サワディーカー!パットです!
今日ご紹介するクイッティアオクアガイはタイ人に昔から愛されてきた美味しい麺料理です。クイッティアオ =麺、クア=炒める、ガイ=鶏肉という意味で、中国南部の料理の影響を受けたタイ料理の一種でローストした鶏肉とセンヤイ(幅広米粉麺)を使ったタイ風焼きそばです。タイの焼きそばと言えばパッタイが有名ですが、こちらはきしめんのような太い平べったい麺とチキンを蒸し焼きにしていて、味も全く違うシンプルな美味しさで調味料で好みの味にできます。辛くないのも特徴で、日本人の口に合うと思います。
かつてはローストチキンはお粥と一緒に販売されるのが一般的でした。その後、お粥と同じように炭火のコンロで鍋に麺を入れて炒めるようになったのがこのクイッティアオクアガイです。中国人がレシピを持ち込んで、タイの人たちに食べさせたのが始まりです。その後、タイ人好みの味になるようにレシピを改良してきたのです。今も中国人オーナーが本格的な中国のレシピを使用しているレストランもあります。
タイには、このメニューを販売している有名なレストランがたくさんあります。
今日はその中から3店をご紹介します。美味しいクイッティアオクアガイといえば、必ず最初に出てくるのがこの3つのレストランです。
1.Ann Guay Tiew Kua gai
このお店の1号店はプラプラチャイエリアにあります。 オーナーのAnn Apinya Opasjaratの名前からとったアンのクイッティアオクアガイは素晴らしいローストチキンのレシピを父の世代から受け継いでいて、独特の味わいがあります。食べた人は誰でも魅了されるに違いありません。 これも言っておかなければ!このお店は 長年ミシュランの星を獲得しているレストランです。少数のお店だけがもらえる称号です。にもかかわらず、値段は決して高くありません。一杯わずか50バーツです。 そして何より重要なのは、味が他のお店とは違います。香ばしい香りがする麺はカリカリになるまでローストされていますが中は柔らかい。そして、マリネされたチキンのまろやかな味わい。。 私のこのレストランの評価は10点中10点満点です!とっても美味しいので期待してくださいね!
このお店は、プラプラチャイの交差点近くにあります。セントラルホスピタルの手前、警察署と同じ側にありMRTではサムヨード駅で下車し、そのまま500mほど歩くと到着します。
Address: 419 Luang 5 Road, Thepsirin Subdistrict Pom Prap Chosattrupai District, Bangkok.
Phone number : 02-621-5199,085-058-9766
open daily from 1:30PM. – 9:00PM.
2.Mr.Hong Guay Tiew Kua gai
ンナイホンは40年以上続いている老舗店です。(創業者のホン氏は1977年に開業したと言っています)このレストランはパドゥン・クルンカセム運河沿いのルークルアン通りにある1号店とラムカムヘンソイ24のラジャマンガラスタジアムの裏手の二か所があります。私はルークルアン通りの1号店に来ました。
現在、創業者のホン氏はラムカムヘンのお店に居り、こちらの1号店は孫娘が監修して、シェフがすべての料理を作っています。とはいえ、この店が魅力的なのは、今でも伝統的なレシピを炭火焼で作っている点です。これにより炭火の香りが漂うクイッティアオクアガイが味わえます。でも、アンの店の味ほどまろやかではないと思いました。 さらにここで食事をする場合、お皿がないので、包装紙から箸で食べることになります。オーナー曰く、Covid19の集団発生以降、テイクアウト専門店にし、お皿を廃止しました。現在は規制は緩和されて、お店で食事をしたいお客さんにはテイクアウト用の包装紙で食べてもらいます。価格は一杯60バーツ。 アンのレストランより高いです。私はアンのレストランの方がまろやかで美味しいと思いました。
Address: Luk Luang Road Soi 8, Mahanak Intersection, Dusit District, Bangkok. Phone number 082-0566999.
こちらはBTSやMRTなどの駅が遠いのでタクシーで行くことをお勧めします。
3. Jae Keng, Je Ngim Guay Tiew Kua gai
創業60年の老舗ローストチキンヌードル店です。Jae Kengさんは幼いころからクイッティアオクアガイの販売を手伝っていたそうです。その後、スアンマリ地区周辺の路上で販売するようになりました。(お店の場所は不定期に移動していました。ローストチキンは炭火コンロを使うので、近隣の人からよく移動を頼まれたそうです。5555)現在は3代目の長女が彼女のJe Ngimという名前を付けて受け継ぎ、義理の息子さんと一緒に、元の場所から数歩離れたソイ・スアンマリ3とソイ・チャレームケット4の交差点近くのChinese Medical Associationの隣にある2階建ての小さな古いショップに移りました。
このお店の味は外はカリッと、中はふんわりとした食感で美味しいです。60バーツという値段はリーズナブルだと思います。このレストランは伝説的で多くの有名人がこの店に食べに来ます。
Address: Next to the Chinese Medical Association in Thailand Next to Wat Thewi Worayat, Chalermkhet 4Road, Pom Prap Sattru Phai District, Bangkok.
Call: 08-7028-0721 (Ngm) 08-9532-6592 (Chuan)
Open for service: 10:30 – 21:00 Monday – Saturday. off Sunday
MRTサムヨード駅で下車、 約300メートル。
今回ご紹介したクイッティアオクアガイも、トムヤムクンやパッタイに負けないポピュラーな屋台メシだと思うんです。少し焦げたような独特の香ばしい風味、カリッとしていながらもちもちの食感。一皿で栄養満点、お腹も満足。辛過ぎず、しょっぱ過ぎず食べやすい味です。チリソースと胡椒をかけるのもおすすめです。タイに来る機会があればぜひ味わってみてくださいね!