを奉納するランプがあります。 人生が光り輝くという願いを込めてお供えします。 奉納用オイルはこちらで購入できます。25バーツです。寺院の外で買うととても高いのでこちらで買いましょう。 ワットソートーンを訪れたらもう一つの見逃せないポイントがあります。非常に大きくて美しい新しい修道院です。 こちらで靴を脱いで番号カードを2枚もらいます。片方は靴にクリップで留めてもう1枚を無くさず持っておきます。 また、短いボトムやノースリーブのトップスを着ている場合は、中に入る前にローブを借りて着なければなりません。 内部には、ルアンポーソトンが祀られています。実はこちらがオリジナルなのです。 こちらの建物はお香など火を使ったりお供え物はできません。 お祈りをするだけです。 それはとても神聖な水です。 その水を飲んだり頭にかけたりして病気を治したり、不運な人は運気を上げることができると言われています。これが真実かどうか証拠はありません。信じる者は救われる?効果のほどはあなたが試して見てくださいね! 555! 実はここで小さな事件が・・・ 私たちがバンで到着した時、駐車スペースを探していました。するとこの男性が案内を買って出てくれて空いている場所まで誘導してくれました。無事に駐車できたので50バーツのチップを渡そうとしたのですが、彼は受け取りません。チップは要らないから彼のお母さんのお店でお供え用の花を買ってくれと言うのです。それくらいなら高くないのでじゃあそうしようとお店について行くと花にお香と蝋燭セット、花輪、布などあれやこれやと追加して500バーツだと言うのです。ルアンポーソートーンをお参りする為には全て必要だと言うので、私たちはそれを500バーツで買いました。ところが、寺院に入ってびっくり! 同じアイテムが彼の店よりかなり安く売っていました。花のセットがたった20バーツでした!・・・ (-"-;) みなさん花やその他お供え物は寺院の中で買ってくださいね! 寺院の前にはお土産屋が並んでいます。ここで売っている食べ物やお菓子などは買う前に味見をさせてくれます。味が気に入らなかったら買わなくていいのですが、私はせっかく味見をさせてくれたのでなんか申し訳なくて買ってしまいますね。お店側の戦略にまんまとはまってしまってますか?5555 みなさんはどう思いますか? ゆで玉子も買えます。 多くのゆで玉子屋さんが寺院への道の両側に並んでいます。価格はサイズによって違いますがそれほど高くはありません。何十個、何百個という玉子を買って自宅でボイルすることを考えたら、ここで買った方が楽ですよね。 バンコクからワットソートーンへの行き方 車が一番簡単ですが、 電車で行く場合 ファランポーン駅からチャチューンサオ駅へ 料金:約10〜20バーツ 時間 :約1時間半 チャチューンサオ駅から黄色のソンテウ(ミニバス)でソートーン寺院まで  料金:8バーツ 帰りはお土産市場前から同じく黄色いソンテウに乗ります。 もしピンクガネーシャで有名なサマーン寺院に行きたい場合はそこからトゥクトゥクで往復できます。 料金:200~300バーツ お参りの間運転手に待ってもらっても追加料金は要りません。 Location     :     Thep Khunakorn Road, Chachoengsao  24000 Thailand Tel              :     +66 38...

スリ・マハマリアマン寺院 Sri Maha Mariamman Temple (Wat Khaek)

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サワディーカー!パットです。今日はシーロムの有名なインド寺に来てみました。スリ・マハマリアマン寺院(ワット・ケーク)は、タイで最も大きく重要なヒンドゥー教寺院です。1879年頃に南インドのタミル・ナードゥ州からタイに移住したインド人によって建てられました。元々この土地の所有者Khun Panの菜園でした。その後、3人のインド人が土地を手に入れ、この寺院を建立したのだそうです。寺院はシーロム通り沿いにあり、隣の道はKhun Panの名前からパン通りといいます。この建設により、チュラロンコン王 (ラーマ 5 世)から王権を授り、この寺院はタイにおいてヒンズー教徒の宗教活動の中心地となりました。 最初は小さなパビリオンとして建てられ、その後寺院が建てられ、インドから運び込まれたスリ・マハ・ウマ・テーヴィー(シバ神の妻で慈悲の女神といわれる)の偶像が祀られました。寺院の建築は南インド様式です。仏教寺院とはかなり異なるカラフルな彫刻が美しいです。当時はヒンドゥー教信者だけのための特別な場所でしたが、現在では、人種や宗教に関係なく、すべての人に開かれています。ただし、ヒンドゥー教の原則に従って、寺院に肉の類を持ち込んではいけない。月経中の女性は敷地内に入ることが禁止されている。寺院内は撮影禁止など、いくつかの制約があります。 この寺院は、タミル人、ヒンドゥー教徒の心の拠り所とされています。この寺院の周辺にはインド人が経営する店やレストランがたくさんありタミルの移民街の雰囲気を感じることができます。シーロムに宝石問屋が多いのもこの歴史の影響があるのではないでしょうか。寺院の外では、ウマ・テーヴィー女神に捧げるためのマリーゴールドの花輪や果物を売る行商人がいます。9 月または 10 月にはナヴァラトリというお祭りがあり、女神の像が街中に飾られます。 ナヴァラトリ(サンスクリット語で“九つの夜”を意味する)は伝統の大行列が繰り広げられる年に一度の大切なお祭りでインド人、タイ人の信者やそうでない人も大勢参加します。この祭りは本場インドでは毎年9月から10月にかけての九日間開催されます。その間にウマ・テーヴィー女神と神々が地上に現れ、世界を祝福してくれるとヒンズー教徒は信じているそうです。タイでのお祭りは1日だけです。その日の夜間はシーロム通りと近隣の道路は封鎖され車両は侵入できません。その熱気はものすごいもので、通りは身動きが取れないほどに人があふれます。道には大きな祭壇、食べ物や宗教的な雑貨の屋台が並び、あたりにはインドの甘いお香の香りが漂っています。賑やかな音楽が流れ占い師や祈祷師などもいます。練り歩く行列の中には金属の棒を頬に貫通させたトランス状態の人、赤い粉を沿道の人々に振りかけるシャーマンのような人たちがいます。沿道の人々はご加護を授かろうとマントラを唱え粉を受け止めます。近所に住む人は祭りの楽器の音や人々の歓声で眠れないそうです。初めて見る方はびっくりするかも知れません。こんな独特の奇祭ですが、残念ながら例にもれずcovidの影響で数年開催されていません。次はいつ開催されるのかもわかりません。 お祭りの日以外でも行けばちゃんとヒンドゥー教の体験ができますよ。寺院の横に入ると、ウマ・テーヴィー女神に敬意を表すために、花の台座を購入する必要があります。マリーゴールドの花台は60バーツ、赤いバラの花台は100バーツと、2種類の値段から選べます。そこには花のほかに果物や飲み物などお供え品が乗っています。 花と果物の台座を買った後、管理するスタッフに従い寺院の中に入りお祈りを終え、中に安置されている女神に供物を捧げます。寺院の中にいると、スリ・マハ・ウマ・テーヴィーの神聖さをひしひしと感じます。 自由に参拝できますが、並んで待っていればバラモンのお坊様にお祈りの儀式をしてもらえます。神様のカードと、額にビンディー(赤い粉)をつけてもらえます。ヒンドゥー教では第三の目と言われるもので真実を見極める力がつきそうです。時間があったらぜひやってみてくださいね。 寺院横の通りにある花飾りの店 。作りたての美しい花飾りはこの辺りで買えます。 装飾やお坊さんの服装なども仏教寺院とはかなり違ってました。とても見応えのあるお寺です。内部の撮影禁止のため、写真をお見せできないのが残念です。ぜひこの寺院を訪れてその目でヒンドゥー教の信仰を体験してほしいです。そして周辺のお店で彼らの文化も見てください。それは興味深い旅の経験ができますよ。😊あなたの新しい体験になることでしょう。それではまた! Location     :     No. 2 Soi Pan, Silom Road, Silom, Bang Rak, Bangkok Tell           :     0...

Cactus サボテン

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南米やアジアが原産のサボテンは小型から大型の多年生植物です。サボテンの「茎」は柱やうちわ型や球体の部分です。雨季になると茎に大量の水を蓄えます。 サボテンの賢いところは蒸散を抑えるために「葉」が針状に変化しているところです。それも退化して棘がない種類もあります。水が少ない季節には茎に溜めていた水を使います。サボテンが砂漠など非常に乾燥した場所に住むことができる理由です。  サボテンは肉厚な茎や葉に水を溜めることができる多肉植物の一種です。 これは干ばつにおける植物の重要な特徴のひとつです。芽が出るとき2枚の子葉がある双子葉植物に分類されます。 サボテンの化石はまだ発掘されていませんが、260万年以上前の第三紀から約2万年前の新石器時代初期にかけて進化したと考えられています。そして15 世紀後半にクリストファー コロンブスによって初めて発見されました。  サボテンを贈ることは、贈られた人の長寿を意味するという説があります。種類によっては寿命が200年を超えるものもあるからでしょうか。また、縁起の良い名前がついた種類もあるようですし、邪気を浄化するとして部屋に飾るのも風水的に良いようです。 パラダイスパークというデパートが企画した「サボテン展」に行く機会がありました。多くの店が出展しているような大きなものではなく、サボテン好きが見に来て買っていくための小さなイベントです。12月には植物全般の大きな展示会が開催されます。たくさんの種類の木や花が展示される予定なのでチャンスがあればその展示会にも行こうと思います。  会場内を歩いていると、サボテンショップのオーナー、ナットさんに出会いました。彼女は気さくに「サボテンに興味がある?どんなサボテンを探しているの?」と声をかけてくれました。私がサボテンに興味はあるけど、何の知識もないことを伝えたら、「買わなくてもいいから、ぜひサボテンについて知ってほしいわ。一緒にきれいなサボテンを観に行こうよ!」と会場を案内してくれたんです!  ナットさんは人気のあるサボテンの種類について教えてくれました。それぞれの美しい特徴や、値段のことなどなど。今日はその中の一部をご紹介しますね!  1.Gymnocalycium mihanovichii LB2178 ‘Agua Dulce’ (ギムノカリキウム・ミハノビッチ)  これはタイでは有名な種で、ギムノ属のコレクターは必ず所有している種です。この種は2000年にパラグアイのAlto州Agua Dulceの自生地で発見され採集されたものです。翌年にはロシアとドイツに種子が配布されました。丸い頭部に10本以上の房、最大で15本以上の房に分かれるそうです。最も一般的なものは10房ですが成長すると新しい房に分かれていく可能性もあります。(写真は13本の房)そして、房の数が多ければ多いほど、希少価値が高くなり値段も高くなります。  このサボテンの値段は15,000バーツ。  2. Lunar Eclipse.(月食) このサボテンもジムノの別種。価格は150,000バーツ!この値段は高いですね。先ほども言いましたが、サボテンの値段は育てる期間にも左右されます。この木は、ナットさんが小さい頃から育てていてこのように美しく育つには3年かかるそうです。  3. Melocactus. (メロカクタス)  西インド諸島南部、メキシコ南部、アメリカ、ブラジルに多いこの属のサボテンは、高さ10 – 20cmの直立した茎を持ち、成長すると楕円形の帽子のような花座ができます。メロカクタスは、種子がたくさん出て育てやすい種です。まだ成長していない小さなものは高くはありません。成木に育て、メロカクタスの開花時期の兆候であるセファリウム(花座)をつけるには、6~7年かかります。  この写真のメロカクタスの値段は3,500バーツです。  4. Red Dragon.(レッドドラゴン)  ギムノの一種です。ギムノカリキウムの特徴は、種によってアルカリ性の強弱で茎の色が変わることです。茎の表面が黒っぽい色になったり 斑点ができたりする独特の外観をしています。 斑入りギムノはその希少性と独自性のためサボテン市場で高額です。  この鉢は6,000バーツです。  5. Enoki.(エノキ) エノキはマミラリア プルモサ種です。 やわらかい白い毛が生えた丸いサボテンです。...
ラクシュミー神社

LAKSHMI SHRINE( GODDESS OF WEALTH & FORTUNE )ラクシュミー神社(富と幸運をもたらす女神)

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サワディーカー!パットです。今日はバンコクの街中にあるありがたーい女神様をご紹介します!女性に人気のパワースポットです。ゲイソン・ビレッジというデパートの中にあるなんてびっくりですよね! 美と富と豊穣を司ると言われている女神、人々は信仰すると幸運を呼び込めると信じています。 その姿には永遠の優しさと慈悲があり、美しい女性の姿をしています。魅力的でメロディアスな話し方をする女神と言われています。ヒンドゥーの神様らしくサリーを身にまとっています。いずれもあらゆる面で繁栄に導くとされていて、ヒンドゥーのカーストの考えからもあらゆる階級の女性の守護神とみなされています。 ヒンドゥー教の伝説によると、天地創造神話の中で、神と悪魔が秘薬を作るために海をかき混ぜたときに海綿から生まれたといいます。起き上がった彼女は、蓮の花の中に座り、その手にも蓮の花を持っていました。そのため、パドマやカマラ(蓮の花)の別名でも呼ばれています。日本では吉祥天としても知られています。また、ある文献によると修行僧バーヤティとナン・カヤティの娘であると書かれています。そしてカミッドの母でもあると続いています。またヒンドゥー教の最高神の一柱であるヴィシュヌ神の妻であり、他のどの女神よりも美しい容姿を持っているとされています。ラクシュミー女神は、毎回必ずヴィシュヌ神の妻として転生すると言われており、例えばヴィシュヌ神がラーマとして転生したとき、ラクシュミーはそれに追随してシーターとなるなど。興味深いお話ですよね。 母なるラクシュミーの物語は、結婚式の習慣の起源でもあります。伝説によると、その美しさはどんな神をも凌駕し、多くの神々や悪魔を惹きつけたといいます。女性が成人男性の中から夫とする相手を選ぶこと、ラクシュミーはヴィシュヌ神を選んだわけですが、これが結婚式の発祥となったそうです。ヒンドゥー教の結婚式では新婦の両親がラクシュミー神に祈りを捧げ、新郎と新婦がお互いを永遠のパートナーとして選んだという意味合いで花輪を交換する儀式が存在します。 母なるラクシュミー神は、その美しさで知られる三女神の一人です。彼女はまた、幸運の女神でもあります。ビジネス、貿易交渉の成功を授けるだけでなく、崇拝し善行を積む者には物質面と精神面の両方における富やお金、宝物を永遠に授けるとされています。 さあ、今日は友人を連れてマザー・ラクシュミーにお参りに行きます。最近、恋愛感情が高まらないと感じている人 、運が悪い、物事がうまくいかない、また商売では売り上げが悪いなどと思っている人はストレスを感じたり落胆したりしないでください。 簡単には手に入らないものですが、成功体験もあります。それには努力、決断、タイミング、そして運が必要かもしれません。ゲイソン・ビレッジのプラ・メー・ラクシュミーに参拝してみましょう。この場所は、あらゆる神聖なものを信じる人々に人気のパワースポットです。準備ができたら、一緒に旅に出ましょう。 ゲイソンビレッジへは簡単に行くことができます。街の中心部にあるので移動はとても便利です。もちろん車でも行けますが、渋滞を避けたい場合は、BTS スカイトレインで行きましょう。チットロム駅で下車。その後、6 番出口を出て、スカイウォークに沿って歩き続けます。右手にゲイソンビレッジビルの入り口が見えてきます。入ってすぐのエレベーターで4階まで上がります。外に出ると、屋上ゾーンへ行く案内板があります。 エレベーターを降りて屋外に出ると、お供え物を載せるためのトレイが置かれています。 ここではお供え物の販売はしていませんが、持ち込みが可能です。お供えすることが禁じられているものは肉類です。お供えに人気のあるものは次のとおりです。1.線香9本、ロウソク1ペア  2.花(蓮、マリーゴールド、ジャスミン、ローズなど)一番人気はハスの花です。3. 飲料水、サトウキビジュース、新鮮な牛乳、ヨーグルト、蜂蜜、赤いジュース (ナムデーン)4. 卵、米、穀類を含まないデザート 5. バナナやココナッツなどを中心とした縁起の良い果物。これらは一般的なスーパーマーケットや市場などで売っています。近場ではゲイソンの並びのBic Cスーパーマーケットや向かい側のセントラルワールド7階のTOPSスーパーマーケットなどで購入できます。 この場所は、パワースポットの 1 つと言われています。ある女性と話す機会があったのですが、彼女はこう言っていました。 彼女は空いた時間によくここを訪れるそうです。それは祝福や幸運を求めたり、愛を求めたりするためではなく、ラクシュミーを信じて彼女とその家族を守ってくれるようお祈りしているそうです。そしてこの場所に来ると魂が洗われるような気持ちになるそうですよ。 また、今日は学生たちが数人のグループで訪れていました。彼女たちは恋愛のことではなく、勉強のことをお願いに来たそうです。話しを聞いていると、ここにはいろんな願いごとをしに人々が集まっているんだなと思いました。ここは毎日午前10時から午後6時まで開放しています。有名なショッピングエリアの中心に位置するので移動も快適です。近くにはエラワン祠(グランドハイアットエラワン前)やインドラ神(アマリンプラザ前)トリムルティの祠(セントラルワールド前)ガネーシャ神(セントラルワールド前)などなどパワースポットが集中しているのもこのエリアの特徴です。買い物がてら、パワースポット巡りはいかがでしょうか?ぜひ、あなたも願い事をしに来てくださいね!

ラーマ3世記念公園 Royal Pavillion Mahajetsadabadin 

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  サワディーカー!パットです。 今日もバンコク旧市街、王宮周辺の名所をご案内します。   この公園はプミポン前国王(ラーマ9世)がラーマ3世を称えるために1990年に作られました。その時に、トリ―ムック宮殿とラーマ3世の像も据えられました。  この中庭は改修工事をされてから、広々としてとても美しい空間になりました。 そこにラーマ3世の銅像がどっしりと鎮座していらっしゃいます。椅子に腰かけた姿の銅像の大きさは実物の1.5倍ほどだそうです。   この中庭の名前Lan plubpla Maha Jetsada Bodin(ลานพลับพลามหาเจษฎาบดินทร์)の由来は、ラマ3世の名前であるチェーサダーボーディンから付けられています。外国人にはラマ3世記念公園の方が馴染みがあるかも知れません。    トリ―ムック宮殿は大きな東屋のような建物で、要人を迎え入れる迎賓館のような場所でもあります。内部は一般人は立ち入り禁止ですが、吹き抜けなので中を観ることはできます。床は大理石で屋根や柱には金と赤の模様で豪奢な雰囲気が成されています。    タイ様式の建築で、屋根は色付きの釉薬瓦(ゆうやくがわら)で葺かれています。ラチャダムヌン・クラン通りを通る時、 美しい手入れの行き届いた中庭にそびえ立つタイ建築の建物が一際目に留まります。  ワット・サケット(別名、黄金の山)近くのこの場所を訪れるとラチャダムヌン通りの雰囲気も味わえます。夕方の5時〜6時頃に来るととても良い雰囲気です。 この場所だけを観光地として訪れるのにはそれほどスケールが大きいものではないのですが、大通りに面しており広々としたスペースになっています。タイの美しい建築物を鑑賞して一息つくにもぴったりな場所です。周辺には多くの観光スポットが集まっているので、そのついでに一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか?それでは、また!  ラーマ3世記念公園への行き方  場所:戦勝記念塔から6キロ、車で約20分。 509番、59番、2番、15番、44番、47番、60番、70番、79番、157番、171番、183番、201番、503番、511番、556番など多くの路線を通るバスがあります。  営業時間 : 24時間営業。  **この場所はオープンな庭園なので、いつでも訪れることができます。 ただし夜間はライトアップされないので、あまり綺麗ではありません。 国王や王妃の誕生日などの特別な行事のときにのみ夜間ライトアップされます。** 

ワット・プラタート ドイ ステープ

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今日はチェンマイで一番有名な観光地といっても過言ではないドイステープ寺院 (ワット・プラタート・ドイ・ステープ Wat Prathat Doi Suthep)にやって来ました。 ここはかなり有名なお寺(ワット)なのですがバンコク在住の私は初めて訪れます。 ここはチェンマイ市街から15kmほど離れたステープ山(ドイは山の意味です)の山頂 近くに1383年建てられた非常に歴史がある寺院です。 訪れたのは土曜日だったのですがやはり人が多くかなりの混雑です。 では中に入ってみましょう! 中に入って他の皆さんが歩いて行く方向に行くと長~い階段が見えてきました、この階段は 306段あるらしいのですが(ごめんなさい、登るのに必死で数えていませんでした(^_^;)) 写真を見ていただくと分かるのですが階段の両側には蛇の神様ナーガいて お出迎えしてくれます。なかなかの迫力ですよ! 普段運動不足気味の私には見ただけで最後まで登るのは大変そう・・この階段の手前には 近くの集落にすむモン族の子供達が観光客と一緒に写真を撮るために座っています。 もちろん写真を撮るのが彼女たちの目的ではなく仕事なのですが決まった料金はありません 一緒に写ってくれた子供たちにチップをあげてくださいね、子供たち一人当たり 20バーツあげれば十分だと思います。 さて、再び長い階段を睨み付けてチャレンジ!途中何回か休みながら なんとか登り切りました。タイの都市部の人は意外と車社会なのであり普段歩かないのですよね。高齢者や歩くのが苦手な方にはケーブルカーで行くこともできますよ!(入場料込み50バーツ)階段を登りきると入口です。タイ人は無料で入場できるのですが外国の方は門手前右手の方にあるチケット売り場でチケット(30バーツ)を購入してください。 入口を入ると先ず靴を脱いでくださいね、入口を入った右手の方に下駄箱のようなものが 並んでいますのですぐ分かると思います。鍵も見張り役もなにもありませんので靴がなくなるのが心配な方はレジ袋とかを持参すると良いかもしれません。入ると直ぐにこの寺院と非常に関係が深い高僧クルバ・スリヴィチャイが祀られています。彼の弟子達はその後寺院の維持に尽力し、人々は彼を敬愛しました。また1935年彼の指導のもと寺院までの道路を僅か5か月弱で建築し、その功績を称え山の麓にも記念碑がありますので良ければ立ち寄ってみてください。スリヴィチャイへのお参りをすませ、そのすぐ後ろを覗くとドイステープ寺院で一番有名な黄金の仏塔があり眩しいばかりに輝いています! この仏塔には仏舎利(御釈迦様の遺骨)が収められています。参拝の方法は多くの人たちがやっていますので分かるかもしれませんが、この仏塔の周り一周に人が通れる通路がありますのでそこを時計回りにゆっくり歩きながら3周回ります。私は近くで買った蓮の花と ロウソクを持って願い事を唱えながら歩き最後に正面の仏像にお供えしてきました。 詳しい説明は省きますが様々な仏像がいたる所に祀られていますね。タイでは皆さん自分が生まれた曜日を知っていてその曜日ごとに仏像がありお参りしたりすることが良くあります。商売の神様であるガネーシャ像や涅槃像など沢山祀られていて見ていてあきません。 日本でいう「おみくじ」もありますよ! 普段寺院に行きなれているタイ人の私でも何だかパワーを貰った気分になりこの場所を 堪能したところで来た道を戻ります。来る時と逆なので休むことなく階段を一気に 下っていきました!実は下りきったあと暫くは膝が笑っていました(汗) 皆さんも気を付けてください・・。 階段を下ったところの左手奥には土産物屋が軒を連ねています。あまりしつこく 買ってくれと言われることもないので時間がある方は是非探索してみてくださいね。 海外の画家などの芸術家もスペースを借りて創作活動を行いタイらしい作品の販売を していたりもします。見ているだけでも楽しいですよ! ここには小さな乗り合いバスみたいなソンテウやトゥクトゥク、レンタカー、レンタルバイクなどでも来ることが出来ますがツアーも沢山ありますので皆さん是非一度来てみてください! Location : Srivichai Road, Suthep District, Chiang Mai Telephone : +66 5329 5000, +66 5329 5002, +66 5329 5003, +668 1028 3410 Opening...
ワット・ボウォンニウェート・ヴィハーラ

Wat Bowonniwet Vihara.ワット・ボウォンニウェート・ヴィハーラ 

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ワット・ボウォンニウェート・ヴィハーラまたはワット・ボウォンニウェート・ヴィハーラ・ラーチャヴィハーンと呼ばれるこの寺院は第一級の王室僧院です。ラッタナーコーシン王朝の王に即位する王子が出家修行する寺院であり、以前はワット・マイ(新しい寺)として知られていました。モンクット王(ラーマ4世)、チュラロンコン王(ラーマ5世)モンクット・クラオ王(ラーマ6世)、プラジャディポック王(ラーマ7世)そして、プミポン・アドゥンヤデート王(ラーマ9世)など、代々のチャクリー王朝の王族が出家しています。そしてラーマ6世と9世の御遺骨はこの寺院に安置されています。さらに、ここは 4 人の最高総主教の住居でもあります。 今もラッタナーコーシン時代の仏教にとって非常に重要な寺院なのです。  ワット・ボウォンニウェート・ヴィハーラの興味深いアート  非常に美しい建築と芸術を持つ寺院のひとつです。 バーンランプーのクラシックな雰囲気と相まって、昔のプラナコーン地区にタイムスリップしたような気分にさせてくれます。  寺院の建築様式は、タイ、中国、ヨーロッパなど、さまざまな文化が融合されています。壮大で美しい寺院です。 本堂に鎮座する仏像の一体はピサヌローク県の北側にあるワット・プラ・シー・ラッタナー・マハタートから移されたチンナシー仏。チンナシー仏はとても貴重な仏像で、あらゆる王が参詣に訪れていました。ワット・プラ・シー・ラッタナー・マハタート寺院が荒廃したため、1831年からワット・ボーウォンニウェート・ヴィハーラに祀られています。  その重要性は、ここがラーマ4世が設立したタマユットニカーイ派の総本山であるということ。最高総主教であるソムデジ・プラ・ニャーナサンヴァラ法王の執務場所であるということです。 それで多くの人はここを"総主教の宮殿 "と呼んでいます。  1914 年にラッタナコーシンの第 10 代総主教を記念してラーマ6世国王陛下のご厚意で建てられた宮殿です。かつてはラーマ4世国王陛下が建設された祈りの言葉を印刷する印刷所があった場所です。 宮殿の特徴は、コンクリート造りの平屋建てで、釉薬瓦屋根(ゆうやくがわら) 屋根の棟は漆喰格子模様(スタッコ柄)で装飾されています。 大理石で覆われた床も重厚感があり荘厳な雰囲気です。 また、ペットパレスは 1996 年に王室後援のシャム建築家協会から優秀芸術建築保存賞も受賞しています。  ラーマ9世が眠っている場所ということもあり、多くのタイ人が参拝に訪れます。 日本人の方にも興味深い建築だと思います。 カオサン通りから徒歩5分なので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね!  Address: 248 Phra Sumen Road, Bowonniwet Subdistrict, Phra...
ワット・ラチャボピット・サティマハシマラーム

ワット・ラチャボピット・サティマハシマラーム Wat Ratchabophit Sathitmahasimaram

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バンコクにはラタナコーシン王朝の歴史にとって重要なだけでなく、美しい寺院が数多くあります。 その建築物の美しさは訪れて勉強する価値が大いにあります。 そのうちの 1 つは、このエリアにある美しい寺院、ラーマ 5 世とラーマ 7 世の王室寺院であるワット・ラチャボピット・サティット・マハ・シマラームです。 バンコク唯一の王室墓地がある寺院です。 ここにラーマ 9 世(プミポン国王)のご遺体も安置されています。そしてこの寺院の大きな特徴は、西洋の世界を東洋の世界と最も完璧に融合させた寺院であることです。  ワット・ラチャボピット は、ラタナコーシン王(ラーマ 5 世)の治世に建てられました。この寺院の建設は、ラーマ5世の個人的な寺院として1869年に始まりました。建設の理由は、国王が寺院を建てるという古代王室の伝統に従うためでした。また、彼の偉大な信仰心を示すためのものでもありました。  この寺院は中央にあるプラ・マハ・チェディ(仏塔)が円形の回廊に囲まれています。手前には儀式殿があり、奥には本堂があります。この円形の回廊のスタイルは、タイで一番高く、世界最大ともいわれているナコーンパトム県のワット・プラ・パトム・チェディ以前の統治時代に開発された新しいスタイルと考えられています。 この礼拝堂はタイの伝統的な建物です。 屋根の破風は2本あります。 ポーチの切妻はガルーダの上に乗るナーラーヤナ(ヴィシュヌ神)の形で作られています。 これは通常、によって建てられた王室僧院で見られるもので、この寺院が第一級王室認定寺院であることがわかります。 本堂の外観はタイ風。内装はキリスト教の教会風。ゴシック様式の内装を採用していて、天井にはシャンデリアが吊り下げられています。寺院内の本尊は「プラ・ブッダ・アンギラス」と呼ばれる仏像で、リアルなしわのある衣を身にまとい、瞑想のポーズをとっています。ラーマ4世の治世に伝わった西洋の概念を取り入れ、ラーマ4世の治世とラーマ5世の初期に鋳造されたという歴史があります。 もう一つ、語るべきことはこの仏像の玉座の下には、チャクリー王朝の4人の王の遺骨が納められているということです。プッタルートラーナパーライ王(ラーマ2世)、ナンクラオ・チャオユア王(ラーマ3世)、モンクット王(ラーマ4世)とチュラロンコーン王(ラーマ5世)の4人でした。そして2017年、プミポン・アドゥンヤデート国王陛下(ラーマ9世)の火葬式の後、ワチラロンコン国王はラーマ9世の御遺骨もこの大理石の台座に安置するよう招請しました。  王家の墓地もワット・ラチャボピットの見どころのひとつです。この王家の墓は、王家の遺骨と遺体を納めるために建てられました。死後も残された者たちが共に大切にできるようにとの思いが込められています。王家の墓地の中には、大小さまざまな34の記念碑やモニュメントがあります。形式も様々で西洋風のものもあれば、東洋風のものもあります。実在の場所をモデルにしたものもあります。すべてを紹介するのは難しいので今日は中でも重要な4つの記念碑を紹介します。タイ様式の建物です。パゴダの上部は4つの黄金のモザイクで装飾されています。これらはすべて、互いに韻を踏んだ名前を持っています。名前と安置されている人物を紹介します。      1. 「スナンダ記念碑」にはラーマ4世(モンクット王)の娘であり、ラーマ5世の王妃でもある、スナンダ・クマリラタナ女王陛下のご遺体が納められています。 2.「ランシ ワッタナ」には、ラーマ4世の娘でラーマ5世の妹であるマハ チャクリ シリントーン王女殿下と息子や娘たちの遺骨が納められています。 3. 「サオヴァバ・ブッダ」には、千年に一度の王母と言われるスリ・パッチャリントラ・ボロンマリンタ王女殿下と息子の遺骨が納められています。...

ミュージアム・オブ・サイアム

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こんにちは!今日は人々がタイをもっと知ることができる場所と考えられているスポット「サイアム博物館」にあなたをご案内します。 タイの人々の中にはリアルな「タイ王国がどのようにしてできたのか」をまだ知らない人もいますので、この場所は重要な知識の源の一つです。 タイのアイデンティティには、過去からの興味深い歴史が関わっています。 今日はタイ人とタイ国のルーツ、歴史や様式についてみなさんにもっと知って頂きたいと思います。 ここではタイ人であろうと外国人であろうと、チケット料金は同じ価格です。 大人100バーツ、子供50バーツです。 そして、ここに来るのはとても簡単です。 MRTに乗るだけです。 サナムチャイ駅で下車し、 サイアム博物館口を出ます。  入館するとスタッフが出迎えてくれて、あなたの体温を測定します。 また、備え付けのアルコールで手を消毒することをお勧めします。 来場者数は100名以下に制限されています。これはCOVID19に対する予防措置です。私が行った時はそれほど混んでいなかったので待たずに入ることができました。 さあ、 館内にどんな面白いものがあるのか見てみましょう!  中に入るとチケット売り場があります。 チケットを買うと2冊のノートをくれます。 青い方はメモを取るために使用できます。 オレンジ色の方は美術館の部屋の数と名前など詳細が描かれています。 残念ながら、タイ語しかありません。 私はスタッフに外国人向けの英語版もあった方が良いと提案しました。 スタッフさんも素敵な方で、私の話を聞いて近い将来改善すると言ってくれました。  この博物館は3階建てです。 スタッフから3階にある最初の部屋から見学することを勧められました。 ここにはエレベーターはないので、階段を上る必要があります。 エクササイズもできますねー! :) 3階に上がって来ました。この博物館には全部で14の部屋があります。  さて、 最初の部屋から見て行きましょう!  中に入ると、美しいタイのドレスを着た女性の姿が目にとまりました。私はスタッフにこれは何のためにあるのか、何を伝えたいのか聞いてみました。 マネキンが着ているドレスは、チュンポーン県のミス・グランドがコンテストの時に来た衣装とのことでした。 そしてこのドレスのポイント、兵士の戦闘服である迷彩の布地。タイ以外のどの国がドレスを作るのにこれを使うでしょうか?これが本当のタイ人を伝える? あなたはどう思いますか?...

ワット・パクナム

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日本の皆さんお元気ですか?今日はワット・パクナム・パーシーチャロン(意味としてはパーシーチャロン河口のお寺)をご紹介します。この寺院はここ数年インスタ映えするスポットとして特に日本人の間で有名になった所で実は私も初めて来ました。場所は有名なワット・アルンの西側4~5Kmに位置しBTSスカイトレイン、シーロム線のタラートプルー駅又はウタカート駅からタクシーで来るのが便利かと思います。 日本の皆さんの間で有名になったのは2004年に建築が始まり2012年に完成した大仏塔が出来てからですがこのお寺の歴史は古く500年程前のアユタヤ朝時代に建立されたようです。では早速散策してみましょう!建物の中に食べ物とかは持って入れませんので気を付けてくださいね! この建物が大仏塔です。右の端にちょっと見えるのが1階の入り口、左側の外階段の上に見えるのが2階の入り口です。自由に拝観できるのでどちらから入っても構いません。 2階の入り口には靴を入れる袋が置いてありましたので紛失が心配な方はこれを利用することをお勧めします。 エレベーターの稼働土日のみですが階段の上り下りが困難な方は平日でも動かしてくれます。 ノースリーブ、ショートパンツなどの服装をして来てしまった場合羽織る物を借りてくださいね。1階の入り口付近に置いてあります。返すのを忘れて着たまま帰らないでください!? 先ずは一番有名な大仏塔に向かいます。所々に看板があり迷うことはなさそうです。「緑ガラス仏塔」と書いた日本語の看板もあります、でも、もう少し気の利いた日本語の名前はなかったのでしょうか(笑)大仏塔は白い大きな建物でお寺の敷地もそれほどは広くないので迷うことなく到着することが出来るかと思います。外観からだと分かりづらいですが中は5階建てになっていて1階は博物館、主にタイの文化や車や馬車、農機具から書物までアンティークな品々が並べられています。 2階はとても静かな広間になっていて瞑想をしたり会議や儀式を行う部屋になっています。3階も博物館で主にこのお寺にゆかりのある品々が展示されています。4階はルアンポーソッド高僧を初め黄金の仏像が安置されています。そして5階がエメラルドグリーン色のガラス仏塔があるフロアになっています。私たちは1階の入り口手前に置いてあった靴置き場で靴を脱いで外階段を上がり2階から中に入ることにします。っと!靴を脱いだ瞬間・・暑い!!靴を脱いだ所は未だ外で日がもろに当たり焼けた砂浜のようになっていてとても暑く目玉焼きが焼けそうです!?靴下を履いていれば問題ないと思いますが注意してくださいね。 外階段の2階のところに靴入れのビニール袋が置いてあったのでそこで靴を脱げば良かったかもです!もちろんここも寺院ですので他のお寺と同じく服装にはご注意ください。もし肌の露出の多い服装をしてきてしまった場合は1階で羽織るものを無料で貸してくれますのでお忘れなく。平日はエレベーターが動いてないのですがこの日は土曜日、楽をして5階に向かいました。(平日でも歩くのが困難とかお年寄りの方はお寺の人に頼めばエレベーターを動かしてもらえます) 5階に着くといきなり写真で見たとおりの光景が飛び込んできました!まるで異次元に迷い込んでしまった雰囲気を味わえます。人もそれほど多くないのでゆっくり写真を撮ることも出来そうです。このガラス仏塔は「プララタナチェディシーマハモンコル」と呼ばれているらしく一番上には尊敬するルアンポーソッド高僧が祀られています。ガラス仏塔の周りの装飾や黄金色の柱、天井画と幾ら見ていても飽きないと思います。 写真を撮るのが目的の人が多いとはいえここは神聖な場所、皆さん静かに心を落ち着かせ見学をしてくださいね。有名観光地などに比べると人はまだまだ少ないので落ち着いて写真撮影をするには良い環境だと思います。20分程5階にいたでしょうか?そろそろ階段で1階づつ下に下りながら各フロアを見学する事にします。 この寺院は日本の千葉県成田市にも分院が在るくらい日本とも関係が深くここ博物館でも日本の古いものを色々と見ることが出来ます。さて大仏塔を一通り見学し喉が渇いたので売店で一休みして次は本堂へ向かいます。そうそう売店の隣でタイの宝くじを売っていたのですが店のおばさんが「このお寺のご利益で当たるかもしれないから買っていったどうか?」みたいな事を言っていました。本当かな・・(笑)実はタイ人は宝くじとかロトとか賭け事が好きな人が多いです。本堂へは看板に従って歩いていけば直ぐ到着することが出来ます、これも多分迷うことはないと思います。 本堂に入り口に靴置き場がありますのでここで靴を脱いで中に入ります。 外は炎天下ですが床は大理石でひんやりしていますしちょっとほっとしますよ!そのまま真っ直ぐ進むとルアンポーソッド高僧に像があります。ここで座ってお祈りを捧げるとともに日本で言うおみくじをやってみました。昔香港に行った時に同じようなのを見たことがありますがタイでもこのおみくじは良く見かけます。やり方は難しくなく番号が書いてある木札の入った丸い入れ物をカシャカシャと降ると一本だけ浮いてきますのでそれが床に落ちるまで降り続け落ちた木札の番号のおみくじを棚から取って読みます。この紙は持って帰って良いですし多くの人はまた同じ棚に返したりします。タイ語の他に英語と中国語で書いてありますが残念ながら日本語はありませんでした。私の引いたのは可もなく不可もなくみたいな感じかな? おみくじを引いた直ぐ脇に2階に行く階段がありその上は人々が祈りを捧げたり儀式をしたり する場所です。階段を上ると直ぐ正面に仏壇がありその棺の中には約60年前に亡くなったルアンポーソッド高僧のご遺体が火葬されず安置されている事とのです。ちょうど行った時は何かの儀式をやっていて僧侶や信者の方たちが沢山いて厳粛な雰囲気でした。 1階に降りて先ほどおみくじを引いた場所を更に奥に進むと本堂を抜けて運河に突き当たります。この運河がパーシーチャロン運河ですね。昔今ほど道路が整備されていなかった時代は今以上に運河が果たす交通の役目は大きかったです。途中で魚のエサ(賞味期限切れで硬くなったパンみたいです)を10バーツで売っていたので買って運河に投げ入れてみたらびっくり!気持ち悪いくらい沢山に魚がエサに食らいつきます。この魚はナマズの仲間ですがタイ人はあまり食べることをしません。エサを持っていると鳩とかも狙ってくるので一応気を付けてくださいね! 本堂の中に犬や猫が寝ていたりのんびりした雰囲気と瞑想している人や祈りを捧げる人たちの厳粛な雰囲気が有名な観光地の寺院とはちょっと違っていて楽しかったです。日本人も多く来ていますし皆さんも機会があれば是非行ってみてください!では、また。 場所:Pak Khlong Phasi Charoen Supdistrict、Phasi Charoen District、バンコク10160営業日:毎日(パゴダは08:00-18:00)