ミュージアム・オブ・サイアム

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こんにちは!今日は人々がタイをもっと知ることができる場所と考えられているスポット「サイアム博物館」にあなたをご案内します。 タイの人々の中にはリアルな「タイ王国がどのようにしてできたのか」をまだ知らない人もいますので、この場所は重要な知識の源の一つです。 タイのアイデンティティには、過去からの興味深い歴史が関わっています。 
今日はタイ人とタイ国のルーツ、歴史や様式についてみなさんにもっと知って頂きたいと思います。

ここではタイ人であろうと外国人であろうと、チケット料金は同じ価格です。 大人100バーツ、子供50バーツです。 そして、ここに来るのはとても簡単です。 MRTに乗るだけです。 サナムチャイ駅で下車し、 サイアム博物館口を出ます。 

入館するとスタッフが出迎えてくれて、あなたの体温を測定します。 また、備え付けのアルコールで手を消毒することをお勧めします。 来場者数は100名以下に制限されています。これはCOVID19に対する予防措置です。私が行った時はそれほど混んでいなかったので待たずに入ることができました。 
さあ、 館内にどんな面白いものがあるのか見てみましょう! 

中に入るとチケット売り場があります。 チケットを買うと2冊のノートをくれます。 青い方はメモを取るために使用できます。 オレンジ色の方は美術館の部屋の数と名前など詳細が描かれています。 残念ながら、タイ語しかありません。 私はスタッフに外国人向けの英語版もあった方が良いと提案しました。 スタッフさんも素敵な方で、私の話を聞いて近い将来改善すると言ってくれました。 

この博物館は3階建てです。 スタッフから3階にある最初の部屋から見学することを勧められました。 ここにはエレベーターはないので、階段を上る必要があります。 
エクササイズもできますねー! 🙂

3階に上がって来ました。この博物館には全部で14の部屋があります。  
さて、 最初の部屋から見て行きましょう! 

1番目の部屋。部屋の名前は “This Thai” 

中に入ると、美しいタイのドレスを着た女性の姿が目にとまりました。私はスタッフにこれは何のためにあるのか、何を伝えたいのか聞いてみました。 マネキンが着ているドレスは、チュンポーン県のミス・グランドがコンテストの時に来た衣装とのことでした。 
そしてこのドレスのポイント、兵士の戦闘服である迷彩の布地。タイ以外のどの国がドレスを作るのにこれを使うでしょうか?これが本当のタイ人を伝える? あなたはどう思いますか? この迷彩の生地。タイならではのことだと思いますか? 

2番目に部屋では、思いつく様々なオブジェが飾られています……これがタイ? 
様々なものが混在したような「タイネス(タイらしさ)」なのでしょうか。 

最初のスコータイの石碑には、タイの歴史、タイ語、そして「父が子供を守る」という慈悲深い家父長制として特徴づけられるタイ式王権の始まりであると書かれています。 ラマ4世は、タイのアイデンティティを反映したこの碑文の言葉の重要性を認識し、サイアムが長く継続的な歴史を持つ文明国であったことの証拠として、ジョン・ボウリング卿(英国大使)に翻訳版を提示しました。 

ワットポーは1831年に大規模な改修を行いました。ラマ3世は寺院をタイ人の教育センターにしたいと考えていたため、文学から薬のレシピまでの教科書を収集して改訂し、ワットポー周辺の石板に彫刻を施しました。 30組のマッサージテクニック画も作成され、現在はワットポー伝統医学レシピとして知られています。 セルフマッサージの80姿勢のリシフィギュア(ルーシーダットン像)もあります。 薬草も寺院の周りで栽培されています。 

この部屋はタイの各時代のアイデンティティを示します。 展示されているすべてのアイテムが それを表しています。そしてショーでは、なぜこれがタイネス(タイらしさ)なのかを教えてくれます。誰がどんな理由で。この部屋でタイの意味をよりよく理解することができます。 

さあ、試してみよう! テーブルの上に立方体が見えますか? それぞれにさまざまなアイコンが付いています。 これらの27個のキューブには、国、宗教、王の3つのカテゴリーにグループ化された27個のアイコンが描かれています。それらを正しくカテゴリー毎に分類すると、壁に美しい画像が表示されます。 

 この部屋は宮殿の玉座の間をイメージして作られています。 玉座は王が座る場所であるため、宮殿の最も重要な部分です。 王は、古代タイの宇宙論の宇宙の中心である須弥山(しゅみせん)に住むインドラとして尊敬されています。 

一見ファッションショーのようですが、違いますよ! これらの美しい衣服は、タイらしさの度合いを表しています。 いずれも「タイコスチューム」ですが、タイらしさの度合いはさまざまです。「タイのコスチューム」と言えば私たちは通常、宮廷での伝統的な衣服を思い浮かべます。 それは強烈なタイらしさを感じさせます。 

3階の全7室はこれでおしまい。 次は2階に降りて 7〜14番の部屋を見に行きましょう! 

この部屋にはタイを代表するものがたくさんあります。いくつかは私が子供の頃にあった懐かしいものです。 これらのアイテムはタイにしか無いものだと思います。あなたは見たことがありますか? 

1960-70年代にあらゆる種類の製品に使用されました。  
しかし、今はあまり広く使われていません。今ではビニール袋の方が主流です。 
デパートではまだ使われているところもあります。 

誰が考えたのか。 これはタイの人々の知恵のひとつです。 さまざまな調味料をいっぺんに運べます。便利ですよね。昔から現在まで使われている物です。 

1950年代のもの。 今では長方形のビニール袋は輪の持ち手が付いているビニール袋かプラスチック製のカップに代わりました。 

時代は現在のもの。  握りやすいデザイン。 さまざまなコイン用に完璧に設計された仕切り。 チケットを引き裂いてマーキングするための鋭利なカバー。すべてのアイテムの中で最も賢い発明の1つです。

リサーチによると、30種類以上の種類と味があります。 

ここではタイと海外の文化の違いを知ることができます。 
ずらっと並んだ箱にのぞき穴があります。真ん中に立って箱の中を見てください。 
箱の下のボタンが左右に移動します。左に移動するとタイの、右に移動すると外国の文化を見ることができます。 

例えば左側はタイのフルーツカービング。右側は海外のフルーツプレートです。 

この部屋は、かつての教室の雰囲気を表現しています。 博物館が貸してくれる制服を着ることもできます。 子供の頃に戻ることができますね。 実は私も懐かしい制服を着てみたいのですが・・・この制服は多くの人に着られていると思うのでちょっと遠慮しておきます。5555 

このギャラリーでタイの味を感じよう! さまざまな「タイ料理メニュー」からお選びいただけます。 これらの世界的に有名な料理について学びましょう。 秘密はプレートにあります―お皿を裏返してみて下さい。

このギャラリーで「タイネス」の起源を知ろう。 絶妙なタイの芸術のルーツは、実は外国の文化なのです。 

多くのタイの人々は信念を持っています。 目に見えない聖なるもの。 仏教。 
そして 迷信やお守りを信じています。 

オレンジ色のボックスにはタイの伝統が、緑色のボックスにはタイのお祭りが、青いボックスにはタイのマナーのリーフレットが入っています。リーフレットを読んで各トピックの詳細を学ぶことができます。 楽しいゲームやアクティビティもあります。しかし残念ながら現在、一時的に閉鎖されているので、今日はゲームはできませんでした。 

いよいよ最後の部屋に着きました。ここでは衣類と宝石を貸し出していて、 着替えてレトロな写真を無料で撮ることができます。 記念になりますね!この最後の部屋は特に人気があります。 みんなここで写真を撮るのを待っていました。  

いかがでしたか? 14室すべてを訪れた後、あなたはタイについてどう思いますか?  
タイのアイデンティティは美しいですか? 気に入っていただけるといいけど。  
そして、タイに来たらぜひこの場所を訪れてくださいね。 

Location       :       4 Sanam Chai Road, Phra Nakhon, Bangkok    10200 Thailand 

Contact        :       02-225-2777#123 

Time             :       Open Tuesday – Sunday 10 am – 6 pm. (Closed Mondays) 

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