焼き豚のせご飯 – カオ ムー デーン Barbecued red pork in sauce with rice (ข้าวหมูแดง – Kao moo dang)

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本日紹介する料理「カオムーデーン」はカオ(ご飯)ムー(豚肉)デーン(赤)という名の通り、赤く色づけた焼き豚と揚げ豚に甘いタレをかけてゆで卵などを添えたタイ風焼き豚のせご飯です。豚肉を様々なスパイスでマリネして炭火でこんがり焼いた焼き豚にたっぷりとかけた甘いソースがマッチしてご飯にぴったり。ぜひ皆さんにも試してほしい一品です。

カオムーデーンの歴史は定かではないのですが、第二次世界大戦終わり頃、タイでは豚の赤身肉を使ったご飯はシンプルな料理でした。現在は様々なレシピによるものが一般的に食べられるようになりました。広東料理が発祥のカオムーデーンの赤い焼き豚は豚肉をきび砂糖と香辛料に漬け込んでから焼くのが一般的で、色鮮やかに仕上がるほか、肉の保存期間も少し長くなるそうです。伝統的な手法の焼き豚は、はっきりとした赤色ではありません。タイの典型的なレストランスタイルは食紅を使って豚肉に色を塗り、はっきりした赤に染めて食欲をそそるようにしています。ムーデーンは 広東語の原名「”Cha Xiu”チャーシュー」(直訳すると赤い豚肉)に由来していて、「赤い豚肉という名前がついているならはっきりとした赤でなければならない」というタイ人のこだわりで、現代のムーデーンの色が派手な赤色になったようです。カオムーデーンは屋台、フードコート、レストランなど割とどこにでもあるメニューですが、なかなか美味しいお店が見つかりません。お店ごとに味が違います。

外国人の中には、この料理を知らない、食べたことがないという人もいるかもしれません。しかし、このメニューもタイでは有名な料理のひとつとされていますのでぜひ食べてみてほしいです。美味しいお店を見つけるのは難しいと思いますので、今日は、有名なカオムーデーンのレストランを皆さんにご紹介したいと思います。

1.Thanee Restaurant

バンコクの老舗カオムーデーンの店「ターニー」。カオムーデーンのお店は街のいたるところにありますが、レッドポークとクリスピーポークを作る職人技は、味と焼き方によって異なります。 明らかな勝敗の差は、その店独自のソースにあります。ソースがおいしくないと、まったくおいしくありません。 50歳以上の食通に愛される名店が「ターニ―」です。 このレストランは50年以上営業しています。 オリジナルのソースは、甘過ぎず、しょっぱ過ぎず、とても濃厚、 とてもまろやかな味わいです。 赤豚は香ばしくて柔らかかったです。 クリスピーポークは絶妙な歯ごたえです。価格は 70 バーツ、スペシャルは 90 バーツ。とても美味しかったです。

Location     :     Phahonyothin, Bangkok (In the mouth of Soi Ratchakru, Phahonyothin Road (ソイ Phahonyothin 5の近く)

Tell            :     0974564455, 022783987

行き方:BTSアーリー駅で下車し、3 番出口を出ます。レストランは BTS アーリー駅から約50 メートルです。

2.Nai Suun restaurant

多くの人が好きなカオムーデーン店にランクインしているNai Suun。味は言うまでもありません。食べてみれば、期待を裏切られることはないと思います。80年以上売れ続けている実績があります。常連客も時間を問わず多くのお客が訪れる人気店です。このレストランは巨大ブランコ(サオ・チンチャー)の近く、バンコク市庁舎の向かいにあり、現バンコク知事であるチャットチャート氏の行きつけののレストランでもあります。値段は一皿60バーツ、スペシャルは一皿70バーツです。このお店のソースは 私にとってはあまり濃くありませんでした。豚肉が硬く、柔らかくない。美味しい店ベスト5に入る有名店なのでもっと美味しいと期待して行ったのですが…ただ、人それぞれ好みがあると思いますのでこのお店のカオムーデーンがベストな人もいるかも。

Location     :     142, Dinso, Sao Chingcha, Phra Nakhon, Bangkok Bangkok
 (路地の前、ソイTuk Din、セブンイレブンの隣)

Tell            :     022248773, 0851448628

行き方   :    MRT(地下鉄)サムヨット駅(Sam Yot Station)で下車し、2番出口を出ます。そこからトゥクトゥクかタクシーで100バーツ以下です。

3.Sriwat Restaurant

このレストランは20年近く営業している人気店です。特に昼休みは近くの会社員が食べに来るので長い行列で待つことになります。この店は、他店よりご飯の量が多いので会社員に人気のようです。味はタレはやや甘め。叉焼はあまり香ばしくないが、クリスピーポークはカリッとしてとても美味しい。値段は60バーツ、スペシャルが70バーツです。ご飯が多かったので、夜までお腹いっぱいでした。5555

Location     :     53/10, Kubon Road, Ramintra, Bangkok, 10230, Thailand Bangkok (Soi Khu Bonの入り口付近、7-11を過ぎてKanchanaburi Thong Shopを少し過ぎたところ、Kubon Soi 4の向かい側)

Tell         :     02-509-9128, 081-557-2699

行き方 :  電車の駅は遠いので自家用車かタクシーを利用してください。

いかがでしたか?カオムーデーンは皆さんにぜひ試してもらいたい料理の一つです。
全く辛くなく食べやすい料理ですが独特の味わいがあります。一度食べたらきっと気に入ってすべての有名店で食べてみたいと思うかもしれませんよ。店ごとの秘伝ソースを食べ比べてお気に入りを探してみてくださいね!それではまた。

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