Pansib with fish filling タイのユニークなお手軽スナック! パンシップ(魚の詰め物が入った揚げ菓子) (ขนมปั้นสิบ )

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サワディーカー!パットです。今日は「パンシップ」または「パンクリブ」とも呼ばれるお菓子を紹介します。これは伝統的なタイの揚げ菓子で、昔からタイ人がアフタヌーンティーなどで好んで食べていた軽食です。このお菓子が何なのか知らない人も多いのではないでしょうか。タイ人以外にはそれほど有名じゃないかも知れません。「パンシップ」はどんなものでしょう? 初めはタイ南部のパッタルン県の農家で発祥したと言われています。 米づくりの合間に余暇を過ごす人たちがここで収穫される在来種である「サンヨド米」という米を使い、中の具には地元産の魚を使って作りました。これが良く売れたので、農家の副収入となり、地域の人たちに多くの収入が入るようになりました。それ以来、ビジネスは成長を続け、国内市場と海外市場の両方で販売できるようになりました。 現在、パッタルン県のカノムパンシップはとても人気があり、主な市場はバンコク、インドネシア、マレーシアまで広がっています。販売のほとんどはパッタルン県から仲買人へ卸売りされてお店などに転売されています。 

カノム・パンシップの作り方です。 
小麦粉に米粉、ココナッツミルク、卵、植物油、石灰水を適量混ぜてちょうど良い生地になるまでよくこねて混ぜます。 生地を小さく分け、薄い円盤状に伸ばします。パンシップの具にはムーヨーン(豚のフレーク)、ゴマなどがありますが、最も人気があるのはプラ―(魚)です。丸い生地に具を挟んで半分に折り、生地の端と端を合わせてらせん状に巻きます。ぱっと見小さな餃子のような感じです。 それを油で揚げて出来上がりです。 
「パンシップ」の名前の由来はパン(型)シップ(10)で、これは作るときに10本の指すべてを使って成形しなければならないという意味があります。もう一つの呼び名「パンクリブ」は具材を包む生地の端を集め、折りたたんで丸めるこの動作のことを意味しています。どちらも作り方に関係しているのがおもしろいですね。このお菓子はその技術にこだわって作られてきたものなのでしょう。  

さあ、今日は2軒のお店をご案内します! 

1.Pansib Khun Tik. 

「パンシップクンティック」はお土産を買うのにぜひ立ち寄りたいお店です。この地域では有名なお店で小売、卸売ともにやっています。 このお店のカノムパンシップには魚がたっぷり入っていて評判通りとても美味しいです。 薄い生地にたっぷりの美味しい具材。  
毎日出来立てを売っています。 
5つのサイズが販売されていて、価格は45バーツ(30個入り)~220バーツ(150個入り) 

お店の場所は3-5 Market behind the Ministry of Finance, Rama VI Road, Samsen Nai, Phaya Thai, Bangkok. (財務省裏のマーケット内です。) 

2.Pansib Jiraporn. 

こちらのお店は価格が安いです。 でもあまり美味しくない。5555。 生地が硬くて、中身の具は少ない。出来立てではないようです。 でも安いので売れ行きは良いようです。お試しにはいいかも。お店はソイ・ラチャウィティ18にあります。 

価格は小20バーツ、中40バーツ、大80バーツです。 

ミニスナック「パンシップ」 このタイプのお菓子は、お茶やハーブと一緒に食べるのが一般的です。伝統的なお菓子ですが、タイの若者のほとんどは、この種のスナックを食べるのが好きではありません。 それどころか存在を知らないかもしれません。 しかし、私はパンシップはタイならではのユニークなスナックだと思います。ぜひ試してみてほしいです。 購入するのはそれほど難しくありません。 ただしスーパーでは売っていないかもしれません。 タイを訪れたら探してみてくださいね。それではまた! 

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